ディレクションってそもそも何やる仕事?
デザイン事務所でデザイナーやってます。上司にアートディレクターがいてます。
このディレクター、デザイナーである自分に、客との打ち合わせ、見積もり制作、撮影のコーディネート、イラストレーターとの交渉…徐々に徐々に仕事を自分に振ってきます。上手いぐわいに徐々に流してくるので、反論もできず、気づいたら自分のやることがいっぱいで本来もっとも力を入れたいデザイン制作に余力が回らず、ふがいない作品でフィニッシュになる日々です。勉強になるので努力しようと割り切ってはいますが、このディレクターの人間性というか、資質にだんだん腹が立ってきました。一人帰宅時間も早いし、お前のいる意味は?って感じです。そもそもディレクターって何するのが仕事ですか?指示だけしてりゃいいものなの?他を知らないのでわかりません。もしただ楽したいだけで丸投げを計画立ててるとしたら、何か一言言ってやりたいんですが、何かいい一言ありませんか?アドバイスお願いします
ディレクター=監督業です。
映画とかサッカーの監督を思い浮かべて下さい。
指示するだけで自分じゃ何もしません。
が、何かあれば全責任を負わされます。
そういう立場の人たちです。
アートディレクターやクリエイティブディレクターも同じです。
指示するだけじゃんと思うでしょうが、
その「指示」を考えるのが大変なんです。
クライアントの言う事をそのまま丸投げする人もいますが、
ちゃんとしたディレクターならきちんと考えた上でやるはずです。
またスケジューリングもディレクターの仕事ですから、
いつも残業・休日出勤続きなら、部下の力量を見極められず
クライアントとも交渉できない無能な人と見ていいです(笑)。
仕事は早くて安い方がいいに決まってます。
でも人にはできる量やスピードが決まってるもんです。
「なる早で」とか言うヤツを見るとブン殴りたくなりますよね。
話がズレました。まぁでも、徐々にディレクションの
仕事を振られているという事は、あなたをADとして
ステップアップさせよう、というつもりかもしれません。
しばらく我慢してこなせるようになれば、
下にデザイナーを付けてくれるかもしれませんよ。
クリエイティブディレクターです。
私も、デザイナーに仕事を指示して、デザイナーより先に帰ります。
しかし、私はデザイナーよりも、責任の重い案件を多数抱えています。
下手すると首も簡単に飛びます。
ディレクターとは、クリエイティブに伴う全ての権限と責任を担い、
デザイナーやコピーライター等のスタッフを動かすことで、クリエイティブを最適化するのが仕事です。
もし、クリエイティブに何か問題、例えば誤植等が生じたら、責任を取るのはデザイナーでなく私です。
以前は、デザイナーのミスのために得意先を怒らせてしまったのですが、私が謝罪に出かけました。
私は怒られまくりですが、デザイナーは無傷です。だけど職責上、仕方がないと考えています。
デザイナーは私が指示したことだけやればいいのですが、私は事業規模全体を見た上で、
適切な仕事方法を検討したり、常にコストのことを考えたりしなければなりません。それなりの重責を伴います。
デザイナーとディレクターとでは仕事内容の違いだけではなく、このように、抱えている責任の領域や範囲、重さが全く違います。
単に帰宅時間を比較しても意味がないと思います。
ディレクターの根本的な能力として最も重要なのは
「人を使って仕事をすること」なので、上司の仕事の振り方は特に間違っていません。
質問者様がディレクターである上司から指示される仕事内容は、
私自身のデザイナー・アートディレクター経験を鑑みるに、ほぼ妥当であると思います。
ご質問の場合、仕事内容や上司の仕事の仕方より、
人手が足りなくて質問者様に負担がのしかかっていることが問題ですので、
解決のためには、いかに負担を軽減するかを考えるべきかと思います。
なお、質問文に書かれている、撮影を仕切ることや見積もり交渉、客先と話すること等は
確かにクリエイティブとは領域の違う業務ですが、全て、デザイナーのうちに体を通して経験しなければ、
この先のステップアップは見込めません。
デザイナーは「デザイナだけやればいい」訳ではないのです。
従って、質問者様だけが、特別に理不尽を強いられている訳ではないと思ったほうがよいかと思います。
他のデザイナーも同じ感じで仕事していると思いますよ。
仕事がヘビーであれば、「雑務に追われて肝心のデザインに打ち込めない」ことを、上司に相談なさったらどうですか。
ともあれ、将来ディレクターになりたければ、上司の仕事ぶりをご自分なりに解釈しつつ、
今の状況を耐え忍ぶしかないと思います。
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