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将来、理論物理学者になることを志している現中三生です。

理論物理学で生計をたてる場合、日本で研究するのと海外で研究するのとはどちらが生計を立てやすいのでしょうか。

日本国内では理論物理学者が生き残るのは大変困難であるときいています。これは世界共通のことなのでしょうか。

また、私は将来、日本の大学(京都大学或いは東京大学)に、進学した後に海外の大学院に進学しようとか考えているところなのですが、理論物理学を学ぶ上で(特に宇宙論など)大学卒業後にどのような進路を歩むのがもっともベストなのかが分かりません。

日本の大学から海外の大学院に留学する際の、メリット・デメリット
日本の大学から日本の大学院に留学する際の、メリット・デメリット

も教えてもらいたいです。

政府や大学が理論物理学者を雇う際の雇用倍率はどのくらいまでに膨らむのでしょうか。

また、大学院を卒業した後にどこの大学も政府も自分を雇ってくれない場合、その人たちの人生はどうなってしまうのでしょうか。
日本では博士を大量に生み出されるが、雇用先が保証されないと聞いたことがあります。

http://www.geocities.jp/dondokodon41412002/index …
↑こうしたことも世界共通の事実なのでしょうか?それとも日本だけなのでしょうか

A 回答 (9件)

#2です。

少し訂正します。

>東大京大の大学院に入れれば、どこかしら(研究関係)で雇ってもらえると思っていいということでしょうか。
>オーバードクター問題などは二流大学を卒業した人たちなどばかりが直面する問題なのですか?

私が言ったのはそういう意味ではありません。
極端なことを言えば、東大生だって落ちこぼれはいるし、2流大卒でも
優秀な理論研究者になっている人もいます。
(2流大というのは単なるたとえです。)
ですが例えば東大の理論の研究室にいる場合、周りの(もしくは他大学の)同級生達の実力と自分の実力の
差がわかってくると思います。その場合に拮抗してる、とかいや俺の方が上だ
とか大体の自分の研究実力がわかってくるものなのです。
それで、今まで頑張ってきたけど明らかに自分には彼らよりも能力がないとか、
自分は受験偏差値があっただけで認めるのは嫌だけど研究能力はあんまりなかったんだな、、、
とか、今後アカデミックでやっていける自信がないなとか思う場合もあるわけです。
客観的に自分を考えられる普通の人ならば。
ですから東大生でもドクターを取って一般就職する人もいるのです。
それはそれできっと幸せな人生になるでしょう。(100人の博士の村でもありますよね)

ですが、「将来ダンボール生活でもいいんだ」「2流大でも理論物理に触れられてるだけで幸せなんだ」
とか格好つけて(?)現実を見ていない人がいるから、そういう人たちが
あぶれているのではないだろうか、と考えています。


私の話で恐縮ですが、私も中学高校時代は宇宙か素粒子理論を京大でやろう、
と考えていました。ですがそれほど偏差値もなく京大理は受けられなかったので
地方旧帝大の理学部へ入学しました。
(あとから思うと学部なんてどこの大学でも一緒でしたけどね。もちろん基礎学力をつける
 意味では東大京大に行くほうがいいです。)
で、その京大でもない大学の学科ですら成績はそれなりに頑張っても真ん中くらい。
4年に上がるときにどこの研究室にしようかと考えるときに、理論に行きたい気持ちもありましたが
地方旧帝大の中ですらトップでもない自分には絶対に無理だと考えて
実験分野を志望しました。もちろん理由はそれだけではなくて、
3年生の学部実験で初めて実験に触れて実験には実験の面白さがあるということにも気づいたからです。
これまでは理論しか知らなかったから、理論を志望してただけなんだな、
ということに気づいたのですね。
そして今に至って実験を志望してよかったとは思っていますが、
やはりそれでも仲のいい同じ分野の同級生の東大生とは研究能力(というかほとんど処理能力)
にもこんなに差があるのか、、、と現実を知って悲しくなる日々を過ごしています。
勝手な外野の意見ですが、その東大の彼はきっと将来この分野を背負って立つ
研究者になるでしょう。対して自分はというと、、、まあどこかの地方大学で
ちまちまと教育者(研究者ではない)をやれれば十分かなという程度です。


というわけなので、今の段階ではアカデミックポストの就職難については
心配しなくていいと思いますし、奇をてらって無理に海外大学院に行く必要もないと思います。
貴方が大学に入って、大学院で研究室に所属して、それから自分の実力を
鑑みて判断しても、遅くはありません。
日本は十分先進国ですし、基礎科学もそれこそ長岡半太郎の100年前から
常に研究の最先端の一端を担っています。
日本で通用しない人が世界で通用するはずがありません。
そりゃあまあ青色ダイオードや南部さんの例があるかもしれませんが、
そんなものはごく稀な例です。そんな心配する必要もないと思います。
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No.1 「変人」phyoncoです。

中学生で理論物理をやろうと本気で考える奴なんて「変人」に決まってる。でも私が言ったのは、そういう褒め言葉としての「変人」じゃなくて、世間一般で言うところの、相手にちょっと距離を置く意味での「変人」として扱われるということ。断っておくが、xx大学理学部物理学科教授の場合、他人が彼をまともな人間として扱ってくれるのは、理論物理をやってるからじゃなくて、xx大学教授だからです。日本では。特に霞ヶ関界隈では。理論物理をやりたくて、それだけを考えていたらxx大学教授になって、それで忙しくなって物理が出来なくなってしまった人も日本には沢山います。
 私は日本で博士号をとり、ポスドクとして日本の外に出ました。そろそろ定職に付かねばならない年数が経った時、そのまま海外に留まってテニアをとれる可能性は低いと判断して日本に帰ってきました。日本でもう一カ所ポスドクをやった後、定職に付きました。定職は、一応名前だけは研究職ですが、もはや自分を素粒子理論の研究者とは呼べない状況です。もしかすると、理論物理学者ですらなくなっているかも知れません。
 私の場合は、「段ボール生活」にならなかっただけでも喜ぶべきかも知れません。No.5さんのような「まともな」研究者にはなれませんでしたが、少なくとも自分が自分の人生の中で何かにチャレンジしたということの結果を生きているので、自分が無謀であったとも思っていないし、後悔もしていません。ただ、現在自分が置かれている環境を苦しんでいるだけです。この世界には私達と全く別の価値観に基づいて生きている人達がいます。彼等のことを「日本の官僚」と呼びます。そしてもともと学者だったはずの多くの人達は彼等に魂を売って官僚そのものに変質しています。「段ボール」でない生活をすることも社会人としては重要なことですが、価値観を共有出来る人達の中で暮らす、ということはもっと重要なことのように思います。特に「変人」にとっては。
 言葉の壁について言えば、私の場合は確かに大学院時代に英語論文を読むのが日常だったり、国際会議で何度か発表したり、そこで知り合った外国の研究者と交流したり、そういった経験をした後だったので何とかなったのかも知れません。大学出て直ぐは無理だったかも知れない。言葉の壁は、大学院へ入るころが一番高いかも知れない。私が言いたかったのは、なるべく早く外に出た方がいいということで、誰かも言っているけど、極端な話、高校からでも良い。それが無理なら、大学からでも外に出てしまった方が良いでしょう。ただ、良く準備をして奨学金をとれるようにするべきですね。
 とにかく、学問やるなら狭い日本で「お山の大将」してたって何の意味もない。人類として、人間の誇りという一番堅い足場に身を置いて自分を支えるべきだと思う。
 君にアドバイス(?)を送っていると、自分にも少しやる気が湧いて来た。お礼を言います。ありがとう。
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中学3年(15歳)のkazuxp32さんを悩ませる、この国の現実を、なんとかしたいと思います。


京都市立堀川高校をご存知ですか?
http://www.edu.city.kyoto.jp/hp/horikawa/
高校生で、卒業論文を書くのです。その研究テーマを追求するために、専門家のいる大学へ進学するそうです。東京大学、京都大学が多くなるでしょうが、筑波大学、東京工業大学、そのほかの大学でも、その先生しか研究していないテーマであれば、そこへいくのが、正解です。高校時代に、理論物理学の勉強がやりたい放題ですよ。夢のようですね。まず、本がたくさんあって、指導教官(大学院をでている)が、サポートしてくれるそうです。
高校3年間、大いにお励みください。理論物理学、天文学、数学には、重なるところがあるようです。コペルニクス、ケプラー、ガリレオ、ニュートン、ガウス、ラプラス、ハミルトン、ポアンカレ、今年は、国際天文年です。ルーリン彗星、皆既日食、たのしいことが待っています。
NHK高校講座の地学の番組で、ハワイのスバル望遠鏡もでてきますよ。
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/chigaku/index1. …
よい先生にめぐりあうことです。そこから道はひらけます。湯川、朝永、南部、坂田、小柴、益川、小林、先生方の本を読んでみて下さい。
山本義隆さんの本を図書館でさがしてみてください。板倉きよのぶ(聖宣)さんの本も、役に立つでしょう。
心配は、ご両親、大人の人にまかせて、大いに学んでください。

参考URL:http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/chigaku/index1. …
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やりたいことをやるのが一番。



あなたは食うために物理学をするのですか?

高橋教授のように、世界で評価される宇宙論の専門家となれるのは、ほんの一握り。高橋教授くらいの力を持っている人ならば、どこにいても声がかかる。好き嫌いではなく、全く自然に、欧米の大学、東大・京大で友を得かつ業績を上げられます。

そこまでいかずとも、物理を学べば、それに見合う職業は沢山ある。大学に残るだけが生活ではありません。
理論物理(宇宙論の権威として)食えるのはほんの一握りです。
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私の経験を基に話をしてみます。

私も中3くらいの時には将来は
物理学を研究したいと願っていました。そして高校の時には,大学や
大学院で使う専門書を買って読んでいました。どんな分野があるかは
実際に勉強してみなければ分かりませんからね。その当時惹かれたのは
やはり理論物理学で,とりわけ核融合の理論に興味があって大学は
核融合の研究施設のある所に入りました。しかし,大学に入って
いろんな物理に触れるうちに,核融合の現状と達成度に見切りをつけ
卒論は宇宙論を選択しました。その後,宇宙論の講座のおとり潰し
などいろんな経緯があって(宇宙論を専攻したいのならば,日本なら
京大しか選択肢はないと思います),大学院からは物性実験に転向
しました。あれから数十年が経ちますが,現在も物性の分野で生きて
おります。その選択には後悔はありません。

#4> 中3ならそのような心配は早すぎます。
将来を考えるのに早すぎるということはないと思います。
ただ,質問者の方は一般論をお尋ねになっていますが,個々人の環境
情勢などは千差万別であり,ベストな選択を回答しろというのは
不可能であると言えます。人生には多くの運も必要であり,そのような
不確定な要素の多いことに答えられる人はいないからです。研究と
いうものは,組織として実施されるものは少数です。高エネルギーの
実験などは,政府のみならず多くの国との共同研究となりますが,
通常は,教授というのは自営業の店主のような存在であり,予算獲得と
学生の質の向上,それに伴う研究成果という地道な活動を行うことに
なります。自分の望む分野の研究室に入れたとしても,その講座の
教授や准教授が外部に対してどのようなパイプを持つかということが
学生の就職に大きく影響します。その人の能力(論文の数やサイテー
ションなど)はもちろんですが,いくら業績があっても就職できない
ポスドクは沢山います。大学の教職は公募ですが,実際には公募は
建前の場合が多いです。あらかじめ教授間でのネゴシエーションが
ないと,なかなかスムーズにはいきません。さらには受け入れの
研究室の学内での立場も重要なので,研究職でテニア(永久就職権)を
取れるのはかなりの運が必要となってしまうのです。さらには,大学の
独立行政法人化の後には,定職であったはずの助手や助教などに任期が
付くことが多くなりました。政府の行政改革の一環として,大学の
先生も削減の対象となったからです。

>大学院を卒業した後にどこの大学も政府も自分を雇ってくれない・・
大学や国研への就職は上記のように全てのケースが異なっていると
考えることができますので,雇用倍率などは意味の無いことが分かると
思います。オーバードクターの問題は,まだ解決の糸口は見つかって
いない段階です。大学院を卒業した後に雇ってもらえるというのは
かなり幸運な場合に限られるというのが現実です。

>その人たちの人生はどうなってしまう・・・
多くの人が塾の講師やアルバイトで生きています。結婚して奥さんに
養ってもらっている人も多いです。研究者を続けたければ,ポスドクを
渡り歩くという生活が待っています。2年から5年というスパンで
いろんな国や研究機関を渡り歩く生活です。この状況は,日本でも
欧米でも大差ありません。私の職場にも,いろんな国からポスドクが
来ては去って行きました。例えば,少し古いですが1999年の米国での
テニア候補職(期限延長可能な期限付き研究職)以上に就いた割合は
博士号取得3年以内で29%です。この3割弱の中から,実際にテニアを
取れる人はほんの一握りに過ぎません。

>日本国内では理論物理学者が生き残るのは大変困難である・・・
理論物理学者と呼ばれる人達は,物理学科のある大学のほぼ全ての
大学に存在しますので,実験系に比べて困難であるとは言えません。
ただし研究のレベルが高く維持できているとは限りませんが。
理論物理は一人でも出来るからという意見もありましたが,これには
納得できません。理論物理の研究では,新しい情報を得ることが
不可欠ですが,その人が所属する大学等で,どのくらいの数の
ジャーナルを購読しているかは大きな違いとなってきます。もちろん
プレプリントサーバが発達してはいますが,やはり最終的な論文を
読めない環境では研究は滞ります。また,近くに分野の近い研究者が
いてディスカッションできる環境になければ,なかなか一人で発想を
出し続けるのは困難です。

>日本の大学に、進学した後に海外の大学院に進学しよう・・・
これはレアケースになると思います。#2の方が書いているように
通常は学位取得後に海外ポスドクという人が多いです。もしも海外で
研究をするべきだと考えるならば,直接海外の大学に入学すべきだと
思います。実際にそのような研究者もおられます。アメリカの国研で
研究所長まで務めた人もいますが,その人は高校生のうちに渡米して
その後の研究人生を生きてらっしゃいました。これこそレアケースでは
ありますが。

日本と比べて欧米のよいところは,大学自治という考え方を根本と
していることと,名誉だけでなく,教授やFull教授などは,かなりの
高給を得ることができることです。親子3代で教授という知り合いが
いますが,かなり裕福な暮らしをしています。日本では考えられない
ことです。そういう現実を嫌って海外に出る人も多いですし,この
ままでは技術立国という看板は降ろさなくてはいけなくなるでしょう。
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理論物理に縁がなく、化学を専攻したものですがコメントします。

中3ならそのような心配は早すぎます。とにかく目の前の勉強を一生懸命頑張ればよいと思います。
高等学校で理科へ行くか文科へ行くか、あるいは理科なら工学か理学かを決めて、理学部の物理に進むことになったにしても、大学に入ってからの数学や物理の講義と、本やJournalを読んでの勉強で、理論物理の研究室で競争してやっていけるかどうか考えれば間に合うと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

確かに、物理以外への自然科学に対しても関心があります。毎月、ニュートンを購読していますので、高校に入り、一通り学校の勉強が安定したら日経サイエンスなども読んでみて、いろんな分野に対して興味をもってみたいと思いました。

お礼日時:2009/02/28 23:34

 昔パソコン通信、今インターネットで物理専攻した方々と交流がある者です。

物理学を選択した時点で、生計のことを考えてもしょうがないです。博士課程を卒業して好きな物理で食っていける人は一握りです。たいていは一生、コンビニのバイト、ガードマン、良くて塾の講師、その他もろもろで食っていくしかないです。
 先が見えているので、学士、あるいは修士まで物理で、その後は工学の大学院に転向する人も多いです。こちらなら、まだ望みがあります。
 理論物理ならまだよいでしょうね。一人でもできますから。実験物理の人は気の毒です。
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この回答へのお礼

実験物理よりも理論物理の方が、社会が必要としている人数に対して、研究職につきたい人が多いと聞いていますが。。

お礼日時:2009/02/28 23:32

実験分野の院生です。


すべての質問には答えていませんが私の意見を書いてみます。

>理論物理学で生計をたてる場合、日本で研究するのと海外で研究するのとはどちらが生計を立てやすいのでしょうか。
恐らくどこも同じです。というか理学の物理(数学も含む、ってか化学も生物もだけど)を研究してる時点で
世界で研究してるのと同じだと思いますがね、、、
そういうことじゃなくて日本の大学と、海外の大学という意味?
大学教官になるにはその国の母国語(もしくは英語)を不自由なく話す必要があります。
ちなみに任期付きポスト(ポスドクとか)だと海外の研究所でも比較的簡単になれます。

大学卒業後でもっともベストだと思われる進路は
東大京大の大学院→学位取得→海外ポスドク→(日本か海外で)准教授
かな??まーわかりませんが、あえて大学院を海外にするメリットは
語学力の向上という点以外ではあまりないと思います(貴方の第一言語が日本語である限り)。

例えばこのようなプログラムをご存知でしょうか?
http://www.jsps.go.jp/j-toplevel/04_saitaku.html
これの東京大学のところを見てください。
ほとんど海外の研究所と同じ環境で研究できます。

大学院入試において、理論物理の研究室の人気は毎年高くその倍率もすごいです。
東大京大の理論研究室に入れるような人は大抵優秀ですし、そういう人たちは
どこかしらの大学には教官として就職されていますよ。
だからそんなに心配する必要はないと思います。

また自分の限界を感じ取った人は学位を取った後でも一般企業に就職したりしてますし。

ただしそういう研究室に入れず夢を諦められない人が言葉は悪いですが
2流大学と呼ばれるような大学の理論研究室に入ってそのまましがみついて
現実を見ていない場合があるから、就職できなかったりするんじゃないだろうかと思います。

絶対とは言えませんが、東大京大に入れ、かつ理論研究室に配属されるような優秀な人ならば
心配せずともいづれポストはえられると思いますよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。やはり定職に就けるのは本当に一握りの人たちだけのようですね。

東大京大の大学院に入れれば、どこかしら(研究関係)で雇ってもらえると思っていいということでしょうか。

オーバードクター問題などは二流大学を卒業した人たちなどばかりが直面する問題なのですか?

お礼日時:2009/02/28 23:26

理論物理のプロになるための条件:


三度のメシよりも理論物理が好きであり、
自分の人生よりも物理学の発展の方が重要であると思え、
生計が立とうが立つまいが、生き永らえている限り物理をやり続ける意思と根性があること。
 日本には物理学を文化とする社会がなく、物理学者(特に理論屋)は「変人」か「偉い人」にしかなれない。社会的に孤立した中で、自分だけを信じて、しかも30才や40才ではなく50、60になってもまだ自分だけを信じてやり抜かなければならない。日本では「異人」は排除され、一人で頑張っていても浴びせられるのは冷や水だけだ。
 日本の外へ、西洋へ出ることを強く勧める。北米でも、ヨーロッパでも、物理をやるということはごく普通の人間のやることで、社会的に理解されている。もちろん、選ばれた者だけがその道に進めることには違いないし、その道程は日本よりも厳しいかも知れない。大学院などは日本の5倍はしごかれる。しかし、能力がないのに生き残ってしまった者の顛末は哀れだ。能力がないなら早い段階で振り落とされた方が良い。それをちゃんとやっているのは北米とヨーロッパだ。大学を卒業しらた、大学院から西洋へ渡ることを勧めます。言葉の壁などは大したことはない。とにかく飛び出してしまうことだ。
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この回答へのお礼

半年前までの自分はどんな犠牲を払ってまでも物理を続けたいという信念に燃えていました。しかし、今の自分は、「一生、孤独とやっていけるのだろうか」「失業してダンボール生活になることはないのだろうか」といった不安要素がたくさんあって、必ずしも物理を続けられるという自信を失っている状況です。

ただ、海外でこうしたいくつかの問題(オーバードクター問題など)が解決できているのであり、シニアにも就けるのであれば、どんな困難も越えて学者になろうと思えます。

参考までに、僕は変な人らしいです
卒業アルバムで「不思議な人」「変人」ともにNO1でした。

>>言葉の差など大したことはない
本当でしょうか?また、誠に恐縮ですが、phyoncoさんは経験者と名乗っておりますが、どういった経験をつんだのかご自信の経験を教えてもらえませんか?

お礼日時:2009/02/27 13:52

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