アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

北朝鮮のロケットが人工衛星を乗せて打ち上げるで、失敗したら日本が
被害を受ける。安全の為、自衛隊を出動させたのにどうして両国がそんなに騒いでいるのですか?又、他国に迷惑のかからない打ち上げ方がないのでしょうか?

A 回答 (4件)

北朝鮮は、平成18年に『国際連合安全保障理事会決議第1718号』において、「北朝鮮のミサイルに関連したすべての活動を包括的に禁止」されています。


http://www.mofa.go.jp/MOFAJ/area/n_korea/anpo171 …

この決議は、北朝鮮が核実験を行ったことから、核拡散の脅威に世界が晒されるのを防ぐために採決されました。
この決議の中に

2 北朝鮮に対し、いかなる核実験又は弾道ミサイルの発射もこれ以上実施しないことを要求する。

という条文があります。
今回の北朝鮮のロケット発射は、この決議に違反しているというのが日米韓を中心とした各国の意見です。
また、中国も遠回しながらこの決議に違反していとの認識を示したようです。

一方、北朝鮮側の主張は、今回のロケット発射は「平和利用の為の人工衛星打ち上げだ」としています。
人工衛星打ち上げも弾道ミサイル打ち上げも、技術的にはほぼ同じです。
ロケットの先端に人工衛星を乗っけるか、爆弾を乗っけるかの違いでしかありません。
よって、いくら北朝鮮が「平和利用の人工衛星」と主張しても、各国は「ミサイルなんじゃないか?」と疑うわけです。
本当に人工衛星であるならば、敵対する日本や米国をはじめ世界各国のメディアに対してその衛星を公開し、説明すればいいのですが、それをやっていません。
ということで、「平和利用の人工衛星」というのはロケットを飛ばすための建前で、本当は「大陸間弾道ミサイル」の実験だと思うのが普通です。
もし、後者なら明らかな国連決議違反となります。

つまり、一方的な通告だけでロケットを飛ばそうとしている北朝鮮に対して、各国は「弾道ミサイル」の実験だと勘ぐってるわけです。
さらに、軍事技術は北朝鮮の主要輸出品です。
この技術や武器弾薬を売って、食べ物を輸入しているのです。
ということは、今後北朝鮮が「核弾道ミサイル」を他国に売ってお金に換える可能性も出てくるわけです。
そうなると、核拡散に拍車が掛かり、核戦争というのも現実味を帯びてきます。
それを阻止するためにも、北朝鮮が今回のミサイルを飛ばすのを辞めて欲しいのが各国の本音です。

因みに、ロケットを東向きの軌道で飛ばすのは、宇宙開発業界では慣例なようです。
それについて、JAXAのQ&Aより下記に抜粋します。

===以下引用===

Q4
人工衛星を載せたロケットは、なぜ東向きに打ち上げるのですか?

A4
人工衛星などを地球の軌道に投入するためには、非常に大きなスピードが必要になります。そのスピードを少しでも稼ぐために、地球の自転方向である東側に向けて打ち上げを行います。
地球は1日に1回転(自転)していますが、この回転の方向は、西から東に向けて回転しています(太陽が東から西に動いてみえるのはこのためです)。また、その時の地表の速度は、北極や南極に近いほど遅く、赤道に近いほど速くなっています。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げを行っている種子島宇宙センターは、北緯約30度くらいですが、そこでの自転の速度は秒速約400メートルにもなります。
つまり、ロケットを打ち上げる場合、東側に打ち上げることによって、地球の自転速度を有効に使用することができ、エネルギー的に効率がよくなります。結果として、同じロケットでも、より重い人工衛星を打ち上げることができます。ちなみに、真西に打ち上げる場合の人工衛星の重量は、真東に打ち上げる時のほぼ2分の1の物しか打ち上げられなくなってしまいます。それほど地球の自転速度は、打ち上げる人工衛星の重量に影響しているわけです。このようにして打ち上げられた人工衛星は、地球を西から東に回る軌道に投入されることになります。
しかしながら、人工衛星はそれぞれの目的を持って打ち上げられ、かつその目的を達成するために適した軌道に投入されます。したがってすべての人工衛星が必ずしも東側に向けて打ち上げられているわけではありません。地球観測衛星は全地球を効率的に観測するため、投入される軌道は、地球の北極と南極上空を通る、ほぼ縦に回る軌道(極軌道)に投入されますが、この場合は、南に向けてロケットを打ち上げます。またイスラエルではこれまで数回人工衛星の打ち上げを行っていますが、自国の東側には他の国があるため、西側に向けて打ち上げを行っている、という例もあります
http://www.jaxa.jp/pr/inquiries/qa/satellite.htm …
===引用以上===

つまり、北朝鮮は慣例に則って東向きに撃つワケです。
そして、たまたまその方向に日本列島があるにすぎません。
また、切り離したロケットを海に落とすのも、慣例です。
そして、その落下予想地点を指定し、その時間にその海域に入らないよう「お願い」するのも慣例です。
よって、「平和利用の衛星を打ち上げるのに、国際的な慣例に則って行ってる。非難されるとは心外だ」という北朝鮮の論理も、まぁ筋が通ってるといえます。
しかし、それは「仮面」であることは各国は見抜いてるわけで、本音は米国に向けた「弾道ミサイル」の実験であることは明白です。
(因みに、ここでも日本は単にその方向にたまたまあると言うだけで脅威にさらされています)

今回のロケット発射の目的も、日本を狙ってると言うよりも米国を狙って撃っています。
今は、ミサイルの射程に米国の領域にまで届いていないので、米国は非難する程度でとどめていますが、今度の実験でハワイの近くに落ちれば、本気で対処しはじめるでしょうね。
つまり、北朝鮮は米国に対等に(あるいはロシアや中国並みの)待遇をして欲しいワケです。
「核クラブ」に入りたいワケです。
言い換えれば、米・露・中・英・仏の国連常任理事国並の影響力を世界に行使したいわけです。
そのためにも、核ミサイルを米国にぶち込む技術が欲しいのです。
日本に向けて撃つのは、「たまたまその方角に日本があるから」でしかありません。
北朝鮮にかまって貰えなくてあたふたしてるのは、むしろ日本の方に見えますね。
日本の経済協力なんかも、「貰えればラッキー」程度にしか思ってないかもしれませんよ。
実際、北朝鮮を正式な国家として国交を結んでる国は約160カ国近くありますしね。
よく、「日本の経済協力がなければ北朝鮮は立ちいかない」なんて主張を耳にしますが、個人的には、北朝鮮は日本の経済協力なしでも細々とやっていけると思いますけどね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有り難うございます。

お礼日時:2009/04/04 09:28

北朝鮮はきちんとした説明をせず、打ち上げようとしてます。


国際機関のうち、説明がいるところに、していないようです。
説明が出来てないなら、後ろめたいこと。
なら、軍事目的であると思います。

また、うわさでは、ロケットの販売、デ-タ収集が目的とされてます。
近いうちに、アメリカまで飛ばします。

今まで、北朝鮮は、脅かして、何かを手に入れようとしてます。
国民は、働くことをやめてるようにも見受けられます。
だから、日本から、物資をもらうことが目的。
それで、もらう手段が、ミサイルで脅かして物資をもらうことです。

そんなこと、許せますか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有り難うございます。

お礼日時:2009/04/04 09:34

北朝鮮が打ち上げるのは、北朝鮮が人工衛星と称しているだけで、日本では軍事用のミサイルと考えているから騒いでいます。



北朝鮮は、他国が北朝鮮に関心を持ってくれないと、援助が受けられないので、関係国を騒がせること自体が目的なのです。
だから、他国に迷惑とかいやがらせをするのです。

北朝鮮は「ボクの言うことを気かないと、叩くゾ~!」などと言い、親の関心を惹こうとする目的の、ダダッ子なんです。
親(日本など)は、世間の常識に基づき、適切な対応に徹し、子供のペースで不必要に騒ぐ必要はありません。

常識的には、東側に人が住む陸地が無い状況でロケットを打ち上げます。
日本では、ロケットの打ち上げは、東側には海しか無い種子島に宇宙センターを作っています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有り難うございます。

お礼日時:2009/04/04 09:32

ムスダンリから発射する限り無理です。


日本も昔は秋田から観測ロケット発射していましたが
大型化してきてこのままではソビエトに届く恐れが発生してきたため
鹿児島県内之浦に発射場を移転しました
その名残で秋田にロケットの試験施設がありました
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有り難うございます。

お礼日時:2009/04/04 09:37

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!