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はじめまして。文部科学省の「修士課程の修了要項」というところを見ていて気になったんですが、『研究の成果の審査及び試験に合格することとする』にある試験とはなんでしょうか?

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(修士課程の修了要件)
第十六条
 修士課程の修了の要件は、大学院に二年(二年以外の標準修業年限を定める研究科、専攻又は学生の履修上の区分にあつては、当該標準修業年限)以上在学し、三十単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、当該修士課程の目的に応じ、当該大学院の行う修士論文又は特定の課題についての研究の成果の審査及び試験に合格することとする。ただし、在学期間に関しては、優れた業績を上げた者については、大学院に一年以上在学すれば足りるものとする。
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4月から情報系の大学院に進むんですが、知り合いを見ていると2年間研究室に在籍して、研究成果を修士論文にまとめて提出だけしかしていないような気がします・・・

まさか大学院まで行って、最終修了試験が一発勝負の筆記試験と考えたら憂鬱です。大学や分野にもよるのかもしれませんが、参考に聞かせていただけたらありがたいです。

A 回答 (5件)

現在、大学院に籍をおいているものです。



まず、大学院生は研究に対するある程度の「結果」が求められます。
もともと修士課程は本来「博士前期課程」と呼ばれており、修士は研究者のいわば登竜門となっています。
この条文をわかりやすくすれば、2年間で、研究者としての専門的な知識を身につけ、より専門的な研究ができるようにいろいろな手ほどきを指導教員から受けて学べということです。つまり、研究する方法がある程度身に付いたら卒業できるということです。

私の大学院では、授業は出席してレポートで単位を認定することが多く、なるべく研究に力が入るようになっています。大学院によりますが、学部とくらべて単位の取り方が変わっている場合があるのでそこは十分確認してください。(例:ある分野での単位の下限上限が決められている。)
研究では1年目末に中間報告会、2年目末に修士論文諮問会があります。この諮問会で2年間の研究の成果を論文として発表し、認められれば晴れて修士学位取得となります。この諮問会で論文を同じ研究院の教授の方々がチェックし(審査)、発表でしっかり質疑応答を行い(試験)ます。これが、『研究の成果の審査及び試験に合格することとする』ということになります。中間発表会・諮問会はよっぽど酷いことをしない限り通過します。
また任意といえば任意ですが、必ずと言っていいほど学会で発表させられます。これは研究室に実際入ってから確認してください。

修士で終わるのであれば、M1から就職活動があるので結構精神的・体力的にキツくなると思いますが、メリハリつけて頑張ってください。
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この回答へのお礼

試験というのは、研究報告のプレゼンということですね!確かに修士は研究者なので私が思っていた筆記試験だと研究者としての能力は測れそうにないですね!ありがとうございます。大変参考になりました^^

お礼日時:2009/03/18 20:21

修士課程修了経験者です。


課程修了にあたり、試験はありませんでした。
単位をとって、修士論文発表&提出で課程修了です。
私の場合、20年近くも前の話なので、
今はどうだかは知りません。
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この回答へのお礼

参考になりました!!ありがとうございます!

お礼日時:2009/03/18 20:29

確かに修士の「学位記」は二つに分れており、学部長名で「××は所定の課程を履修し、試験に合格したことを証明する」、学長名で「××に○○修士の学位を授与する」と書いてあります。


これはまさしく御質問の内容に沿ったものです。
でも「最終試験」なんて受けた覚えがないよ、というのが大方の皆様の感想でしょう。
これについては、#2のお答えにあるように、通常「修士論文発表会」と呼ばれている代物が口頭試問であるという認識になるかと思います。
場合によっては「修士論文"中間"発表会」となっている場合もあります。
なお、博士の学位記も修士の学位記と同じ事が書いてありました。
私の学位記は一体どの家の何処にあるのかなー。(汗;
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この回答へのお礼

ありがとうございます!参考になります^^

お礼日時:2009/03/18 20:24

『研究の成果の審査及び試験に合格することとする』とはですが,


修士課程の修了要件第十六条で「修士論文」の次に「又は」となっており「及び」とはなっていません。このことは,各大学の大学院により異なりますが,必ずしも修士論文を作成しなくても修了できるということです。建築関係分野では優れた建築デザインを制作し学外機関から評価を受けたとか。法学関係では司法試験に合格したとかになるかと思われます。なお,修士論文を作成しなくても修了できる場合として,ドクターコースに進む条件がついている事もありますので,注意する必要もありますが。
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この回答へのお礼

修士論文の作成さえしなくても修了できるところもあるのですか!多様ですね。ただ私の進学先の研究室は修士論文を作成するようです。参考になりました。ありがとうございました!!

お礼日時:2009/03/18 20:28

知りません。




見聞きした例から推測すると…

研究の成果の審査に合格 … 修士論文を執筆し,それに対して指導している教授が「OK」と言うこと。

研究成果の試験に合格 … 修士課程の研究について皆さんの前で口頭発表して質疑応答して,指導している教員達が「まあ,OKだろう」と思うこと。

分野や大学院や専攻で全く異なる定義かもしれませんが,おおむねこんな感じじゃぁないのでしょうか。。。。

詳しくは,識者からコメントがあると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!分かりやすいです^^参考になりました!

お礼日時:2009/03/18 20:25

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