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高校で丸山真男のであることとすることを
習っていますが、話しの意味もよくわからないし
何を言っているのかも全然分かりません。

インターネットなので解説を見ましたがよく分かりませんでした。
今度テストがあるのですがどのような問題が出るのかすら
わからない状態です…どなたか分かりやすく説明お願いします。

A 回答 (2件)

「彼は男である」、「彼は日本人である」、「彼は中学生である」のように、「○○は~である」の「~」の部分には「男」、「日本人」、「中学生」等の性質が入ります。

「であること」の方はこうした性質を重視します。

例えば、「彼女は女だから……するだろう」、「彼女は高卒だから……するだろう」のように、予測をする際に、その性質を参考にすることがあります。また、「彼女は女だから……すべきだ」、「彼女は高卒だから……すべきだ」のように、どうあるべきかを考える際、その性質を根拠にすることもあります。「女らしさ」や「日本人らしさ」というものがあると考えられているのです。これらが「であること」の思考法です。

しかし、女だろうと高卒だろうと、仕事ができる人はできます。予測をする際に、性質にとらわれることが正しいとは限りません。「すること」の方は、何をしたのか、何ができるのかといったことを重視し、性質にはあまりとらわれません。

力学のニュートンの法則は、物体の運動を質量と重力と加速度で表します。その際、その物体が金属なのか、石なのか、それとも木でできているのかといったことに関心を持ちません。ニュートンの法則を表す式の中に、こうした性質は入ってきません。つまり、力学では「であること」ではなく「すること」が重視されます。

「であること」を重視するのであれば、会社でも一流大学卒であるとか、男であるといった性質が昇進の条件になるでしょうが、「すること」を重視する場合、その人に仕事ができるかどうかだけが物を言います。人を学歴や家柄や出身地で区別したがる人は、「であること」の思考法を好むことになります。

2つの思考法のうち、一方が良くて他方が全く駄目ということはありません。「これは木だ。だから水に浮かべると浮く。」のように、性質を考慮しなければ、結果が正しく予測できないことがよくあるのです。人間は両方を使っています。但し、現代は、男女や人種を平等に扱うべきだとされていることからも分かるように、「すること」を重視する時代であり、著者もそうあるべきだと考えています。
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例をあげれば「大人であること」と「大人として行動すること」は違う、というようなことではないでしょうか。


「政治家」や「教師」をあてはめてもいいかもしれません。
この例を頼りに、考えてみてください。

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しかしなんという「丸投げ質問」でありましょうか。
ネットの向こうにいる人が生身の人間だと言うことを知らないみたいに見えます。

それに、そういうときこそ学校の国語の先生に聞けばいいのに。
国語の先生に聞くのは、「生きた人間とあい対峙すること」だから嫌だけど、ネットなら機械のように使い捨てられるから気楽という感じなのでしょうか。
そいういうのまずいですよ。「生きた人間とあい対峙」する気力と、読解問題の文章とあい対峙して読み解く気力は、よく似た性質のものなのだから。
びくびくしないで、国語の先生に聞きにいくぐらいの誠実力をもたないと、この先受験などで読解問題の素材文にあい対峙する力がつかないです。

あと質問タイトルの「を」は「と」の誤字だし、4行目の「なので」は「などで」の誤字でしょう。
読解問題もいいけど、まず誤字をなくす練習をしたほうがいいかもしれません。
そこで減点されたら仕方ないもの。
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