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最近の車は技術とオイルの進歩からエンジン始動時に暖気運転を必要としないと聞きます。
しかも暖気運転しない方が燃費がいいと聞きますが本当でしょうか?むしろエンジン始動時は不完全燃焼になり回転数も高いため、燃費は悪くならないのでしょうか?
暖気しない方が燃費がいいという仕組みが分かりません。
わかる方教えて下さい。

A 回答 (13件中1~10件)

こんにちは。

自動車メーカーでエンジン開発をしております。

一般的な電子燃料噴射の車の場合、冷間始動直後、エンジンが温まるまでは、燃料噴射量が増量されます。なぜかと言うと、エンジン(吸気系)が冷えているため、噴射した燃料が完全に気化せず、ポートやシリンダ壁面に付着してしまうため、その分も見越して多めに噴射するということです。
このときに、急加速などを行えば、当然燃費は悪くなります。

暖機運転はせず、エンジンが温まるまでの間は、2000回転以下で、アクセルを踏み込まずゆっくり走るのがベストだと思います。

暖機しないとはいってもエンジン始動後、30秒程度は発進しないほうがよいでしょう。油圧が上がりきらない、オイルが回りきらないためです。
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30年近くアウディー以外の中古ドイツ車(走行3~5万キロ以内に購入)にアイドリングをせず乗っていますが、エンジンおよびドライブトレイン系に故障や不具合が生じたことは一度もありません。


筆者は長距離走行が多く年間で4万キロほど乗ります。だいたい20万キロ乗ると買い替えています。国産車はどうかわかりませんが、これはドイツ車がアイドリングを必要としないような設計になっているのかもしれないです。

エンジンが冷めている状態でかけてすぐに走り出し、1キロほどでエンジン停止、などのお買い物利用のような使い方をすると傷みは早いのかもしれません。それでも連れ合いのVW(ポロ、歴代ゴルフ)は明らかにそのような使い方(がメイン)をしていましたが、これらも15万キロ以上走行してもなんらトラブルはあったことはありませんでした。

燃費や実際の走り始めに関しての注意点に関してはNo5さままでのかたやNo11さまが語られている通りだとおもいます。
アイドリングがいけない(しなくても良い)と言うことはドイツ車のほとんどの取り説に注意事項として書かれています。
以前BMWなどはアイドリング時の触媒の働きが悪いからと事前に暖めておく装置を付けていたくらいですから、ヨーロッパがどれほど環境(排ガス)に関してメンタルになっているかがわかる事象だとおもいます。

筆者の感想ですが、アイドリングをしていても、水温が上がる以外に何もないですから、車を気遣う徐行走行で身体も慣らし安全運転に努めると言う方法が一番かとおもわれます。
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私の車は真冬は5分程度の暖気をしないと1キロくらい燃費が落ちます。


温度が上がらないと正常に機能しないセンサーもありますし、水温が低いうちは燃料を多めに噴出するためだと思います。
地域や走行距離、車種によっても違ってくるかもしれませんが・・・
それでも、もう少し暖かくなってきたら暖気はしません。

感覚的にはエンジンを掛けてアイドリングが落ち着いたら走りだす感じです。
ただ、エンジンだけでなく、ミッションやサスペンションなども暖める必要があるとおもいますので、走り出してしばらくはおとなしく走ってます。
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そろそろ結論も出たと思いますが。



燃費と言う概念で考えると意味が異なる場合がでてくるので、燃料消費量で考える。

たとえばエンジンの最適温度を80度としましょう。
始動前のエンジン温度は外気温(20度と仮定)と同じ程度と考えると、20度から80度まで温度を上げるのが暖気運転だ。この場合、当然燃料消費量は多い。

エンストしないように、ガソリンをガバガバ噴射して回転数も高い。

この暖気状態で走行していなければ、燃費0Km/Lである事はわかるでしょう。

それじゃ、エンジン温度20度で燃料をガバガバ使っている状態で、ゆっくり走行したら、たとえ1Km/Lの燃費でも、0より良い燃費と言う事になるでしょう。

つまりエンジンが最適温度に上がるまでの燃料消費時間に、走行していれば燃費が良い。と言う意味なのです。

決して80度のエンジンと20度のエンジンの燃費を比較しているのではありません。
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これは少し、何らかの結論のようになっているんじゃないでしょうか?



自分では、暖気しない方が環境によい、という意味のような感じがしています。

暖気についての要素としてしては、機械、燃料、財布、環境とかがあるのではと思います。
正直自分では、運転に多少関心があるので、少し暖気はしたい方です。
それは、真冬はハンドルや車内が冷たいですし、真夏は暑くてすぐには運転しづらいです。
あとエンジンかけてすぐ?(程度が特定できませんが)に運転はちょっとあわてて発進してしまいそうです。
いくらなんでも、車の周囲に多少気を配ったり、シートやミラーやベルトなどを合わせて、何らかの落ち着きをできれば持ちたいところです。
だから、全く暖気しないというより、気温がさほどでもなければ、ウォーミングアップをすればすぐでもよいし、環境にはよい、という風に受け取ってます。

特別に燃費への関心となると、弱いのではっきりしたところはわかりません。
たぶん、燃費そのものへ向けられた結論でもないような…?
おそらく、暖気は、いろいろな要素と関係しているので、人によってどれをどれだけ取って今判断しているかということで、今後も検討?を続けていくことなのだろうと思います。
現在では全体を考えて、それがかなり短くてもいいのでは、ということだと思ってます。
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 極限の設計をされているF-1エンジンは、始動前に決められた温度に温められたエンジンオイルをcc単位の精度で注入し、エンジンブロックを温めながら外部動力でエンジンを数十分回してからエンジンに火を入れます。


 けれども市販車はそんなことなどしなくて大丈夫です。ピストンとシリンダーの膨張の違いなど折込済みで設計されています。(そんなことが問題になる精度では、暖気している間に焼き付いてしまいます。)
 但し、水温が冷えて、サーモスタットが全閉状態でエンジンの回転を上げると、ラジエターに異常な圧力が掛かるのでよろしくありません。
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アウディとベンツについては「とりたてて暖気運転をしなくてもよろしい」と取り扱い説明書に明記されています。

他の回答者さんの通り「最初はゆっくり走れ」と書いてあります。

 ぢぶんの場合は・・エンジンをかけてシートベルトを締め、シートの据わりを直す間アイドリングさせて、直ぐ出発します。
 
 20年以上コレでやってきましたが、スピードは180km以上出ますよ(これ以上出した事が無いだけ)。

 室内が快適な温度になるまでアイドリングさせているから燃費が悪くなります。

 走り出しをゆっくりにすれば大丈夫。燃費もここ10年以上変化してません。
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暖機運転そのものが燃料を使っているから


暖機運転しないほうが燃費がいいというだけの説です。

他の方の回答を読ませていただきましたが暖機運転を正確にご存知
ないように見受けられます。
暖機運転の目的をご存知でしょうか?

エンジンは「機械アルミ」あるいは「鉄」などで作ってあります。
当然始動前は冷たいです。
寒い冬の朝は特に冷たいです。
冷たいということは膨張していません。

シリンダーもピストンも膨張していません。
そこでエンジンをかけると
ピストンは薄い「機械アルミ」で作ってあり
すぐに温まり膨張します。
その周りのシリンダーは厚くできておりしかも
周りに水まで入っています。
ビストンと摩擦を起こすシリンダーの壁は
ライナーと言って鉄でできてます。
すると膨張率が違い、シリンダーの方はなかなか
膨張しません。

始動直後にはピストンはすぐに膨張するが
シリンダーは膨張しないということがおきます。

するとピストン(正確にはピストンリング)とシリンダーの壁(ライナー)に必要以上の摩擦が起きます。

オイルも冷えていますから(固くねっとり)回っていません。
温まればやわらかくなり(サラサラ度が増し)ライナーに
付着します。

ピストンリングもシリンダーの壁(ライナー)も磨耗して
長い間にはピストンとライナーの隙間が大きくなり
圧縮が抜けてしまい力が出ないということになります。

エンジン始動後すぐにぶん回せば、激しく摩擦が起こることになります。
したがって、緩やかな回転で、しかも負荷をかけない状態で
ピストン、シリンダー、ともに膨張するまで暖め
ちょうどいい大きさにすることが必要です。
また、オイルもやわらかくなり各部に回る(付着する)ことになります。これが暖機運転です。

専門家の私から言わせてもらうと
暖機運転を常にしてきた車と
まったくせずに始動後すぐに運転してきた車とを
比べ、しなかったほうが寿命が来たとき
していた方はというと、
人間で言えば85歳でなくなったとして
暖機運転していたほうは、まだ40代~50代前半の
人の体と同じくらいのイメージです。

ですので、燃費のことを言えば
暖機運転してると燃料は確かにその分余計に
使用しますが
後年、圧縮漏れがおきてくると力が出ませんから
それだけ余計にアクセルを踏み込むことになります。
すると燃費はものすごく悪くなります。

最初の1年間やあるいは途中の5年間など期間別に
正確に調査したわけではありませんので
どちらの方が「燃料消費量(燃料に払ったお金)」が
多いか把握はできません。

しかし、「走行距離に対する燃費」ということであれば
暖機運転している車の方が燃費は圧倒的にいいはずです。

単純にお金に換算するとどちらでしょう・・・
ながーく乗るのでしたら
暖機運転したほうが性能も落ちないし、故障も少ないですから
やはり暖機運転したほうが長い目で見るとお得なんだと思います。

ちなみに私の車、メルセデス320のワゴンですが
暖機運転を必ずやっておりまして、
もう17年目、14万キロ走ってますが200キロはまだ簡単に出ます。
エアコンや、各種電装品などの故障はさすがに増えてきましたが
暖機運転とオイル交換を頻繁に行いエンジン、ミッションという心臓部の整備には気を使っておりますのでいまだ新車時の性能を維持しております。
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あなたの言う「暖気運転」が、「停車したままただエンジンをかけっ放しにしておく事」


を指すのでしたら、それが燃費にとっては良くない事は理解できませんか?
暖機だろうが何だろうが、エンジンをかけたまま停車していれば
燃費は悪くなるだけで良くなるはずはありません。

エンジンをかけたまま1mmも前に進んでいないのですから、
当然その間の燃費は何をどうしても0km/Lです。
エンジンが冷えた状態であればしばらくの間回転数は上がりますが、
走らないのであれば回転数が高かろうが低かろうが0Km/Lで
ある事に変わりはありませんし、その間にゆっくりでも走っていれば
多少数字は普段より悪くなるとは言え0km/Lになる事はない、
という事が理解出来れば分かる話だと思います。

停車したまま暖機運転をしないとエンジンが止まってしまう様な
キャブレター式の車やバイク等ならともかく、そうでないならば
しばらくゆっくり目に走った方がよっぽど車や燃費の為になります。
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ここ10年あたりの車は燃料噴射コンピューターの性能が各段に良くなりエンジンをかけたら常に常温になるよう設計されています。


(もちろん指定オイルを入れてる場合)
だから運転ポジションとシートベルトをつける時間で暖気はできています。
冬燃費が悪いのはヒーターで室内が温まるまで長い時間止まって暖気をしている人が多いからです。
エンジンは開店数をあげず軽く走りだしてミッションやタイヤの暖気もした方がいいのです。
ただエンジンの回転をあげてスピードを出すのは水温計が安定した方がいいでしょう、
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