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お世話になります。
芸術ってなんですか?
「国語 算数 理科 社会 家庭科 技術科 体育科に属さない授業のことですよ」
という回答はさておき、芸術ってなんですか?

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たとえば、映画。
某大物お笑いタレントが数年おきに映画を作ります。
海外の映画賞での評判は非常に良いようです。
何とか獅子賞とか何とか熊賞とかもらってるらしいですね。
でも、私はあの人の映画、どこが面白いのか全然わかりません。
 芸能レポーター曰く、
「K.T.監督の映画は非常に芸術的な作品です。映画祭では多くの俳優、監督から絶賛されました。」
とのこと。
ふーん、そうですか、僕にはわかりませんが・・・
僕は近年の作品では「スウィング・ガールズ」が大変好きです。

たとえば巨匠画家”P"の絵。
首の上に正面の顔と横を向いた顔が一緒になっています。
巨匠”P”曰く、
「最初はモデルが正面を向いていたのだが、時間が経つにつれ、モデルが横を向いたのでそのまま描いた。」
横向きの顔と正面向きの顔を同時に持つ人間がいるか??? 
モデルに”横向くな!”って注意せんかい! お前、”巨匠”だろうが! 
でも、その巨匠は世界中で知らない人はいないぐらい、有名な画家らしいです。
僕はその人の絵を家に飾りたいとは思いませんが・・・
僕は写真のように精密にデッサンされた絵のほうが上手な絵だと思いますがね。

たとえば舞台演劇。
体中に金粉や白粉を塗りたくった人が無言で飛び回ったり、目ん玉を向いて観客をにらみつけたりしています。
ストーリーも台詞もまったく理解ができません。
芸術的な舞台なんだそうです。
僕は吉本新喜劇の方が100倍面白いと思うのですが。

たとえばファッション。
「なんとかコレクション」で舞台の上を何十人ものモデルたちが闊歩しています。
どのモデルも半裸に近い格好だったり、ボロ布をまとったような格好だったり、”宇宙人?”のような格好だったり、そのまま街中を歩けば、間違いないく警察に連れて行かれそうな奇妙奇天烈な格好をしています。
最後にデザイナーが出てきてモデルと一緒に歓声を浴びています。
いままでになくセクシーで魅力的なデザインのファッションなのだそうです。
僕にはオフィス街の制服のOL達や小学校の授業参観のママ達のファッションの方が余程セクシーで魅力的に見えますが。

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あらゆる”ゲージュツ作品”に対して、”ゲージュツ作品”をよく理解している人たち”は言います。
「あの作品の良さがわからないようではだめだな。」
「芸術的な作品は凡人にはわからないんだよ。わかるようになるまでまだ勉強が足りないね。」
理解している人に言わせれば僕はまだ勉強が足りないようです。

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芸術ってなんですか?
僕のような凡人俗人に理解できないものが芸術なのでしょうか?
大物評論家を唸らせる作品が芸術なのでしょうか?
大物アーティストが作れば、何でもかんでも芸術作品になるのでしょうか?
大衆に受けが悪かった時の言い訳・言い逃れ・逃げ道が「芸術作品」なのでしょうか?
理解できないバカどもが悪いのでしょうか?

こんな僕は喧嘩を売ってるのでしょうか?
僕にゲージュツを教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (11件中1~10件)

s_endさんは本当に正直で率直な方だと私は思います、実の所私もずっとそのような感覚を持ち続けていました。



例えば絵画なら私には到底描けない写真のように写実的な絵画には感心しますが抽象画なら自分でもでっち上げられそうな気がします。
映画だってカンヌやらベルリンやらの国際映画祭で評価されたものよりハリウッドの娯楽大作やB級なんちゃって映画の方が眠たく無いです。

ひとつ料理を例にとってみると私の場合貧乏というかなんと言うかあまり裕福ではありませんから高級料亭で会食しても懐具合が気になってあまり味わえないでしょうし、そもそも貧乏舌になっている訳ですから素材の味や料理人の技の微妙な違いを感じることができずむしろコストパフォーマンス的に優れていて食べなれている夢庵あたりのセットメニューに総合的には高評価を与えてしまいがちです。
が、しかしいちいち懐具合を気にせず高級食材や一流料理人の造る料理を食べなれているグルメな方なら夢庵のセットメニューなぞペットのエサレベルだったりするのではないかと思うのです。(夢庵さんごめんなさい、私は美味しいと思ってます)

そういう訳でその道においてなんの権威も実績もない貧乏人がどんなにひがもうがケチをつけようが高級なものは高級なんだし芸術的なものは芸術的なんですね、文句があるならその道で権威を持つか実績を作るか金にモノを言わせるかのどれかでしょう。
で、実際一流のものが大したことなかったのはとりあえず料理の分野では船場吉兆さんの事件で実証されてしまいましたが他の分野ではどんなもんなんでしょうね。

ただ以上の見解は多分に私のへそ曲がりな観点から考察していますので本当の所はピカソもあのような画風を開眼するまではとても緻密で写実的な絵を描いていた訳ですし本当に一流のモノはやはり実物に接すれば違いは感じると思われます、夢庵のセットメニューがン万円だったら誰も注文しないでしょうし。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
僕のような大衆文化にしか触れていない人間には「ゲージュツ」は理解できないってことですかね。

お礼日時:2009/02/05 07:57

なんだかあなたの文章をみていると頭が固いなあと感じますわね。



自分が思う芸術とはなにか、それは”常識の打破”。”常識への挑戦。”と考えます。

芸術家の多くは最初は名も無き庶民や職人だったりします。そんな人達が世に認めさせるにはそれまでの芸術家のやったことを超えなければならないのです。つまりはそれまでの芸術の常識を超えなければならないのです。そうでなければそれまでのことの模倣でしかないのです。

あなたが例に出しているPさんはそれまでの常識を打ち破ったことがすごいんです。人間てすぐに常識でしかものごとを見ないし考えない動物であります。そのほうが楽ですもんね。

あなたがPさんのことがわからないのはあなたの常識の範疇を超えてしまっているからです。逆にいえばあなたはPさん以前の常識に凝り固まったままなのです。

Pさんみたいな人は時代を一歩も二歩も先にいってますからね。それだけの斬新で大胆なことをするには相当な生みの苦しみを味わったはず。それも一生掛けて作り出したもの。だからこれらの芸術を作った人から言わせれば「俺の芸術がそんなに簡単に判ってたまるか。」というでしょうね。今は一般の人の常識が彼の常識に追いついたということでしょう。

そんなに芸術が理解出来なければ出来るまで見ればいい。それも誰よりも多く。そうすれば頭の中に芸術を理解するモノサシが出来てくるはずだから。そうして理解できるようになれば頭の中の霧がパッと晴れた感じになるかず。まあそうなるには10年くらいはかかるんじゃないですかな。

とにかくパソコンの前になんかおらず。美術館・博物館・劇場などに行くべし。見るべし。やるべし。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

>なんだかあなたの文章をみていると頭が固いなあと感じますわね。
そのとおりです。昨日までの僕は

今朝、朝食を食べていて ゲージュツとはこれだ! とひらめきました。
僕も巨匠”P”にちょっと近づきましたよ。

お礼日時:2009/02/06 11:21

 


 自分との対話 ~ わが心を覗きこむとき ~
 
>国語 算数 理科 社会 家庭科 技術科 体育科に属さない<
 国語は文学、算数は音楽、理科は写真、社会は哲学、家庭科は料理・
服飾、技術科は建築、体育は舞踏に、それぞれ直結しています。
 
 あなたが知りたいのは、他の人と“芸術”を語りたいからですか?
 それとも、ひとりで“芸術”を学びたいからですか?
 誰も強要していないのに、なぜ、きらいな作品ばかり挙げるのですか。
 
 ふつう、気に入った作品に巡りあい、どうして心を打つのか、という
疑問なら、いくらでも解説書があります。
 つまり「こんな作品は下らない」という本は、売れないのです。
 
 生きている芸術家は、作品以外の要素が複雑で、評価が定まりません。
── 丈夫蓋棺事方定(生前の真価は死後になって初めて決まるものだ。
生きている間は公平な判断ができない)── 《晋書:劉毅》
 
 以下、過去の関連質問から(各分野の芸術作品について)。
 
 現在もっとも人気のある三人は、生前まったく売れなかった。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1725986.html
 売れなかった三人の画家について
 
 未来芸術論 ~ 仲介者の退場 ~
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2730553.html
 ピカソの絵が理解できません。
 
 日本を代表する芸術分野ごとに“ベスト3”を列挙してみましょう。
http://oshiete.eibi.co.jp/qa3085490.html
 東洋の芸術は西洋からどのように見られているのですか。
 
 遊芸から技芸へ ~ 情報美学としての美術教育 ~
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3463645.html
 美術はなぜ生まれたのか?
 
── 北大路魯山人に(略)大旦那が叫んだ。「きみ、料理は芸術やで」
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1897529.html
 芸術の特性、芸術の定義って…
 
── ベートーヴェンよ(略)モーツァルトの精神をハイドンの手から。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4676083.html
 ベートーベンとモーツァルト どっちが偉い?
 
 白鳥三昧 ~ Swan by cello for ballet ~
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4324938.html
 クラシックの曲を聴いてみたいと思っているんですが
 
── 夜の最も静かな時刻に、「私は詩を書かなければならないか」と
深く自己自身にたずね、「私は書かなければならないのだ」という力強
い一語のみかえってくるなら、あなたはその必然に従って生涯をつらぬ
きとおしなさい。 ── リルケ《若き詩人への手紙 19030217 》
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1422174.html
 詩人になりたい
 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

>なぜ、きらいな作品ばかり挙げるのですか。

それらの作品が理解できなかったからです。
昨日までの僕にとっては・・・

今、僕なりの回答が見えてきました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/06 11:14

こんばんは


芸術を一言で言うと、鑑賞者側からは
なにかしらかの感情を想起させるもので、
製作者側から言えば表現の可能性の追求でしょうか。

元々絵画も演劇も服飾も実用に即したものでした。
肖像画は今の写真の代わり。
演劇は文盲の民衆の為に物語を伝える物
服飾は着るだけの物だったわけです。

それが、様々な技術革新などによってそれだけの役割から
移り変わってきたわけです。

No6さんもおっしゃってますが、リアルな絵より写真のほうが
てっとり早いというのは子供でも理解できると思いますが
なら絵画芸術は何を目指すのか?何を描けばいいのか?
こういう所から様々な物が生まれたわけです。
西洋美術史など軽くさらってみるのも面白いですよ。
特に近現代のダダイズムあたりは思想を知るだけでも芸術
全体に対する理解が深まると思います。

ファッションショーに関してもNo6さんの回答通りです。
あれは実験場です。服飾の場合、絵画などと違いどこかで
実用のラインに落とし込む必要がある為、色々な実験を
ショーで行うわけです。

で、観た人の視点に立てば、鑑賞者が何らかの感情を持てば
それぞれのレベルによって芸術としては成立するわけですね。
質問者さんもわからないと一言で切り捨てるのではなく
面白い・楽しい美しい等の正の感情だけでなく、
気持ち悪いとかイライラするとか、そういうあらゆる感情を
作品に抱いて良いんですよ。そういう懐の深さがあるものなのです。

さらに言うと、みんなが見て分からないものには
お金のにおいを嗅ぎつけて、いろいろな人がやってくるわけですよ。
んで、○○評論家やらが(本当に優れた人もいますが)
これは素晴らしいと言って大金で取引するわけですね。
でも、値段と作品そのものの価値は全くつながらないのです。

村上隆の作品がNYでいくらで売れようが、質問者さんが
キモイフィギュアと思うなら、それはその価値しかないのです。

まあ、作家も作家として生活しなきゃいけないので
バリバリ、セルフプロデュースして売り込むタイプが居たり
すると言う事なんですが、このあたりは割愛します。

散漫な回答ですが、参考になれば
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
自分なりの回答が見えてきました。
実用的な芸術と実験的な芸術の違いもなんとなくわかりました。

お礼日時:2009/02/06 11:12

こんにちは。



学問として美術を扱う者の意見を表しているのは>graf_さんであり、故に私はこの方の意見がもっとも回答に近いのではないかと思います。

私は美術を専門に学んでいますので、巨匠Pの話題を上げさせてもらいますが
巨匠Pを凄いと言っているのは「美術を研究する人たち」で、それはピカソが「キュビズム」という表現方法を確立したからです。
美術にそこまで詳しくない人たちが「巨匠Pは凄い」というのは、単に「そういわれてるから」という部分が多いのは事実です。
しかし、その巨匠Pはやはり「巨匠」なので、絵に込めた「力」が無名に生涯を終えた他の画家とは明らかに違い
それを「感じ取ることができる人」も少なからず存在します。(その人たちの中には『才能』を持った人が含まれます。)
その「感じ取れるのも」は決まった形があるわけではなく、人それぞれ「違う」ものです。
なので、質問者さんの意見も「正しい」のです。


以下は、「芸術」について言えることではないかもしれませんが、少なくとも「美術」については
「作品を観ることは、自らが創造することである。」
「美術(芸術も?)は、自分自身を知るための一つの手段である」

と、いうのが答えになるのではないでしょうか。
(なんか、弱冠的外れな回答になってしまった感がありますが…;)

ご参考までに。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
自分なりの回答が見えてきました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/06 11:10

>僕のような凡人俗人に理解できないものが芸術なのでしょうか?



いや、いわゆる芸術家であろうと、私を含めた「凡人俗人」であろうと、同じ人間である限り、さほど違った脳を持っているとは思えません。
違うとしたら、「凡人俗人」が通俗的、常識的な考え方に囚われがちだとすれば、芸術家の方は常識に囚われず、徹底的に自分の頭に忠実であろうとしたがるという点だけだと思います。

さらには、「凡人俗人」ほど、自分は自分の頭で考えているという思い込みに囚われがちだとすれば、独創的な芸術家ほど、自分の頭がいかに多くの先入観や思い込みに囚われているかについてきちんと自覚できるだけだと思います。

>大物評論家を唸らせる作品が芸術なのでしょうか?
>大物アーティストが作れば、何でもかんでも芸術作品になるのでしょうか?

これは簡単な話でして、「凡人俗人」の芸術コンプレックスにつけ込んで、金儲けを企んでいる連中が広めた迷信にすぎません。
「凡人俗人」ほど、「大物評論家」とか「大物アーティスト」とかというレッテルやブランドに弱いことを知悉していますからね。

>大衆に受けが悪かった時の言い訳・言い逃れ・逃げ道が「芸術作品」なのでしょうか?

う~ん、本物の芸術家が「大衆の受けが悪かった」ことで悩んだり、困ったりするとはちょっと考えにくいところです。

>理解できないバカどもが悪いのでしょうか?

「悪い」かどうかはともかくとして、芸術を「理解」できる人の方が、そうでない人よりも自分の思考ができている、自分固有の世界を持っている、つまり本当の意味で自分自身を生きていると言えそうな気がします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
いろいろな方のご意見で自分なりの回答が見えてきました。
大衆の受けが悪かったときの言い訳でもないことがわかってきました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/06 11:08

一応職人さんが代々守り続けてきたカッコたる地位のあるものも


芸術の範疇に入りますので理解できないものが芸術ではないんです。
わかんないから芸術といった人は恥ずかしい意見だと思います。

ボクなら分からないっていうその言葉は重要だよ。それも一つの
意見なんだからという言い方をしますね。

ヘンだ意味不明といわれる作品もヘンだと言われるだけ価値があるのです。
本当に価値のないものはだれからも相手にされないはずでしょ?

まあ屁理屈はさておきピ×ソについてですが、写真のように描いていた
時代も頭の中にある正面と横向きのイメージをごちゃ混ぜにして
描いているのですが、(そう見えないんですけど写真で撮ると
そうなんです。)それを素人にも見てる人にわかるように描いたのが
キュ×ズムなんですね。だからなんら新しい試みではないんですよ。
こういうことか~と分かってもらいたくて描いてるから精密さは
いらないんです。
それと視覚要素を抽出した絵画と概念絵画とは違うんですね。
ピ×ソは前者です。まるっきり何のことか分からないのは頭の中の
意味や概念や範疇やタブーを表す概念の芸術だと思います。
それに写真のように精密な絵画のほうがいいなら写真を飾るほうが
手っ取り早くていいですしね。

ファッションについてはオートクチュールとプレタポルテがあって
普段着れそうな服はプレタポルテですね。オートクチュールは
まあいうなれば素材の限界はどのヘンまでなんだろうかと試して
みましたという実験室みたなもんなので理解する必要はないんですよ。
アナタだってサンバのカッコで普段は生活しないでしょ。
オートクチュールはリオのカーニバルの日のカッコと思えばいいのです。

芸術とはいつの頃からか好ましいもの心地よいものは芸術ではない
という不文律が出来上がってしまい、わざと人心を惑わすものを
芸術として扱うようになりました。つまり質問者さんの意見はごもっとも
なのです。全然まちがってないってことになります。
なんだあれは?あんなものどこが芸術なんだ?バカかキ××イじゃなきゃ
あんなものどこがいいんだ?

これ全部褒め言葉になっちゃうんですね皮肉にも。

元から理解されようと思って作ってないものと、そうでないものとある。

芸術を一言であらわすと「色々」なんです。作業とか頭のなかの
イメージとかなんですから
分かってもらえないでしょうね・・・ボクも分からないです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
いろいろな方のご意見を伺って自分なりの回答が見えてきました。

お礼日時:2009/02/06 11:06

結構批判のほうが多そうなので肯定意見を。



芸術とは、「涯」の試みと考えています。
つまり、面白い涯であったり、認識できる涯であったりします。

たとえば、Pの絵であれば、人間の姿や感情はどこまで簡略しても表現できるかという試みがあります。
また、TKの映画であれば、現実的な暴力は物語を表現できるのかという表現の限界に試み、出来ることを示しています。
これは限界の発見と証明を行っていることですから、科学に似ています。
なので、限界からこぼれ落ちたり、限界に到達できない場合、評価されません。現実と現実離れは評価されないのです。

一方質問者様が楽しいと思われる芸能の主な要素は「共感」です。実に楽しんだり感動したりします。これは芸術家とておなじことです。
ですが、芸術の思考する涯の試みは、多くの場合、共感と無縁であるのでジャンルとしてどちらが楽しいか面白いかと論ずるときに批判的な意見が多く出るのは仕方がないことだと思います。

ただ、「玄人好み」という言葉があるように、玄人は大衆に支持されるものを嫌う傾向にあるので、芸術界が確固たる存在として認識されにくいことも事実だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

「玄人好み」とは言い得て妙ですね。なんとなくわかったような気がします。KT映画も、Pの絵も、金粉劇団も、なんとかコレも、いわれてみれば「玄人好み」ですね。

お礼日時:2009/02/05 08:10

芸術の、表現に対する、観客の反応が、二種類あります。

一番目は、脳が刺激されて、気が高ぶり、元気になる。西洋的なものに多い。二番目は、脳の思考が休んで、脳波がアルファ波になり、心が癒される、日本の伝統文化が、すべてこれです。現代は、脳を刺激する娯楽、芸術が多すぎます。昔の日本は、娯楽も、芸術も、人の心を癒すのが、目的でした。芸術文化とは情緒です。イソップ童話の一番目が北風、二番目が太陽です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
日本人と西洋人とで感覚が違うんですね。

お礼日時:2009/02/05 07:51

芸術は通常の創造を超えた産物なのだと思います。



芸術がなければ世俗的なものもないですし....

私は音楽の世界におりますが、

経験でしか理解できない世界は確かに存在し、
理論的に組み立てて説明しろと言われたら、
とても苦しい想いをしなければなりません。

しかしながら、

各ジャンルによって
異なるとは思いますが、
知識や経験だけでは計れないもの、
人間の未知数を超えるものが
芸術なのではないでしょうか。

何か確固たる物があるとは
私は思いません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

「説明しにくいもの」が芸術なのでしょうか?
未知数を超える、ねえ。未知なものをいつ超えたか、は誰にもわからないと思います。
うーん、ますますわからなくなってきました。

お礼日時:2009/02/05 07:48

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