靖国合祀訴訟、遺族の取り消し請求を棄却…大阪地裁
>戦没者遺族9人が「親族を同意なく合祀(ごうし)され、故人を敬愛する気持ちを侵害された」として、靖国神社(東京)を相手に合祀者名を記す「霊璽簿(れいじぼ)」などから親族の氏名を抹消する「合祀取り消し」を求めた訴訟の判決が(’09/02)26日、大阪地裁であった。
と本日夕刊の記事。
何が問題、争点になっているかわからない。
わからん点が二つ。
(1)原告側の勝手に靖国神社が合祀した、という不快感は人それぞれだから、あるんだろうと思う。
思うけど、訴訟を起こすほどの、動機になるのが・・・わからん。
(2)靖国神社側は、原告側から合祀やめての申し入れを、なんで拒否したんだろう?
A級戦犯の合祀をやめられない同じ理由なのかな・・・?
誰か、解説をお願いします。
(新聞は、もう少し解説して欲しいと思う。妙なところで客観報道に徹するのはやめて欲しい。)
(1)について遺族に無断で云々との事ですが、戦中は靖国に祭られる事は
最上の名誉だった訳ですし、常識でもあった訳ですから今更遺族に無断も何と
思うのですが・・・
むしろ国の未来を信じて戦って戦死された英霊を遺族が踏み躙っている様に感じます。
(2)に関しては一度合祀されて祭神となったからには特定の1柱だけを除外する事は
出来ないって言うのが日本神道の考え方だと思います。
ですのでA級戦犯の件も含めてそれが理由です。
また、日本には(少なくとも国内法では)所謂A級B級C級等の戦犯はいません。
昭和28年8月 に「戦犯釈放を求める国会決議」が全員一致で決議され、当時
まだ服役中だった戦犯だとされた方々や既に刑死された方々も含め我が国には
戦犯は存在しない事になったのです。
また、天皇陛下が靖国に参拝しないと仰ってる方もいらっしゃいますが
1975年に当時の三木首相が靖国参拝をした際に『私人として参拝した』
と発言した事から我が国の象徴として私人としての立場の無い天皇陛下は
靖国に参拝したくても出来なくなったのです。
それまでは天皇陛下も参拝されておりました。
また、所謂A級戦犯合祀をきっかけに天皇陛下が靖国に参拝しなくなったと
主張する輩もいますが、所謂A級戦犯の合祀は1978年ですから時系列的に
矛盾が生じますし、昭和天皇は戦争責任をご自身に感じておられましたので
所謂A級戦犯を憎む様なことはされなかったと思います。
昭和天皇のお人柄を考えればA級戦犯合祀をきっかけに参拝されなくなった
等ということは先ず有り得ないと思います。
> (1)原告側の勝手に靖国神社が合祀した、という不快感は人それぞれだから、あるんだろうと思う。
> 思うけど、訴訟を起こすほどの、動機になるのが・・・わからん。
司法に委ねるという行為は、理知的で宜しいことではないでしょうか。
記録にも残りますから、後に参考にしたり判断材料のひとつになったりします。
ただ、どうしても「イデオロギー論争」にかかわってくることなので、「日野・君が代伴奏拒否訴訟」のように司法で白黒をつけられると「とても困るという人」は少なからずいるでしょうね…。
> (2)靖国神社側は、原告側から合祀やめての申し入れを、なんで拒否したんだろう?
> A級戦犯の合祀をやめられない同じ理由なのかな・・・?
祭神は一座で分祀・分霊ができなからです……という難しい話は置いといて、私はこう考えています。
実質的な損害を与えているわけではありません。
実親子でも、養親子でも、本人以外は他人です。亡くなった方の心情・心理を代弁することはできません。
例えば、殺人事件の裁判で「遺族の思想・心情」が「有罪・無罪」を別けることはありませんよね。
同じ理屈で、靖国神社が「原告側の申し入れ」で「分祀・分霊」することはないでしょう。
靖国分祀論は、「神学論争」というより前出の「イデオロギー論争」の意味合いが強いです。
この回答へのお礼
>司法に委ねるという行為は、理知的で宜しいことではないでしょうか。
もちろん否定する訳でないんですが、現実的には費用や時間が必要ですよね。その現実を乗り越えてでも訴訟を起こす程の動機って何?というのがオイラの素朴な疑問なんよ。
>「イデオロギー論争」
というのが、結局オイラが根本的に解らない、感情・認識・しろもの・・・、なんだろう。
イデオロギー、ってなによ、美味しい?、ってオイラには理解不可能な論争なんかな。
靖国は非常に複雑な問題なので、報道も説明しきれないのでしょう。
とはいっても、複雑にしたのは政府でしかありません。
靖国は元々、明治維新の戦死した兵士、それも政府軍といわれる人だけを祀る場所でした。
それを政府は日露戦争などにも拡大したのです。
さらに、第二次大戦では靖国に祀るからと言って国民を戦争に駆り出したのです。
ここには何もありません。本当の戦争犠牲者である国民もいません。
天皇もここには参拝しません。
だから本来なら、自由にさせればいいし、国も、本当に戦没者が居る千鳥が淵の慰霊祭だけにして、こちらは一民間神社とすればいいだけです。
今すぐがダメでも、直接の遺族がほとんどいなくなった時点で方針転換してもいいと思います。
戦没者や戦争犠牲者はほかにいます。
なのに国は遺族の票欲しさだけで、あたかも国の慰霊施設かのように振舞っており、神社もそう考えているようです。
要するに一旦、一部でも削除を認めれば、なし崩し的に権威が破壊する。それだけの為に意固地になっているのです。
裁判と言っても、何の力も無い、責任能力も責任感もない、とりあえずだけの地裁。これまでも無責任な判決は山ほどあります。
ただ、信仰に関しては民事よりも立ち入りたくないのが裁判所の本音でしょうから、高裁以上がどう応えるかは今後の問題でしょう。
個人的には単に名簿に載っているだけ、「勝手に書かれているだけでなぜここまで」とも思います。
ひょっとしたら寄付の要求でもあるのか。選挙名簿の送付でもあるのか?こればかりは信心のことなのでわかりません。私なら放置しておきます。
もう一つの考えとしては、政治的な意味があると思います。
要するに国は攻撃のよい材料を提供しているようなもの。
故人の崇高な意向より、遺った者の下世話な思惑という事もよくある話です。
この回答へのお礼
>靖国は非常に複雑な問題なので、報道も説明しきれないのでしょう。
うん、複雑だよね。
でも、マスコミはわかりやすく本質や事実を報道すべきだと思いません?
ワイドショー的なものしか視聴率が取れない、というのはマスコミの怠慢で、視聴者を馬鹿にしているとしか思えない。
>千鳥が淵の慰霊祭
確かに、過去の首相が幾ら平和の祈りとして靖国神社に参る、といくら言っても、しょせん軍人だけが祭られている神社で、そこにはなんらかの別の意図があるとしか言いようないよね。
>故人の崇高な意向より、遺った者の下世話な思惑という事もよくある話です。
原告個々人の素直な嫌悪感を(結果として)利用して自分たちの運動を推進しようとする人達と、選挙の票になる思惑の人達の、永遠の平行線という気がしてきました。
私もneji44jp様と同じ疑問を持っている者です
ただ、(1)のご質問は解るような気がします
それは《宗教上の理由から靖国神社に合祀の削除を申し込んだが神社側が相手にせず、何度申し込んでも最終的にはシカトされて、それならば法律で解決してもらおうと訴訟した》
と言うのが真実では有りませんか
私はその様に考えます
(2)に関しては解りません
そもそも靖国神社は
”祖国の為に戦場で殉じた人の御霊をお祭りしている”
と思っていたのですが
どうやら戦場に赴いたことがない政治家や
政商まがいの人まで合祀しているようです
これは他の方が言われているような
「祭祀賛成者からの寄付で成り立っている」
という一言で解ったような気がします
上記のような方のご遺族はお金持ちが多いからです
しかし実際問題として戦死者の遺族として
A級戦犯の合祀は認め難い限りです
お答えになっていないと思いますが
貴殿に私と同じ思いを拝見して
思わず賛成の投稿しました。
この回答への補足
すみません。
>どうやら戦場に赴いたことがない政治家や
>政商まがいの人まで合祀しているようです
を具体的に誰かを教えて頂けませんか?
(1)について
裁判には、様々な思惑の絡む場合が少なくありません。靖国神社に関する裁判は、その最たるものといえます。ご質問に対する既存の回答に対しても、一定の思惑をもって投稿しているものが見られるのには、苦笑せざるを得ません。
宗教観は、自己の意思をもってしても容易に変化させられるものではなく、まして他人が変化を強要できるものでもありません。また、宗教観の違いは、一種の気持ち悪さを伴うものです。
遺族ご本人にとっては、合祀は許容し難い気持ち悪さを伴うのでしょう。そして、自己の宗教観が変化し難い(ないし変化させる意思を有していない)のであれば、裁判以外にこれを解消する有力な手段はないことでしょう。そうすると、訴えを提起する十分な動機になります。
これに、様々な人の思惑が絡む結果、能動的に動く弁護士もつくでしょうし、情報提供者も出てくることでしょう。資金提供のある場合もあります。そうすれば、実際に訴訟提起する道は開けましょう。
(2)について
これも、靖国神社の置かれている立場や、様々な人の思惑を想起すれば、見えてくることでしょう。
靖国神社は、一定の宗教観に基づき、一定の条件を満たす人は等しく合祀し、そうでない人は絶対に受け入れないという立場を維持しています。そして、靖国神社は合祀に賛成する方々からの資金提供により、建物等を維持しまた活動をすることが出来ます。
例外を出せば、自らの立場を否定するに留まらず、賛成する方々からの反発を受け、またそっぽを向かれるおそれが非常に高いことでしょう。
加えて、票田を意識する政治家の思惑なども絡んできます。日本の政治は、形式的には宗教法人と一定の距離を置く立場を採っていますが、実質的には何らかの繋がりを有しています(誰もが思い浮かべるだろう政党に限りません)。
そうすると、靖国神社が誰に目を向けるべきかは自ずと決まってくることでしょう。
この回答へのお礼
>能動的に動く弁護士もつくでしょうし、情報提供者も出てくることでしょう。資金提供のある場合もあります。そうすれば、実際に訴訟提起する道は開けましょう。
このあたりがオイラがピンとこないところなんかな~。
主義主張、イデオロギー・・・、う~ん。
>靖国神社は、一定の宗教観に基づき
ここも理解不能だな。
世の中、1+1=2という数式で動いているなんて決して思いませんが、変な思い込みをなくして、少しお互い歩み寄れば、もう少しマシな世間になると思うんだけどな。
NO3です。
書き漏らしたことがありますので補足させてください。
(1)に関して。
例がどうかとも思いますが、
仮に昔大惨事を引き起こした宗教団体が
犠牲者の合祀のためとして彼らの敷地内に犠牲者一人一人の
お名前を刻んだ碑を立て、台帳を作成して、
勝手に何だかんだとやりだしたとした場合、どうでしょうか?
(同じとは言えないまでもよく似たケースでは、と思います)
嫌がる方もいるかもしれないですね。
そのような場合も、最高裁までいけば問題無しとされる?
なお本件ではありませんが
1988年の自衛隊員合祀訴訟は1,2審は原告側の言い分が認められ
最高裁で覆されましたが学説(通説)はやはり1、2審と同じ見解だったと
聞いております。
クリスチャンだったとかいうことですが、
クリスチャンにとっては到底受け入れることのできない
(改宗しなさい、と言われているようなものかもしれません)
問題でありましたが、それでも最終は敗訴しています。
(少数意見付きでありましたが)
日本では心の問題は余り重要視されないのかもしれないです。
この回答へのお礼
確かに日本人の宗教観は、ある意味空気感というか、意識していませんよね。
無宗教日本人にしても訳の解らぬ宗教団体が勝手に『貴方の父親をご供養しています』なんて知ったら・・・不気味ですよね。
クリスチャンすれば尚更の事なんかもしれません。
今回の原告個々人はそんな気持ちだったのかも知れませんね。
ただ、その原告個々人の素直な気持ちを、ある意味利用して、自分たちの主義主張の足しにしている勢力があるんでは、って不快感があります。
私自身が相当疑問に思っていますので想像の域程度の
ことしか言えませんが、
(1)については訴訟を起されたということは
それなりの苦痛を感じられているのでしょうね。
(感じるなと言ってもそれは無理な話)
(2)ついては名簿の作り直しにコストがかかるから?(まさか^^;)
次々と合祀やめて、が出てくると困るから?(まさか^^;)
神社の場合、氏子というのでしょうか、一人でも多いほうが
いいから?(まさか^^;)
以上、私の弱い頭ではそれぐらいのことしか思いつきません。
嫌がるものをどうして?
という疑問の解決にはならないかも知れませんが
一応思いつくところを書いてみました。
この回答へのお礼
>それなりの苦痛を感じられているのでしょうね。
わかるけど、現実的に時間も費用も掛かる裁判まで持って行くほどの苦痛なんかな~、つーのがオイラの疑問なんよ。
>次々と合祀やめて、が出てくると困るから?(まさか^^;)
わりあい本音だったりするかも。
>訴訟を起こすほどの、動機になるのがわからん。
原告側としては、靖国神社側に「遺族に無断で合祀するな!」と申し入れを行なっています。
が、靖国神社側から「宗教の自由で、靖国神社の権利じゃ。わざわざ遺族の承認は要らんし必要無い!」と門前払いを受けたのです。
民間での問題がこじれたから、裁判所で判断を仰いだだけの事ですね。
純粋な民事裁判です。
ところが、人民日報日本語版と揶揄される大手新聞記事は、従軍慰安婦に次いで新たな反日論点ができた!と喜んでいます。
今回の裁判とは別に、反日系の同様裁判が各地であります。
台湾・南北朝鮮など旧植民地出身軍人・軍属及び遺族は「莫大な損害賠償」を得る事が出来るのです。曾孫の代になっても、彼らは裁判を行いますよ。
>原告側から合祀やめての申し入れを、なんで拒否したんだろう?
許すと、今までの靖国神社で合祀している根本的な慣習が崩壊するのです。
クリスチャンである自衛隊員が殉職した時も、靖国神社が遺族に無断で合祀しました。遺族は最高裁まで争いましたが、「宗教法人である靖国神社の裁量範囲内であり、違法性は無い」と判決が出ました。今回も、この判決(判例)踏襲しています。
分霊・分祀自体は、最高裁での判決はありません。これらを行なっても「違法性は無い。法的な問題ではない」との最高裁判断です。
まぁ現実としては「靖国神社の権利を守る」「A級戦犯とされた方の分祀を阻止する」「遺族会への配慮」など自己防衛機能が働いているのでしよう。
国家神道への反省から、宗教法人に対しては「見ざる・言わざる・聞かざる」が日本の基本方針です。
EU諸国で「カルト集団と認定」を受け監視対象になっている日本最大の宗教法人も、国内では何ら監視対象になっていません。
この回答へのお礼
さっそくのお返事、ありがとうございます。
靖国問題は中立的に一応の理解をしているつもりですが、ややこしい問題だと認識しています。
下にも書きましたが、周りで平和に貢献していると『信じて疑わない』、結果余計な事をしているとしか思えない人が、煽っているという構図だと思います。
プラス、事なかれ先送り主義の日本の姿勢が輪を掛けて、話を複雑にかつまた長期化させているんだわ。
やっぱりというか何というか、やはり朝日が一番詳しい感じですね
http://www.asahi.com/national/update/0226/OSK200 …
すると、原告団がなにやら横断幕を掲げていますからそれで検索をかけると
http://www.geocities.jp/yasukuni_no/
細かい主張が判ります。
ここによれば、大阪訴訟の原告は遺族9名(日本人8 名、台湾原住民1 名)
また「先頭には、原告団長の菅原龍憲さんを真ん中に、その両脇に、同じく原告で台湾の原住民アウィーさんと、この裁判の原告ではありませんが、一連の違憲訴訟で「違憲判決」を勝ち取った台湾訴訟の筆頭原告であったチワス・アリさん」
とあるので、おなじみのプロ市民の皆様、という感じですね。(小泉首相=当時の靖国参拝集団訴訟をやった連中です)。チワスさんの香ばしさは「高金素梅」(台湾名)で検索してみてください。団長の菅原龍憲氏は「真宗遺族会」という、いわゆる反戦遺族会の会長です。
まあ、そこに転がってる書面だけでもおなか一杯になれること請け合いです。
さて、
1)ですが、当然動機は「とにかく靖国神社に難癖をつければ侵略国家である日本の逆コースに歯止めがかけられるから提訴してみる」程度の物でしょう。なんせ、この辺のキーワードで検索をかけると「反靖連」(反靖国連帯会議)なんて団体がヒットするぐらいですから。
まあ、反対のためならなんでもする、ということでしょうね。
2)に関しては原告が求めているのは「霊璽簿からの削除」な訳ですが、これは実質的に分祀であってできないし、これを命じることは判例違反。かつ合祀することは神社側の信教の自由の範囲内であって、強権を持ってこれを害することは不当である、という主張のようです。
この回答へのお礼
さっそくのお返事、ありがとうございます。
>書面だけでもおなか一杯になれること請け合いです。
あはは、納得ですね。
戦争の悲惨さ、反戦の想いは共感できるのですが、何故靖国合祀反対になるのか・・・。
結局、原告個々人の想いを利用して訴訟に持ち込ませることで、『嬉しい』人達がいるんだろうとしか思えないよな~。
で、『嬉しい』人自身は恐らく『正義の味方』『反戦の砦』だと『信じて疑っていない』んだろな。
対して靖国側はどうなんだろう?
やっぱり信教の自由を『信じて疑っていない』んだろうか。
コッチはなんか見返りが、気もするけど。
『信じて疑わない』って姿勢だと思う。
一見、純粋で尊いと、自分自身は酔っているんだろうけど、『大本営発表』を『信じて疑わない』のと、社会主義・共産主義は・・・を『信じて疑わない』と同根だと思う。
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