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なぜ楽しい音楽を聴いたら楽しくなったり、怖い音楽を聴いたら恐ろしい気分になったりするのでしょうか?こういう風に音楽によって気分が左右されるという事は後天的な事なのでしょうか?それとも人間がもとからもっている何かを音楽が刺激しているのでしょうか?

何も知らない赤ちゃんに、ジョーズの映画で流れているような恐怖感を煽るような音楽を聞かせたら、赤ちゃんが不安な気持ちになるような感じがするし、明るいダンスミュージックなんかを聞かせたら、明るい気分になるのではないかと思います。

ジョーズは怖い、ダンスは楽しいと知らない赤ちゃんだけど、そうなる感じがしますよね?実際はどうなのでしょうか?私が言った通りだとするとそれはなぜなのでしょうか?私が言った事が違うとすれば、成長する過程で身についた感覚って事ですよね?

A 回答 (4件)

α波ミュージックって、以前結構流行りましたよね。


アレって聴いてみると、別段楽しそうでもリラックスできそうでもない曲が「心をやわらげる曲」とされてたり、逆に「だから、なんなの?」って曲が「心を高揚させる曲」だったりしましたけど。
ある種の旋律や周波数やその他もろもろのものが、人間の精神になんらかの影響を与えうるなら、それは後天的に「イメージ」としてインプットされた曲でなくても、効能はあるのではないですか?

とりあえず、たとえば「ジョーズ」に不安感を煽るなにかがあるかどうか…ということなら、「ジョーズ」見たことのない人に意見を聞いてみても同じなのでは……って、いくらなんでも「ジョーズ」じゃ、みんな知ってるでしょうか?
いわゆる「胎教」とかで聴かせる音楽は楽しそうな曲や名曲を選べというものではないそうです。
詳しいことは専門外ですが、母胎を通して伝わる音が生物学的に(だったかな?)心地よいかどうかと、あとは母胎のリラックスという意味合いじゃなかったかしら?

先入観のない乳児に「ジョーズ」や「怖そうな曲」を聴かせた時「怖い」と感じるかどうかはわかりませんが、その曲にα波ミュージック等に含まれるある種の要素があれば、無意識のうちにそういうふうに感じることはあるかもしれませんね。

この回答への補足

御回答ありがとうございます。
α波ミュージックとかなんとか波、1/fゆらぎとかたまに話題になりますよね。そういうものって科学的に効果が証明されているんでしょうか?そのへんも調べてみないといけませんね。

精神的なモノを科学する事自体が難しいんですかねえ。
ジョーズは20代後半以上の人間だったら誰でも知ってると思い例えにしましたけど知らない人もいるのかな?13日の金曜日の方が良かったのかな(^^;

補足日時:2001/03/04 19:43
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とても興味深いご質問だと思いました。



似たケースで「赤ん坊にお岩さんや一つ目小僧を見せても恐怖は感じない。なぜならそれが怖いものと認識するには学習が必要だから」という話を聞いたことがあります。ある程度成長して「普通の人間の顔」を認識するようになると、「異形のもの」に対するとまどい、恐れが生じ、さらに成長してそれが「夜の墓場にでる」とか「恨みがこもっている」などという知識に裏打ちされると、きっと実在しなくても怖くてしかたなくなるのではないでしょうか?

さて、「音」の場合はどうなのでしょう?
調べてみたら、こんなページを見つけました。読むのに結構骨が折れますが、面白いです。この中の2の「音色知覚と音量知覚」というところにご質問に対する答えのヒントがあるのでは?と思うのですが・・・良かったらごらんになって下さい。
的はずれだったらゴメンナサイ!

参考URL:http://www.art.hyogo-u.ac.jp/hrsuzuki/DOC/SML-1. …
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
やはり音の場合は違うのでしょうか。
参考URLのところは読んでみました。けれども・・・ちょっと私には難しいかな(^^; よーく読んでみると、音に関する事はもともと身についているものだって読めたんですが、それでいいんですかね(^^;

お礼日時:2001/03/05 19:23

全くの素人考えなのですが、要素は2つあるような気が致します。


ひとつはサイエンス、医学のほうで、周波数などが脳のどこを刺激し脳がどう反応するか、人の遺伝子の記憶のようなもの。
もう1つは後天的な記憶が関与するもので、生活実体験で印象付けられたもの、です。

以前学生にいろいろな音楽を聞いてもらい、どんなイメージが湧いてきたか記述してもらったことがあります。学生が聞いたことがない曲を、たくさん選択したのですが、一様にイメージは似ておりました。
面白かったのは、昔の西部劇のテーマのイントロを聞いて「船が大海に出て行く・・」と書いた学生が多かったことです。
広くはるばるとしたイメージであることは、共通しており、「さあがんばるぞ!」という気持ちにもなったと言っておりました。
これは本能的な反応なのか、後天的に学んだことからの反応なのかは定かではないのですが、私には両方があるように思えてなりませんでした。
赤ちゃんがだっこされていてとても幸せな時に、ジョーズを聞かせると、成長したあと、ジョーズで幸せ感が得られるかもしれませんが、ベッドで一人の時に聞かされれば不安になるのではと思います。
いっしょに暮らした事がない祖父母に、子供のしぐさや好みが似ていて親が驚くこともありますし、後天的実体験がなくても、遺伝子の記憶のようなもので音楽への反応がありうるかもしれません。
涌き出てくるその時の気持ちを音楽で表わそうとした偉大な作曲家は、感情が先にあったわけです。おおげさにいえば、人には魂の感受性のようなものがあると信じたいと思います。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
成長するにしたがって学習していくものと、先天的なものと二つともありそうですね。
最後の部分の、涌き出てくるその時の気持ちを・・・の部分はすごく納得できますね。気持ちを音に変えるという能力はすごいですね。勉強したからといって偉大な音楽家になれるわけでもなさそうって事を考えると、やはり先天的なものが関係している可能性はすごく大きいですね。

お礼日時:2001/03/05 19:28

人をリラックスあるいは不快にさせる音というのは存在するようです。



これは人間が作った音楽だけでなく、自然にも存在します。下に出てきました1/fゆらぎの音楽も元々は川のせせらぎや海の波のリズム、そよ風など、不思議と心地良さを感じるものの波形を解析して導き出したものです。
これらの波形はゆらぎを持っていますが、このゆらぎをコンピューターで波形分析すると極めて特徴的な特性を示すことが近年の研究で明らかになってきています。
そしてこの1/fゆらぎによって脳にα波が出てリラックスするようです。

また、そこまでいかなくても人が心地良く感じる音は存在しており、一音で心地良く感じる組み合わせを「和音」といい、不快に感じる音の組み合わせを「不協和音」といいます。
また、メロディーでも心地良く感じる組み合わせは限られていると言われます。その組み合わせに忠実に従えばそれだけでそこそこの曲が作れます。
組み合わせが有限のため、曲の数が有限であるとの説が持ち上がったほどです。

もっとも、小さな組み合わせをつなぎ合わせればたくさん別の曲が出来るので、今のとこと有限かもしれないけれど、全ての組み合わせを使い尽くす心配はいらないようです。

さて、このように音が快・不快をもたらすのは、動物の本能でしょう。自然界では危険には頭で考えていたのでは自分の身を守れないことがあります。ほとんど反射的に行動を起こす必要があります。そのため危険の予兆の音に素早く反応できるようになっているのでしょう。
不快な音を聞いて鼓動が高鳴るのは、身体を動かす準備を一瞬で整えて、危険からいつでも逃げれるようにしてるのです。身体が緊張するのも同様の理由で、筋肉を使える準備を整えているのです。
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