A 回答 (7件)
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No.7
- 回答日時:
とりあえず(2)に関しては
たぶんバチカンが最高になってしまうでしょう。
宗教上の最重要拠点のひとつ。
1000人にも満たない国民の大半は宗教的な重要人物やそれにに関わる人でしょう。
あそこで傷害事件なんか起こした日には、国際問題にまで発展しかねないくらい人命が重視されるでしょうね。
…とまぁほとんどトンチの問題ですね(苦笑)
>…とまぁほとんどトンチの問題ですね(苦笑)
いえいえ、大変勉強になりました。
「○○猊下様」のような人ばっかりじゃ殺人事件は起きませんでしょうね。
宗教の普及度合いや深い信心に比例することはたしかだと思います。
No.6
- 回答日時:
1)どうでしょう?江戸時代に殺人事件でもあった日にゃあ芝居になるわ、講談になるわの大騒ぎです。
今では殺人事件なぞ珍しくもなんともないご時勢です。例えば江戸時代に八百屋お七という事件がありました。年端もいかない小娘(数え16ですが、現代なら14です)が放火事件を起こしたものです。古今東西を問わず放火というのは大罪です。ましてや消火技術がほとんどない時代ですから放火というのはある種爆弾テロにも匹敵するとんでもないことです。しかし、奉行は「お前は十五だな」「お前は十五に違いない」と何とかして彼女を助けようとしました(15だと未成年扱いになるので死罪を免れる)。
武士は切腹させられたといいますが、切腹はよっぽどの大罪を犯したときだけですし、切腹すると武士としては名誉が保たれるので家の取り潰しまでは避けられたりしたのです(一族郎党が路頭に迷わずに済む)。吉田松陰なんて、脱藩やったり武士としてあるまじきすっごいアナーキーでパンクな行動をくり返したのに長州藩は何かと彼を面倒見ていましたからね。
「今の時代」というのがいつからを指すのかがわかりませんが、60年代頃から80年代くらいまでが一番命が大事にされていたような気がします(「人命は~」も当時の話です)。例えばあさま山荘事件では警官が何名も命を落としています。21世紀の最近のご時勢なら「そんな犯人は撃ち殺せ!」の大ブーイングでしょうが、当時は「だからといって犯人を殺すのは公権力の横暴だ」と考える人が多かったのです。左翼過激派が人心を失うのはこの事件により犯人グループが内ゲバで殺人をくり返しながら進んでいたことが判明してからで、事件当時は彼らの行動を一定部分評価する人たちが少なくなかったのです。
2)「命を大事にする」とはどう定義づけるかでしょうね。世界一の医療技術を受けられるなら、命を一番大切にしているのは断然アメリカです。日本は特に救急医療体制のずさんさは先進国でも最低クラスです。深刻な事態での救急救命率の低さは飛びぬけています。救急医療センターの当直医が眼科の研修医だったなんて笑えない話が当たり前として存在するのです。
しかし、アメリカの世界一の高度な医療技術もあくまで「金を持っているなら」の大前提です。貧乏人はまともに注射一本ももらえません。アメリカは医療費の高さも飛び抜けて世界一なのです。そういう意味では全国民が無料で医療サービスを受けられるキューバのほうが「命を大切にしている」といえるかもしれません(キューバの病院の医薬品が足りないのは制度上の問題ではなくアメリカから制裁を受け続けているからだということもできるかもしれません)。
日本人の寿命は世界一ですが、ではその老人たちが「幸せに暮らしているか」となるとどうでしょうか。認知症になった老人はしばしば薬で寝たきりにさせられ、さらに「世界有数の医療技術」によって体中管だらけになって「生かされて」います。これによって統計上の寿命は伸びますが、それで果たしていいかどうか。
>家族が死んでも、みんな覚悟をしていましたから、それほど悲しまなかったように思います。
私の伯父は五人兄弟ですが、もうひとり兄弟がいたそうです。長男である伯父のすぐ下に弟がいて、3歳のときに病気で亡くなったそうです。伯父によると「お兄ちゃん、痛いよう、痛いよう」と言いながら亡くなったそうで、それから半世紀以上経っても墓の前で「可哀相なことをした、可哀相なことをした」と泣いています。
確かに21世紀日本では人の死を目の当たりにすることは滅多にあることではなくなりました。そういう意味においては命を大事にしているかもしれません。ただ、では人々が幸せに暮らしているのかというとそれはまたちょいとどうかと思います。個人的には、いまだシエスタ(昼休み)の風習が多く残り、自殺率が世界でも最低クラス(ただし、キリスト教国では自殺は不名誉な死なので実際は自殺でも事故死にカウントしてしまう国が少なくないそうですが)で世界で一番セックスしているギリシャ人あたりがちょっと羨ましいです。
>私の伯父は五人兄弟ですが
多分私は回答者さんの伯父上様と同年輩か年長で、戦時中や戦後のことはよく覚えています。
「他人のために死ぬ」ということにためらいを覚えると恥とされました。
若い人で特攻隊に志願した人もいました。
47歳にもなって召集され戦死した人もいました。
感染症で死ぬ人も多かったですね。
死を覚悟していた。人の死というものに驚かないということでしょう。
そういう意味でチョンマゲ時代から終戦までは、命が軽かったと思いました。
ご回答ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
日本では全ての人間が法律で守られていますから、
殺されれば相手もそれ相応の刑罰を受けます。
間違っても、無礼撃ちや奉行所では何も出来ないなどと言う事はありません。
また、裁判制度では、弁護する事によって何もしていない人間を裁くなどは滅多に起きなくなりました。
ですので、近世では最も現代がふさわしいとなります。
士農工商が四民平等となりますが、
平民以外にと呼ばれた方と、華族、士族がいます。
民主主義と平等は、アメリカの占領以降です。
歴史から見ると縄文時代が最も平和です。
殺人や争いの痕跡のある人骨は一切発見されていません。
争う理由が無いのです。
>今の世界の中で、命を最も大事にしている国は、日本だ。
他国と比しています。
殺人などの重犯罪数も多く、死刑が執行されおりますので、
それは間違いです。
これは断言できます。
>殺人などの重犯罪数も多く、死刑が執行されおりますので、
>それは間違いです。
人口割りにしたら多くないと思いますが、「死刑制度⇒命を大事にしていない」というお考えですか。
ご回答ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
両方ともYesです。
健康長寿は昔から万人から望まれたものです。
>近世中期の医師香月牛山は「老いて何の病もなく苦しくともなくて、終をとること」「願はくは、ほつくり往生とげ給へ」を理想の死に方であると説き、同時期の医師伊藤玄恕も「町人なれば頓死は長病にまされるなるべし」と言い、老いて長病となり、しかも死にかねて愛妾や孝子にさえも飽かれ、そうした状況において「人を恨み、身をかこつは何の益ぞや」と述べている。
新村 拓編「日本医療史」(吉川弘文館)
自殺が多いことでは、折角の命を粗末にしていると思いますが、大多数の国民は長寿を楽しんでいます。
殺人事件で、加害者を被害者より重んじる傾向がみられるのはおかしいと思います。
自助の精神さえしっかりあれば長寿を、どの時代よりも人生を楽しめます。昔は、わけもなく、突然に感染症で命を奪われることが多すぎました。民族紛争も見られず、アメリカ、イギリスでは兵士として死ぬ人が少なくないのに、ちょっとずるい感じがしないわけではありませんが、戦争にも巻き込まれていないのは平和憲法のおかげです。
ご回答ありがとうございます。
自殺者は最近増えましたが、人口割合からすると戦前も結構死んでいますね。しかし最近の自殺者の急増はちょっと問題です。
おそらく、人と人の接触に濃密さが欠けてきたからじゃないかと思います。
たしかに日本は米英にくらべチョッとずるいところがありますね(^_^)。
>平和憲法のおかげです
そのように思います。
大変勉強になりました。
No.3
- 回答日時:
>家族が死んでも、みんな覚悟をしていましたから、それほど悲しまなかったように思います。
兄弟姉妹が幼いうち・若いうちに病死したり、
出産時に母親が亡くなったり、
現代よりは「死」というものに慣れていたでしょうが、
ぜんぜん平気だったわけではないでしょう。
お地蔵さんを作ったりして。
出征兵士の家族が、本当に平気で息子や兄弟を送り出したり、
名誉の戦死だと喜んでいたと思ってるんですか?
戦死したと聞いて、かなり打撃を受けたお母さんたちもいたようですよ。
表に出さないだけで、
本当は、心の底に長年に渡ってずっと傷を抱えて生きてきた人々もいます。
(傷を抱える力、耐える力が弱くなったというのはあるのかな??)
ただ、周りがみんなそうだと諦めやすい、受け止めやすい、
というのはあるのかもしれません。
死ぬのが珍しい現代ほどには、繊細でデリケートでもなかったんでしょう。
今、我々も、少なくとも首都圏で電車通勤している人間は、
JR・地下鉄が「人身事故」で止まっても驚きません。慣れてしまいました。
事故かもしれない、自殺かもしれませんが、
「人が死んだのかもしれない」と思うより、
「あー、また電車が止まってしまったのか(困る、迷惑)」
というのがまず先に来るのではないかと思います。
大方の人は「人身事故」という言葉を記号的に見たり聞いたりしているだけで、
実際には現場を目で見てないから、というのも大きいと思いますが。
どっちがどうという、そう単純な問題ではないと思いますよ。
たとえばアメリカ人も通常はかなり命を大事にすると思います。
場面により、相手により(←これが困る)、日本とは基準が異なるだけで。
(念のため、アメリカ=日本以外の世界でもないし、
アメリカ=西洋でもありません。欧と米は違う部分もあります)
あ、思い出した。日本は死刑がありますね。
「死刑=命を軽く見ている」とは個人的には私は思いませんが、
(むしろ軽くない命を持って償えという考え方だろうと思う)
死刑廃止した国から見たら、「日本は人命を大事にしない国」という見方もあるのかもしれません。
>名誉の戦死だと喜んでいたと思ってるんですか?
誰がこんなことを言っていますか?
回答者さんがそう思っているのかな。
>戦死したと聞いて、かなり打撃を受けたお母さんたちもいたようですよ。
「かなり」どころではないでしょう。
>どっちがどうという、そう単純な問題ではないと思いますよ。
その複雑なところを説明していただければありがたいんですがね。
どうもどうも(^o^)。
No.2
- 回答日時:
質問されている背景が分かりませんので、
まず、「命を大事にする」という定義をnaikajoyさんにお聞きしたいです。
簡単に自暴自棄になって自殺したりしないということですか?
医療の発達により、未熟児や重病者でも治療or延命できることですか?
それとも、死にそうな人に対して国が支援する福祉が整っている国でしょうか?
何も考えずに個人的な直感で回答させていただきますと、
(1)日本において、命を最も大事にしているのは、今の時代の人だ。
>そんなことはないと思う。
豊かさや医療の発達により、現代の我々は"死"が身近に感じれなくなった。
その結果生きていることに張りがなくなり、”よく生きる”ことに対して関心が薄れてきたように思える。
特に日本では”いい学校に入って、いい会社に入って”といった
よく言われる出世コースから外れた人に対して、
世間の風当たりが厳しいく、居場所が見つけづらい。
「どーせ俺なんか…」
こんな風に腐ってしまう人があまりに多いと思う。
(2)今の世界の中で、命を最も大事にしている国は、日本だ。
>自分で命を断たない限り一番死ににくい国だと思うが、それが大事にしているってことだろうか?
私にとって最も命を大事にするとは対極にある死を身近に感じ、生きることに何が何でも執着することだ。
その意味で日本は大事にしているとはいいにくい。
戦争が絶えない国、医療が発達していない国の方が命を大事にしているのではないだろうか。
以上です。
これってレポートの課題かなんかですか?
まぁ、何かの参考になれば幸いかなーと思います。
ありがとうございます。
>これってレポートの課題かなんかですか?
いいえ、ただ、ふと考えてみたことです。
私は次のように思いました。
(1)戦前はコレラ、チフス、結核などで人がポコポコ死にました。母親が沢山子どもを生んでも、歩留まり3割くらい。
戦争では戦死もありました。
家族が死んでも、みんな覚悟をしていましたから、それほど悲しまなかったように思います。
今は「心のケア」だとかなんとかで大変です。
自衛隊が海賊退治(実際に退治はようしません)に出かけるのも、悲壮な顔付きでした。
今の日本人は「死ぬのが恐ろしく嫌だ」⇒「命を大事にしている」という風に思ったわけです。
(2)上と同じですが、以前、福田総理が「人の命は地球より重い」といって、テロリストに屈しました。
No.1
- 回答日時:
(1)日本において、命を最も大事にしているのは、今の時代の人だ。
→命を崇高な意味でとらえていたであろう、邪馬台国の時代なんかのほうが
それが言えると思う。
(2)今の世界の中で、命を最も大事にしている国は、日本だ。
→建前ではでしょ?先進国似たりよったり。
特に細かい部分の政府や行政の政策が甘かったりするのは日本独特。
むしろ他の先進国に比べ細かい政策の緻密さがないので
それはむしろ無い。
(1)邪馬台国ですか。邪馬台国では人が死ぬと何日もなき続けたようですね。
(2)アメリカなんかを見ていますと、銃乱射で何人も殺したり、警察が犯人を即座に撃ち殺したり、日本よりも命が軽いように思いますが。
日本が意気地がないだけのことかな?
ありがとうございました。
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