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皆様初めまして。
先日、偶然ラジオを聞いていると何かのCMで

「もし、地球と太陽の距離が『もう少し』近かったら、地球上に水はないでしょう。
もし、地球が『もう少し』小さかったらあらゆるものを引き付けている引力が小さく今のような状態にはなっていないでしょう。
太陽から地球と同じくらいの距離にあり、地球より小さな月には、人類も水も確認されていません。
地球は偶然、絶妙の距離と大きさを備えています。」

・・・(ちょっと説明下手ですが)というものです。

そこで気になるのは『 』部の『もう少し』と言うセリフです。

『もう少し』の距離や大きさってどのくらいなんでしょう?

勘は困りますが、アバウトでもいいので教えていただけないでしょうか?

A 回答 (7件)

そもそも、地球は今の重さであるからこそ今の軌道を取っています。


重さとは、物と物が引っ張り合う力なのです。
よって、地球の大きさや組成が同じのまま太陽との距離が変わることはありません。

さらに地球上の話ですが、夏と冬は暖かさが違いますよね。
また、南極は寒いですが、赤道は暖かいですよね。
これらは地球の傾きにより日照時間による差によるもの、と考えられています。
一概に住める、といっても暖かい赤道付近だけ住めるという可能性もあるわけです。
これ以外にも生命が生きる条件には水や空気、宇宙から届く放射線など
様々な条件がからむので"ざっと計算"はできないのが実情です。






と、いうわけで。これらの諸々の条件を勘案した研究も行われています。
一般的な仮説では、生命が生きられる距離(ハビタブルゾーン)は
「太陽系ならば0.97~1.39au」となります。(もちろん異論は多数あります)

auは天文単位。平たく言うと地球と太陽との距離です。
金星は0.7くらい。火星は1.5くらいですね。

もちろん、これが絶対に正確とは言い切れません。我々人類が気づいていない、
もっと重要な要素があるかもしれないですからね。









あんまり哲学カテゴリーっぽくないので、少し余談です。
哲学上は「人間原理」という考え方があります。
近~現代の物理学者が考え出した概念です。


この考え方では地球が偶然出来て、人間が偶然生まれたとは考えません。
今の地球だからこそ人間が生まれ、人間が観測したからこそ、今の地球の姿が
解っていると考えます。

もし、地球が別の形であれば、単に別の生き物が生まれていたか
あるいは生命が生まれていなかっただけなのです。

その観測されない宇宙も可能性の上で存在しているかもしれませんが、
誰にも見つからない宇宙を語ることにあまり意味は無いのかもしれません。
観測者が居るという事実こそが重視されるのです。
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直接の回答ではありませんが話のタネにちょっと。



地軸の傾きの話が出ていますが、それが安定しているのは(それが23.5度に保たれているのは)、「お月さん」の存在による効果だといわれています。逆に言えば、月が地球の周りを回っていなかったら、地球は生命を育む環境にはならなかっただろうということです。

ご質問からさらに外れますが、地球の長い歴史の中で、生物の大絶滅が何回か繰り返されてきました。一番近いところでは、6500万年前に起きた巨大隕石の地球への衝突。もし、その隕石の軌道が、空間的にあるいは時間的にちょっとずれていたら、地球への衝突はなかったでしょう。そうすると、その後の地球の生物の有様も違う道をたどり、我々人類は誕生してこなかったでしょう。

とにかく、限りない偶然が積み重なり連続してきたことによって、今の地球があるということです。
 
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ちょっと余談ですが、この偶然は


「偶然では考えられない」という科学的な説明もあります。

つまり本来、地球が誕生し我々が生きている事は偶然とは
言い切れないほど可能性が低い事です。

これは適当ですがサイコロを100回振って全て同じ数が出るくらい?
(これは適当なんで本気にしないで下さい、もっと可能性が低いのか
もしれないし高いのかもしれません)

よう、これくらい可能性が低いことだったんです。

なので絶対的な超越者が意図的に地球、人を作ったのではないかと
本気で考えている学者もいるようです。

これが立証されてしまったら神や大日如来の存在を認める事に
なっちゃいそうです、私は無宗教の人間ですが何か夢があって良いな
と思ってしまいます
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火星軌道までは、水は液体で存在できるらしいです。


そもそも、温室効果ガスがなければ地球だって凍りついた世界ですからね。火星が地球ほどの大きさだったら、大気を保てたので、温室効果が効いて、人間が住めるくらいの気候にはなっています。
で、近いほうは、すぐそこでダメらしいです。金星軌道まで行ったらとても水は存在できない。なので、もう少し近かったらは本当です。
もう少し小さかったらもかなりいえていますね。温室効果ガスを引き止めるのには、十分地球サイズが必要です。
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映画アースのナレーションから。



『この広い宇宙にある惑星の内、命をはぐくめることがわかっているただ一つの星 。

太陽からほどよい距離にあって、気候も理想的だ。幸運の惑星。そう呼ばれてきた。

今から50億年ほど前に巨大な小惑星が地球に衝突し、太陽に対して、きっかり23.5度の角度に地軸を傾けた。
この偶然のできごとは、まさに奇跡と呼ぶしかないものだった。

地軸が傾いていなければ、今の地球は無かっただろう。
この傾きが季節と暑さ・寒さという気候の変化をもたらし、壮大な自然の景観を作り上げたのだ。

    それは生命にとって完璧な環境だった。

地球にあらゆる生命を支えるのは太陽エネルギーだ。
数多くの動物が生きるために日光の恵みを求め毎年、気の遠くなるほど長い旅をする。

これから彼らと北極から南極に続く長い旅に出てみよう。』


ってことで、距離がほどほどでも、地軸が傾いていることもポイントじゃないか と。
23.5度。

うーん サイトによって数値がマチマチですね。

まあ アバウトですが、ここいらへんの数値も生命の存続し、金星のようにならなかったって原因かも。


参考までに
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%98%9F
『このように、生命誕生がなければ、金星と地球はほぼ同じ姿になっていたとも考えられている』
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すこしずれるかもしれませんが、火星の姿は地球の未来の姿だと聞いたことがあります。

すべての状況が固定されているものではなく月なども少しずつですが地球から遠ざかっているということだったと思います。距離にしても固定しているものではないようです。
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距離についてですが、太陽から1.5天文単位離れた所でも二酸化炭素の大気があり温室効果がある星ならば水がギリギリ液状で存在出来ます。


1天文単位は1億5000万キロメートルです!
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