プロが教えるわが家の防犯対策術!

添付の譜面は
宮前幸弘 はじめてのジャズピアノトリオに載っているバグスグループです。
この本でジャズの勉強を始めたばかりものです。

この本にはテンションについて説明があり、左手のバッキングはテンションをつけて弾こうとあります。
添付の譜面ですが、2小節目のF7は13度のテンションが加えてあり、3小節目のB♭7は9度のテンションが加わっていることは理解したつもりです。
この本にはどのようなテンションを選択するという説明はありませんでした。

テンションをいろいろ変えてみようと思い、13度→9度ではなく、
9度→9度とか13度→13度とかをやってみたのですが、しっくりこないし、カッコ悪い感じがしました。

テンションの付け方というのは法則というか定石はあるのでしょうか。
それとも、感じとるものなのでしょうか。
テンションの付け方について教えていただけないでしょうか。

「ジャズのテンションについて」の質問画像

A 回答 (4件)

「バグス・グルーヴ」はブルース進行ですので、いわゆるブルーノートスケールからテンションを選ぶのが定石です。


と、いいましても、実はブルースではリディアン7thもオルタードもホールトーンもペンタトニックも、とにかく、あらゆるスケールが使用できるんです。
つまり、種々のテンション使用可能なんですよ。9度といっても、♭9・9・♯9が可能なんです。

ですので、いろいろなテンションにチャレンジしてみるのは悪くないですよ。
本に指示があるとかないとか、そんなのは関係ありません。
変えてみようというアイディアはすばらしい。ジャズは普通じゃつまらないんで、変えてみよう(オリジナリティを発揮しよう)という姿勢で進んでOKだと思いますよ。
ただ、それが美しいかどうかというのは別になりますがね。
経験を積んで、色々な響きを会得する姿勢は大事だと思います。

譜面のテンションの取り方は、テンション(緊張)の具合は緩やかな、初心者向けの響きです。
まずは、それを使えるようになりましょう、という譜面なのかなと思います。
それがつまらなく感じるようなら、それはあなたの響きに対する引き出しが広い証拠(引き出しの小さな人には、これだって厳しいものです)ですから、少し先のページを開いて、同じようなブルース進行のテンションがどうとられているのか分析して、それを当てはめてみたらどうでしょうか。
先のページにないようでしたら、1つ、こんな感じでやってみてください。
F7は♯9を(下からラ・♭ミ・♭ラ)B♭7には13を(♭ラ・レ・ソ)です。半音で行き来する感じですね。
こちらもよく聞く響きだと気付くと思います。
が、メロディの音域と接触してしまうので、同じ鍵盤での演奏は工夫が必要になってきます。
すると、元々の譜面にあったポジションで(テンションで)の演奏がやりやすく聞きやすい、と思いませんか?

つまり、これから学んでいくうちに、いろいろなスケールを知り、曲の(コードの)分析にあわせてスケールを選び、そのスケールにあるテンションを使用するとわかってくると思います。
けれど、複雑なテンションを使えばいいというものでもないですよね。
やはり響き(感性)によって選ばれ、また、メロディーの音域(ピアノソロだけでなく、他楽器とのアンサンブルにおいても)やフレーズによって相応しいテンションを選択する。ということなんです。

感じ取る感性も養われるものですが、それだけで決定するものでもないので、理論を知りながら感覚を育てていくものだと、思いますよ。
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テンションはあくまでテンション(わさびのようなもの)なので、主役になるものではないし、経過音的に扱うのが1番です。

だいたいテンションって不協和音の緊張音ですから。うわっとなったのをつなげたらうんざりしてきます。だから、13度から13度とか連続はさせないものです。
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追伸。

。。

初心者でしたら、
「UST(アッパーストラクチャー)」を元に、覚えるのもよい方法ですよ。

検索してね。。。^^
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こんばんわぁ♪  =*^-^*= 



(1)テンションの付け方というのは法則というか定石はあるのでしょうか。
(2)それとも、感じとるものなのでしょうか。
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簡単にいいますと、「定跡」はあります。
これについては、「JAZZ」関係の参考書や、サイトをもう少しあたってみると、あるはずですので、探してみてね。^^

ただ、それは、あくまでも、「定番」であり、一般的・無難な・・・という意味です。
ですので、最終的には、(2)それとも、「★感じとる」ものなのでしょうか。が正解です。

作曲をはじめ、メロを書く。コードをつける。テンションにする・・・など、全てにいえることですが、
「★感じとる」ことと
「◆解釈」に尽きます。

ですので、これは、「訓練」を積む。「経験」を積むことにより、耳が慣れてきます。
なので、音は、「12音」しかないわけですから、全ての音で、確認しましょう。 そして、自分がこのテンションはいいな・・・と感じたら、使えばいいんです。

理屈より、あなたが感じた音でよいのです。では、がんばってね。^^
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