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石田波郷の「プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ」について

・現代語訳
・季語・季節
・注意する文法

を教えて下さい!!

A 回答 (3件)

石田波郷の「プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ」について




・現代語訳
訳のポイントは「プラタナス(は昼も)夜も」なのか、「プラタナスも夜も」と考えるかです。一般的には「プラタナスも夜も」と考え、「初夏の日差しに街路樹のプラタナスのみどりの葉が輝く、夜になると今度はプラタナスのみどりが夜空に映ったかのように夜空もみどりに染まった、ああ、なつが来たのだなあ。」
・季語・季節
季語=夏は来ぬ  季節=(初夏)
・注意する文法
 最後の「ぬ」が切れ字(完了の助動詞の終止形)です。「夏は来ぬ」が感動の中心です。

以上、参考まで。
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・季語:「夏は来ぬ(夏来(きた)る/夏来(く)る)」…関連季語としては「立夏」「夏に入(い)る」「夏かけて」「今朝の夏」など。


一方、「プラタナス(鈴懸/篠懸の木)の花」なら季は春。ただし「すずかけの花(古名)」は「小粉団(こでまり)の花/団子花」はバラ科の小灌木。また「プラタナス(鈴懸/篠懸の木)の葉」なら季は秋。
この句の場合、季語「夏は来ぬ」なので、秋の季語「プラタナスの葉」と衝突を避けて街路樹としての幹の帯緑色を詠ったともとれるが、この葉の褐色の変化を捉えたわけではなく、ここはやはり、「万緑」「新樹」風に葉の青々とした瑞瑞(みずみず)しさを、それも街路樹として街灯に映えた様を取らえているのではないでしょうか。
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・現代語訳=「プラタナスの葉は、夜なのにみずみずしい緑に輝いている。

夏が来たなあ」
・季語=夏
・文法=「なる」と「ぬ」が文語。「なる」は「である」、「ぬ」は「た」(過去形)の意。
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