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一体なんですか?なんであんなに人気があるのですが、
宮崎監督が言いたいことってなんですか?
わかりません。自分的には別に凄いとも思いませんが、
何かが隠れているのではないかと気になります。
あとエヴァンゲリオンもです。あのアニメは見ていて疲れます。
お願いします、教えてください。

A 回答 (24件中1~10件)

まず、千と千尋の神隠しのテーマですが、作中の台詞に「一度あったことは忘れないものさ。

思い出せないだけで。」と言うものがあります。
この物語は正にこの台詞そのものであり、全てを表しているんだと私は思います。

それと、ネタバレというか憶測というかですが、あの物語の最後にハクは湯婆婆に殺されてしまうと宮崎駿監督が述べていました。
あの2人の別れのシーンでハクの手だけが名残惜しげに画面から消えていくのはそのためだそうです。
そして、ハクは魂だけになって元の場所に帰るんだそうです。
また、トンネルを抜けた後の千尋に湯屋での記憶はありません。
最初の母親との会話のシーンが最後にもう一度出てくるのはそこに繋がるからであり、彼女たちの記憶にはトンネルを入ってから抜けるまでのものしか無いのです。

そしてハクが死ぬこと、千尋に記憶が無いことを踏まえて、テーマソングの「いつも何度でも」と「いのちの名前」を聴くと、心に沁みるものがあります。
「いつも何度でも」はハク目線の歌、「いのちの名前」は千尋目線の歌となっているので、そのあたりを考えて聴いてみてください。
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今の所、「千と千尋の神隠し」は私の中で一番の作品です。

 毎週みても飽きません。

「千と千尋の神隠し」は日本人として一番つかみ所の有る作品ではないかと思うのです。 

他にも「となりのトトロ」なんかも有りますね。 日本で生まれ育った方なら、あの懐かしい田舎の夏の風景に愛着が湧きますよね。

同じ様に、「千と千尋」も日本人の心の中に有る懐かしさをついている作品だと思います。

良く覚えていませんが、私も初めて見た時は半分は内容を分かっていなかったと思います。

しかし、みればみる程に体に染み付いてくる様な哀愁が有る作品ではないかと思うのです。

頭で考えるより心で感じた方がより深く理解出来て、又、日本人だからこそ自然に分かる事も沢山映画の中に詰め込まれています。

多くの人が「良い映画」と言う理由の一つは、世界観の素晴らしさ、そして誰もが知っている様な懐かしい雰囲気。

これらが、大半の理由ではないかと思うのです。 だからこそ、多くの人が惹き付けられる映画。

是非、もう一度時間のある時に見てみてはいかがでしょうか?

見返せば見返す程、愛着が湧いてきますよ。
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『千と千尋』を観ていて、ただ単純になるほどなあ... と思いました。

それは冒険物語ではありますが、癒しの物語のようなきがしたからです。
ファンタジーですが、冒頭の親子関係は夫婦と一人娘という今の日本家族の真実な姿であり、主人公は特別美人でもなく普通の女の子だからです。そして、千尋が迷い込んだ東洋風の何とも摩訶不思議の世界には古来からのさまざまな日本的イメージが溢れているのも惹かれました。
この作品で人気が出たのは人々の心の深い層に触れるため、観る者に不思議な感動を与えたんだとおもいます。宮崎アニメはずっとそういう力を発揮してきましたが、大きく年代が変わるという時に作られたこの作品は、現代の昔話のような作品になったのだと私は感じました。
 宮崎監督は「桃太郎」や「浦島太郎」といった日本古来の昔話のような、日本人の心を映す鏡のような物語が、現代では何か本来の自信や力を失いつつある今の社会であると考えているようにも私は感じました。今の時代にそれを言いたかったのではないのでしょうか。
「千と千尋」は何か魂が、さ迷っているような現代人、とりわけ今の自信を無くした、社会をあたかも子供たちになぞらえて、彼ら自身が主人公となって、自らの魂を取り戻し、少しずつ冒険を積んで逞しくなって行くという物語でしたので、結果的に監督は現代版の日本昔話を創造したのではないかと思いました。
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時間がたってるのにすいません。



私もそうだったので出てきました。
が、私が友人に言われたのは
あの感性がわからない人間は
感受性がニブイ・冷たいのだそうです。
ひどい言われようだと思いましたが
はずれてもいないので、納得しました。

しかし、宮崎作品と庵野作品は
くらべちゃならんですよ。
庵野作品は、ただたんにかき混ぜ
すぎて、いいたいことが本当に
かすれています。

その点、宮崎作品は、波長の合う人間には
絶大なメッセージが込められていると思います。

そんな私たちは軽めの子供用のアニメにするか
見ないかにした方がいいのかもしれませんね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2003/03/06 13:28

「千と千尋の神隠し」について


もう、色々な意見も出尽くしたかも知れませんが、
ひとつサラっと皆さんの意見を見渡して挙げられていない事実を記します。

宮崎監督がある雑誌(忘れました)で映画公開前にインタビューに答えられていた内容です。
(一字一句そのままではありません)
「この映画は私の友達のための映画です」
この"友達"というのは宮崎監督のご親戚のお子さんで(姪だったかな)、
10歳ぐらいの女の子(千尋と同じ年齢)です。
「現代社会は今の子供達が成長するのに相応しくないから、
私の友達にむけてのメッセージとして見せてあげたい」
「一時的なヒットはあるかも知れませんが、本質はエンターテイメント作品じゃないです。」
つまり昔の良き時代の日本と比べて今の日本はモラルが下がっていたり、
自然が少なくなっていたり、
心に神様を意識することによって自分の理性を保ち、
戒める心が忘れられたり、軽んじられたりすることによって
子供達の成長の為の環境が歪んでいることを嘆いた監督の
子供達(とくに10歳前後の女の子)へのメッセージとして作られたわけです。
つまり厳密な意味で一般向けじゃない映画だ(苦笑)と監督自身が発言しています。

ジブリブランドだとか、宮崎作品だとか、過剰な宣伝で空前の大ヒットと
なったわけですが、
監督自身はそれを狙っていたわけではないのです。

私もエンターテイメントとしての宮崎作品(特にラピュタ、紅の豚)は好きですが、
このメッセージを読んでいた私は映画館に見に行くことはせず、DVDを知り合いから借りて
見ました。一度だけ。
監督の意図はわかりましたが、確かにディテールの細かさや描写などは確かに特筆に価すべきものですね。
宮崎監督は、というかスタジオジブリはそういうところには非常にこだわり、手を抜かないことは有名ですよね。
その映像としての面がドイツで評価されたのでしょう。

そして「エヴァンゲリオン」について。こちらは私見が多分に含まれています。
これは構想から数えると10年(に近い)仕事らしいです。
しかし漫画の単行本(巻数は?)のあとがきにもかかれていますが、主題テーマは
「少年シンジ君の成長日記」
という意味合いが強いのです。
この長い構想期間はおそらく主題の裏にある世界観等の設定構想の為に使われたのではないでしょうか。
視聴率の関係でTVシリーズは物語をキチンと終えることなく打ち切りの決定がされたらしいですが、
最後の2話では物語を完結することを諦め人間描写に充てています。
これは庵野監督の意地のようです。
(「少年シンジ君の成長日記」としての部分を完結させる意地)
そして映画で世界観、物語の完結をしたというわけです。
(非常にわかりにくいですが)
ちなみにTVシリーズでは一般的に視聴率を稼がなければならないので
多少軽い感覚で見られるような内容でしたが
映画では一部のコアなファンの支援という保証があるので
思い切り好きに描いた結果があのわかりにくい内容になってしまったと
私は考えています。

こればっかりは裏にあるテーマはわかりません。

こんなもんでいかがでしょうか。
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はじめまして。

質問から10日もたっていますし、もう多くのご回答が来ているようですが、ちょっと興味のあるテーマだったので書かせていただきます。

●「千と千尋…」については、私もあまり良い印象は持ちませんでした。前作「もののけ姫」の方がいい気がするのですが……。監督が表現したかったのは、多分少女の成長とか、頑張る子供とか、そんな点かな、と思います。確か記者会見かインタビューでそんなことを言っていたような気がします。
ただ、「何かが隠れている」というamuro_78さんの感覚は、多分正解です。というのも、文学の研究職の方があの作品について、「あれはいくつもの昔話を集めてるんだ」と私に話してくれたことがあったんです。ベースになった物語、昔話、伝説などが多数組み合わせられ、エピソードがちりばめられてあの作品があります。宮崎監督の他作品にも言えると思いますが、画像の美しさとベースになっている情報の膨大さは評価すべき点ではないでしょうか。

●「エヴァンゲリオン」は私は個人的には大好きだったので、あまり参考にならないかもしれませんが…。宗教や心理学の要素が多数詰まっていて、そういう点が私は好きでした。ただ、好き嫌いを決定的にわけているのも、その点にあるとは思います。それから、テーマが時代に合っていたんでしょうね。世紀末でしたからね、あの作品が出た頃は。今見ると、あれ、なんであんなに惹かれてたんだろうっていう人も多いんじゃないかな、と思います。

以上、参考にもならなかったかもしれませんが、書かせていただきました。
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私も、劇場で1回目に見たときはハテナ???と思ってしまった1人です。


アニメーション技術の素晴らしさについては文句のつけようがありませんが、
果たしてあんなに讃えられるほどの作品なの?と。

もちろんテーマはわかるんですよ。自然に対する畏れ・愛、自然と文明の共存。
人間の欲、エゴ。これらは宮崎監督が長年描いてきたことですよね。
甘ったれの少女が、思いやりと強さを身につけていく成長物語。これもわかる。
でもテーマがいっぱい盛り込まれすぎて、なんか説教臭いな、と思ってしまったのです。
脇役の人々(釜じいとか、銭婆の家の入り口のランプとか←人じゃないし)は
味があって好きだな~と思いましたが。あと、細部で小ワザが効いてるとことか。

で、こないだテレビ放送されたときに(宣伝の陰謀にまんまと乗ってしまった気がして
ちょっと悔しかったけど)、もういちど考えながらじっくり観てみました。
さすがに超感動!といまでは思えませんでしたが(^^;)、
やっぱり良い作品なのかも…と少し認識が変わりました。

私が2回目に見ていちばんいいなと思ったのは、悪人も善人も誰も死ななかったこと。
善悪の色分けすらはっきりされていない。これって良くも悪くもとても日本的ですよね。
湯婆婆は基本的に悪人だけど、坊を盲目的に愛する、弱い人間としての側面もある。
千尋の両親はいい人たちなんだろうけど、タダだからと言ってがつがつと食べまくる
(バイキングによくいる人たちみたい…)欲深さも併せ持ってる。
カオナシはお金さえ出せばみんないうことを聞くと思ってるけど、千尋にはかなわない。
みんな愛すべき部分と、いやな部分とを持ってるんだよ、というメッセージだと思いました。
勧善懲悪、悪者は死ね!的な描き方が多いアメリカ映画との違いを感じますね。

特に、千尋がカオナシを「この人はここにいちゃいけないの。もっといい居場所が
あるはずなの」(セリフは正確じゃないです)と言っていたところとか、いいですね。
居場所が悪かったせいで彼(?)はあんな振る舞いをしたのであって、
彼の本質が悪なのではない、ということかな、と思いました。
寂しさの裏返しで、お金と引き換えにすべてを思うままにしようとする
カオナシのような人は、けっこういるかもな、とも思ったり。
銭婆のところなら、寂しくないから、素直に、慎ましく生きられるんですよね。

しかしひとつ疑問が…作品全体では「日本的なもの」への愛を感じるのに、
善人代表(?)の銭婆がとっても西洋スタイルな暮らしぶりなのは気になります。
銭婆が湯婆婆のことを「ほら、あの人ってハイカラじゃないじゃない」と言ってたけど、
この部分だけやけに日本文化否定?な感じがしました。確かに湯婆婆は趣味悪いが。
でも私の好きなランプちゃんはちゃんとお辞儀してお迎えするし。なんなのだ。
「生活スタイルは西洋風だけど、日本人として大事な部分は忘れない」ということかしら。

以上、長々と私見を…失礼いたしました(^^ゞ
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少なくてもガンダムみたいなオタッキーナアニメより


一般の人には受けるでしょうがね・・・(毒汗)
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「千と千尋の神隠し」と「エヴァンゲリオン」に共通しているもの…それは画質の良さです。


色は何万色も使っていて、見ていて飽きない感じがします。
それと、キャラクターの豊富さも、人気の理由の1つだと思います。
「千と千尋」で言えば妖怪、「エヴァ」で言えばロボットの多さ。
これも見ていて飽きが来ない。

私が上げた2点は、「飽きが来ない理由」であって、
「人気の高まる理由」ではないかもしれませんが、
ぜひ参考にして下さい。
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エヴァンゲリオンはぶっちゃけて言うと


「オタクを更正させようとして作ったけど失敗したアニメ」です
結局 監督が一番強烈なオタクだから更正しようったって無理な話ですよね
結果を見出せないでもがき苦しんでるだけだし・・・
だから最後まで見てもすっきり出来ないです
中途半端だから・・・
それ以前の「オタクなんだからオタクっぽいアニメでもいいじゃん」
っていう感じの「不思議の海のナディア」や「トップをねらえ!」
「王立宇宙軍」等の方がよっぽど良い作品です
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