外国人労働者の身元保証人

私の会社では、今年の４月に外国人(中国人)を新規採用いたしました。
採用時、会社への提出書類の中に身元保証人の書類が含まれております。
当人より「日本には身元保証人になってくれる人はいない。」との事
でしたので、「卒業した学校に事情を説明して、お願いしてもらったら？」
との話をし、後日、本人より「学校側から身元保証人になってもらえると
返事がきました。」との事でしたので、書類がそろったら提出するよう指示
いたしました。ところが「学校より連絡があり、身元保証人にはなれないと
言われました。」理由についての詳細な話はわからないのですが、こちらと
しても一度了承してもらった事を、いまさら駄目と言われてもと困惑して
おります。
このような場合、身元保証人はどのようにすれば良いのでしょうか？
アドバイスお願いいたします。

No.3 回答者： saregama 回答日時： 2009/04/12 02:43

勤務先に対する身元保証人でしょうか、それとも就業のいずれかの在留資格を取得するための入国管理局へ提出する身元保証書の身元保証人でしょうか？

＞一度了承してもらった事を、いまさら駄目と言われてもと困惑しております。

おそらく学校側は、在留資格取得のための入国管理局へ提出する身元保証人であると誤解したのではないでしょうか？勤務先へ提出する身元保証人はその責任が重過ぎ（横領事件などを起こした際の弁償責任などが発生すると思われ）ますので、学校（おそらく先生個人になるのでしょうが）では引き受けられません。

＞このような場合、身元保証人はどのようにすれば良いのでしょうか？

勤務先への身元保証人は別に日本人である必要はないでしょう。できれば日本に定住している親類（中国籍だろうが構わないはずです）がベストですが、いなければ日本に定住している友人知人、それもなければ国のご両親でしょう。国のご両親の場合は万一のときの責任は追及が難しいでしょうが、そもそも万一のことはそうそう起こるものではありません。そういうリスクを承知の上での外国人採用でしょうから、会社側としてはそれ以上要求できないと思います。

もしご質問の身元保証人が在留資格取得のための入国管理局へ提出する身元保証人ならば、留学先の先生や会社の上司などが引き受けることはよくあることです。日本法の遵守/滞在費/帰国費用を保証するだけですし、実際そのような事態になったときにも強制力はありません。たとえば当人がなにかの事件を起こして退去強制になったときの帰国費用を入管から求められても拒否することも可能で、その場合はせいぜい入管関係の身元保証人にこの先なっても信用されないくらいのペナルティしかありません。

No.2 回答者： naocyan226 回答日時： 2009/04/11 15:51

社長さんになって貰えばどうですか。

そもそも身元保証人がなぜ必要なのでしょう。あまり意味はないと思いますが。また、絶対必要ならなぜそんな外国人を採用したのですか。
その本人が、例えば優秀であるとか技術に秀でているとかで、是非必要ならば、社長さんが自ら保証人になればいいのではないでしょうか。

中国の大使館か領事館で相談させてみたらいかがでしょうか。難しいでしょうが。

No.1 回答者： neKo_deux 回答日時： 2009/04/11 15:10

当人が信頼できる、やむを得ない事情があると言う事なら、会社の採用担当課長、部長あたりが身元保証を引き受けるケースもあり得ます。

就職時の身元保証は、会社にとって気休め程度のものです。
新入社員が会社に損害を与える可能性があるような責任ある仕事を任せられる頃には時効になってます。

会社から損害賠償の請求を行うには、
・損害が起きないようにマニュアルを作り、繰り返し教育を行う。
・ミスを起こさないように監視、チェックする体制を整えている。
・本人の責でミスが起きた際、口頭注意→文書注意→始末書提出→減給や減棒などの処分を行ったが改善しなかった。
とか、会社側の問題回避のための努力が必要です。

その社員が、会社の金を持って逃げるとか、機材を壊して火をつけて逃げるとか、そんな事で会社に損害を与えるような可能性が無ければ、さほど気にしなくて問題ないです。

茨城労働局>総務部の情報>労働相談　こんなときどうする？Q&A>無制限の身元保証はない／就職に際して身元保証を求められた場合
http://www.ibarakiroudoukyoku.go.jp/soumu/qa/sai …


会社側から、身元保証の範囲や制限を明確に説明し、問題が起きそうなら事前に相談するとか、学校側に理解を求める旨の手紙などを持たせて再度交渉してもらうとかって手もあるし。