おもしろいライトノベル（「萌え」をかいくぐって）

Question

20代女性です。

最近、忙しくあまり本を読んでいなかったので、読み始めようかと思い、手軽なライトノベルから始めてみようかと思っています。

ライトノベルは高校生くらいまではいくらか読んでいたのですが、最近はめっきり読んでいません。

私の読書傾向について記述しますので、オススメしていただける本があったら教えていたらけるとうれしいです。

【ラノベを読んでいた頃の好み】
好き→
・若木未生（大好きでした）
・野梨原花南
・瀬川 貴次
・茅田砂胡
・樹川 さとみ 

イマイチ→
・時雨沢 恵一
・上遠野 浩平
・西尾維新
・安井健太郎

あと、私いわゆる「萌え」というものを受け付けないタイプの人間でして、ラノベから離れていたのは「萌え」を狙った作品ばかりになり、良作にめぐりあうのが難しくなったというのが一つあります。
（吾妻ひでおさんが「俺はあんな気持ち悪い言葉なんかつかったことがない」となにかの本で書かれていましたが、とても胸のすく思いがしました）。

私がライトノベルに求めているのはジュブナイル小説のもうちょい爽快で豪快なものなのかな～、と思います。
ファンタジーは好きですが（もともとイギリスのファンタジー小説が好きなので）、バトルものは「なんで文章でよまなきゃいけないの？？？　マンガで見た方が効率いいのに」と思ってしまい、面白く感じません。


ちなみに現在好きな作家は、よしもとばなな、田口ランディ、川上弘美などです。

回答お待ちしております！！

k16399638 · Accepted Answer

大きな本屋の店員さんです。
徳間の「大正野球娘」というのは、いいとおもいました。単なる奇をてらった女の子萌え主人公が氾濫しているなかで、珍しく読めるラノベです。

ファンタジーお好きなら、指輪を書いたトールキンの「農夫ジャイルズの冒険（トールキン小品集　評論社）」がオススメです。
ドラゴンも巨人も、騎士も王も伝説の剣もでてきますが、

ギャグです。

トールキンは言語学者だったので、その知識をヒラヒラさせながら指輪が完結したあとに書いた、とてもおもしろいギャグ小説です。
ハラをすかした巨人が農夫ジャイルズの土地に不法侵入したので、ジャイルズ氏はラッパ銃に火薬と折れ釘とその他をつめて行ったのですが……
ドラゴン・巨人・騎士・王そして伝説の剣と出しても、本場の人はこけおどしにならないもの書けるのね、と思います。これを映画化してくれないかと、指輪見ながら思いました。

woodrunner · Answer

一応、あまり媚びてなさそうなやつという事で選んでみると。

　『上等。シリーズ』全８巻／三浦勇雄／ＭＦ文庫Ｊ
　『陰からマモル!』全１２巻／阿智太郎／ＭＦ文庫Ｊ
　『会長の切り札（ジョーカー）』現１巻／鷹見一幸／角川スニーカー文庫
　『銀盤カレイドスコープ』全９巻／海原零／スーパーダッシュ文庫

辺りで、素直に突っ走ってＧｏ！てな感じでいくと『上等。シリーズ』が一番合ってるかなと。
　また『銀盤カレイドスコープ』はイラスト書いている人がまあナンですが、中身はいたって真面目なスポ根小説ですから、そういうのが好きだったらいいかなと。

NIWAKA_0 · Answer

ライトノベルなんて言葉が無い時代の作品なんですが

「ホーカ・シリーズ」ポール・アンダースン＆ゴードン・Ｒ・ディクスン

　宇宙飛行士アレックスが不時着したのは３つの月が空を巡る惑星トーカ。
　その星の住民は、天真爛漫・好奇心旺盛・身体頑強・とびっきりの行動力と想像力を持った、お酒とまねっこ大好きなテディベアそっくりな「ホーカ」たちだった。

　ある時は西部のカウボーイ、ある時は宇宙パトロール、またある時はフランス外人部隊、スパイ、海賊、シャーロック・ホームズとなって大活躍する、身長１ｍのテディベアたちのお話。

「地球人のお荷物」
「くたばれスネイクス！」
「がんばれチャーリー」
の３冊。

「がんばれチャーリー」のみ長編、前２冊は短編集。
「地球人のお荷物」は最近復刊されましたが他の２冊は絶版のため、
アマゾンのマーケット・プレイスあたりで探してみてください。

j2ee · Answer

心理描写がよくてかつ手軽、戦い抜きという線でおすすめです。……爽快、豪快、かつ心理描写がよくって戦い抜きって難しいですね……。私のおすすめはちょっと豪快ではないです。すみません。
・「神様が用意してくれた場所」（矢崎存美・ソフトバンククリエイティブGA文庫）ちょっとした不思議なことが起きる静かな話。
・「wonder wonderful」（上下）（河上朔・イースト・プレス）ネット上で連載された小説。大人の女性に特におすすめです。
・「翼の帰る処」（上下）（妹尾ゆふ子・幻狼ファンタジアノベルス）軽妙な会話のファンタジー。
・「さよならピアノソナタ」全４巻（杉井光・電撃文庫）一巻よりはその後が面白くなってきます。青春＋音楽＋恋愛。音楽好きなら特におすすめです。

手軽でなければ、桜庭一樹さん、有川浩さんのハードカバーの作品がお好みそうだなあと思います。

noname#136164 · Answer

ファンタジー系ですが。

谷瑞恵さんの「伯爵と妖精」
清家未森さんの「身代わり伯爵シリーズ」

それと他の方も挙げていますが、野村美月さんの「文学少女シリーズ」もお勧めです。

ginkuro814 · Answer

小野不由美さんの「十二国記」シリーズは既読でしょうか？
一般の講談社文庫にもなりましたが、山田章博さんのイラストがあるホワイトハート文庫が私は好きです。

あとは、ラノベじゃなくYAなんですが、
香月日輪さんの「妖怪アパートの幽雅な日常」もオススメです。

tokube · Answer

野村美月さんの「“文学少女”シリーズ」はどうでしょうか。
ちょっとミステリ風味で落ち着いた雰囲気の作品です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%22%E6%96%87%E5%AD%A6%E5%B0%91%E5%A5%B3%22%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA

pain20 · Answer

最近有名になった「空の境界」（奈須きのこ）はどうでしょうか。文体も考えさせるけど理解はできるおもしろいものですし、多少バトルが入っているところもありますがなかなかおもしろかったです。
ちなみに西尾維新は私も嫌いです。上遠野浩平は「キャンディドロップ」シリーズは面白いと思いました。（ブギーポップはつまらなかったけど）

おもしろいライトノベル（「萌え」をかいくぐって）

大きな本屋の店員さんです。

一応、あまり媚びてなさそうなやつという事で選んでみると。

ライトノベルなんて言葉が無い時代の作品なんですが

心理描写がよくてかつ手軽、戦い抜きという線でおすすめです。

ファンタジー系ですが。

小野不由美さんの「十二国記」シリーズは既読でしょうか？

野村美月さんの「“文学少女”シリーズ」はどうでしょうか。

最近有名になった「空の境界」（奈須きのこ）はどうでしょうか。

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　一応、あまり媚びてなさそうなやつという事で選んでみると。