アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

6才の娘が保育園の健診で「脊柱側彎の疑いがある」と言われ、近くの整形外科で診てもらいました。経過観察とのことで10月、12月、2月にX線写真を撮りました。見た目ではわからないのですが、いずれの写真でも脊柱が少しs字に曲がっているのが見てとれました。2月には傾斜が16度になったとのことで大学病院を紹介されました。

ところが、大学病院の脊柱専門医を受診し診てもらったところ、その際撮ったX線写真では真っ直ぐな脊柱になっていました。問診でも、傾斜は診られないとのことで、6ヶ月後の再診となりました。

異常がなかったとホッとしたのですが、「脊柱側彎は傾斜の進行を止めることはできても、曲がった部分は治らない」と言われていたので何がどうなっているのかわからなくなりました。

脊柱側彎が治ったと考えるべきなのでしょうか?それとも最初の病院でのX線写真の撮り方や診断が正確ではなかったと考えるべきなのでしょうか?

どうぞ教えてください。

A 回答 (1件)

初めまして。


側彎症を患っており、春に手術予定の者です。


ちょっと説明が難しい病気なので長くなりますが…。

傾斜が見られなくなった原因として考えられるのは、
・X線を撮る度に多少の誤差が出ること
・軽度であれば自然治癒することもあること
が挙げられるかと思います。

6歳ということは先天性か特発性でしょうか?
先天性は脊椎の奇形が原因。
特発性は原因不明でしたが最近DNAの異常であることがわかったそうです。

どちらも治るものではありません。
※整体やカイロなどで「治せる」と自称するところがとても多いですが、骨の奇形とDNAの異常が外部による刺激で治ることは有り得ません。

原因が治るものではないので、物理的に矯正する手術以外、治療法はないです。

進行するのは成長期が終わるまでですので、それまでは定期的に医師に診てもらう必要があります。


というと怖そうなのですが…。

~30度くらいですと、全く支障も問題もなく、普通の人と変わりありません。
病気の曲がろうとする力よりも、まっすぐに保とうとする力のほうが大きいので、傾斜が戻ることもあります。

患者の9割以上がこの程度で済みますので、ほとんどの場合は問題なく済むでしょう。


30度を超えると進行を抑えるためにコルセット治療というものが始まります。
しかし効果が出る場合、出ない場合があります。

40度を超えますと、成人後も進行が進み、
将来的に腰痛や手足の麻痺、呼吸器の圧迫等の障害が出てくるので手術が必要となります。


娘さんが軽度で済むのか、手術が必要なところまで進行するのかは現時点ではわかりません。

ですので通院は必ずするようにして下さい。

診察に行くたびに「経過観察」と言われるのはなかなか耐え難いことです。

実際途中で治療を放棄する人も少なくはないです。

ですが、万が一…手術が必要なレベルまで進行してしまうタイプだったら…。

私のように成人してから手術をするのは大変です。
10代の頃よりリスクも高くなりますし、費用もかかります。

ですので娘さんの将来のためにも通院は必ず続けるようにして下さい。

また、これからもまた進行するようであれば、「側わん専門外来」のある病院のほうが良いかと思います。
進行するかどうかの見極めは専門医ではないと難しいそうなので…。

私が知っているところだと、
関東なら東京都済生会中央病院、関西なら名城大学病院です。
そちらだと名医、権威と言われる医師がおられるので確実です。


参考URLも載せておきます。
長文失礼いたしました。

参考URL:http://www.sokuwan.jp/,http://blog.goo.ne.jp/aug …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

親切な回答ありがとうございます。「X線を撮る度に多少の誤差が出ること」「軽度であれば自然治癒することもあること」ということなのですね。納得しました。次回は半年後の健診ですが、必ず通院するつもりです。専門医のいる病院も教えていただきありがとうございます。

tsunecoさんもどうぞお大事になさってください。

お礼日時:2009/03/08 21:24

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!