ハーフの人達の名前の付け方について

この前、インターネットで滝川クリステルさんのウィキペディアを偶然見たら、クリステルの名前の他に、日本名がありました。そこでもう少し、インターネットや、口コミで調べたら他にも幾人か二つの名前（またはそれ以上）の名前を持っているハーフの人を見つけました。（その人達のことは個人情報なので名前を出すことはできませんが。）コレってどういうことなのですか？滝川さんはフランスのハーフだけど、欧米とか、アジアとかでも、ひとつの名前でいいんじゃないですか？（例えば滝川さんだったらクリステルだけでもいいのでは？）できれば詳しく教えてくださいお願いします。

No.1 ベストアンサー 回答者： michael-m 回答日時： 2009/03/18 09:43

さほど詳しくはないですが…

いわゆるミドルネームに決まりはありません。よく使われるものとして次のようなものがあります。
・クリスチャンネーム
・両親の親族の名前（尊敬するおじいさんなど）
・もう一方のファミリーネーム…父方なら、母方の姓というように
といった感じです。
しかも、一つと決まっていませんから、例えば有名な所では画家のピカソ（パブロ、ディエーゴ、ホセー、フランシスコ・デ・パウラ、ホアン・ネポムセーノ、マリーア・デ・ロス・レメディオス、クリスピーン、クリスピアーノ、デ・ラ・サンティシマ・トリニダード）のように長すぎて、名前に「諸説ある」なんて人も居ます。
もちろん、単純に名前と苗字だけという人も少なくありません。

想像ですが、貴族同士の結婚などが多かったヨーロッパでは双方のいずれかにしてしまうと争いになったり、日本名に訳すと「○○村のＸＸ池の傍の誰それさん」といったものまであるそうですから、戸籍がない時代に家系や出生をはっきりさせるというのが始まりではなかったのでしょうか。

日本でも幾つもの名前が並んでいる（○○守といった役職名ではなく）人が居るそうですから、良かったら「日本人　長名」で検索かけてみてください。

【余談】クリスチャンネームにも数に制限はないので複数持っている人も居ますし、更にカトリックでは「堅信の儀」という信仰を固める儀式があり、ここでも名前を貰うので、例えば私は山田-ミカエル-マリア－ペトロ-太郎となります。（山田太郎は仮名です。戸籍は姓名だけです。）
マリアは修道会マリア会にちなんで足した洗礼名、ペトロが堅信名です。

この回答へのお礼

なるほど、クリスチャンネームや両親の名前などにけっこう関係するのですね。ピカソの名前がそんなに長かったなんて驚いてしまいました。日本にも長名の人がいるなんて、知りませんでした。回答どうもありがとうございました。　
余談ですが、この前、自分の友人と話をしていたときにハーフの友達がいてその悩みを聞いたという話をしてくれました。その人はハーフは位置づけが難しく悔しい思いをしたこともあるといっていました。また、その人自身もアイデンティティーに苦しむときもあるとも言っていました。その話の時に、世界がもっとこういう人のことももっと理解して柔軟になってくれればなあと自分で思いました。　　　長くなってすみません。

お礼日時：2009/03/18 23:47