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純正装着のタイヤは、例えば195/65/R15などの場合、決まって5.5Jのリム幅です。標準は確か6Jだった気がするのですが…
そのほかのサイズも必ず最小のリム幅で組んであるのですが、何か理由があるのでしょうか?(クラウンなどの一部大径タイヤはその限りではありませんが…)
乗り心地・ハンドリング・わだちにハンドルが取られやすい等、なぜ純正がそうなのか教えて下さい。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

 更に御質問頂いた様なので再登場です。



>同じ195のタイヤでも、5.5と6.5では大分乗り心地は違うのでしょうか?

・・・御質問の様に1インチ違うと明確に判ると思いますが、自動車メーカがやる様に『コンマ5インチだけ狭い』などというのは、正直なところビミョーですね。ユーザの方々にとっては、同じクルマの同じタイヤでリム幅の広いモノと狭いモノを付け替えて比べれば判るでしょう、っという程度の差です。
 尚、あくまでも自分の見解としては、ですが・・・操縦性はリム幅を広げた方が圧倒的によくなり、しかし乗心地の悪化はわずかです。
 『インチアップ』という改造方法がありますね?これはタイヤ外径を変えずホイール直径を大きくすると(その様なタイヤとホイールの組み合わせに変えると)よりスポーティになるという、元々はミシュランが編み出したタイヤチューニング法ですが、ホイール直径のインチアップは、乗心地も操縦性もドラスティックに変わり過ぎます。(特にサスがノーマルかノーマルのセッティングに近い場合、総合的に見てよい方向に変わる事はまずありません。)
 自分はそれより、リム幅の『インチアップ』を推奨したいところです。この方法なら、ノーマルのサスのチューニングを生かしつつ、操舵応答性や旋回限界性能、制動性能などを『少しづつ』引き上げることが出来ます。
 勿論乗心地(特に路面の継ぎ目ショック)が若干悪化しますし、リム幅を広げる量によってはチェーンクリアランス(駆動輪にスノーチェーンを巻く為の余裕)が無くなる、という弊害はありますが、ソレはホイール直径のインチアップをしても同じこと、です。(乗心地は、ホイール直径のインチアップの方がずっと悪化します。)

>扁平率の違いも出来れば教えていただきたいと思います。

 単純に、低扁平率になればなるほど乗心地は悪化します。
 但し・・・標準より幅が広いタイヤを装着する場合、扁平率の数字が小さくなっても事実上のハイト(タイヤの側面のカベの高さ)は同じになることがあり、こうなると低扁平率にしても乗心地が必ず悪化するとは限りません。
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この回答へのお礼

丁寧な回答大変ありがとうございました。

大げさかと思うかもしれませんが、胸の痞えが取れたような感じです。私も以前からインチアップすれば外見がかっこよくなるけどタイヤの値段が凄く高くなるし、乗り心地も極端に悪くなってしまうので、二の足を踏む原因でした。操舵応答性のみをあげたいと思っていたので、今回の回答はとても参考になりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/22 18:53

 クルマの研究で食ってる者です。


 専門は操縦安定性・乗心地研究で、故に『ホイールのリム幅を決定する側』にいます。(実際には、自分の一存でリム幅が決まったことはありませんが・・・ナンだカンだと実験部隊からインネンがついて、いろいろ議論しているウチに適当なリム幅に落ち着くのが通例です。)

>そのほかのサイズも必ず最小のリム幅で組んであるのですが、

 それはメーカや車型によります。常に狭いリムを選択しているとは限りません。(ポルシェなどは、かつて195に7インチリムを組み合わせて出して来た事があり、日本車のエンジニアはドギモを抜かれました。)

>乗り心地・ハンドリング・わだちにハンドルが取られやすい等、なぜ純正がそうなのか教えて下さい。

 自分が知る限りリム幅を詰めるのは、専ら『乗心地の要求性能』からです。
 量産車のサスペンションのチューニングを決める作業では、直進時のハンドル手応え感とか路面の継ぎ目ショックとか、計器計測ではハッキリしない微妙な部分が最後まで取り残されてしまうことが往々にしてありますが・・・例えば操縦性Ok、しかし乗心地だけがイマイチとなった場合、リム幅を減らすという作戦があります。
 勿論バネをヤワくすれば乗心地はOK見込みですが、しかしバネを変えるとOKだった操縦性がNGになってしまうリスクが高く、乗心地だけを見てバネの硬さを選択するのはヤバいです。
 こんなケースでは、継目ショックなどの比較的高周波数(12~20Hz超、ってところですかね)の衝撃だけ抑えてやると、バネ自体は変えなくても乗心地がよくなった様に感じます。そこでリム幅を狭くするワケです。
 リム幅を狭くするのは継ぎ目ショック軽減には結構有効な手段で、かつてはバネ定数がやや高め(正確にはホイールレートという数値が高い)のBMW車やホンダ車で、他メーカより一段狭いリム幅の設定が多く見られました。

 一方リム幅を狭くするのはデメリットもあって、操舵初期の応答性が悪化したり限界でのコントロールが難しくなったり、ということはあります。つまり乗心地改善と操縦性能のどちらを取るか?という話であり、その判断は当然車型毎に違います。

・・・っというワケで、『軽くしたいから』『コストを下げたいから』っという理由でホイールのリム幅を決定した事は(少なくとも自分の経験では)ありません。あくまでも性能のバランスを考慮して、ホイールのリム幅は決定されます。
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この回答へのお礼

大変ありがとうございました。
なるほど…乗り心地の改善にリム幅を狭くするという手段があるんですねぇ。
 とすると、同じ195のタイヤでも、5.5と6.5では大分乗り心地は違うのでしょうか?
扁平率の違いも出来れば教えていただきたいと思います。

今回の回答大変ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/19 20:58

すでに出ているコストと軽量化以外にもうひとつあって


限界時の特性の違いがあります。
たとえばハイスピードでカーブを曲がっていて限界点を超えてしてしまうという時に、
標準より太いホイールを使うと絶対的な性能は高くなりますが限界点を超えたとたん
急にスピンし始める感じで一般人には扱いにくく危険ともいえる特性になってしまいます。
逆に細いホイールを使うと絶対的な性能は低下してしまいますが限界を超えてしまった場合でも
穏やかにスピンし始める感じになるので一般人にも扱いやすく安全とも言える特性になります。
そのためメーカーは一般人にも扱いやすい細いホイールを使用することが多いのです。
最近はサスペンション等で安全な特性を確保できるとして
見た目や絶対的な性能を重視してホイール幅を標準か標準より太めにする車種が増えてきています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。こういった感じの回答を期待しておりました。

誰にでも扱いやすくすることはとても重要ですね。しかしこれだけ時代が進んでもタイヤの役割は、いろいろありそうですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/16 06:50

#1さんが書かれたコストと軽量化かな?


許容範囲にあるんだから、安価かつ軽くできる方を選択するのは当たり前か と。

あと、くどいくらいに回答しているけど、ホイルの幅は5.5とか6の数字だけだよ。
よく「J数」って云う人がいるけど「J」はホイルリム(耳)の形状を示す記号で、「J」の他に「JJ」をよく見るし、昔の軽自動車用に多かった「B」、デザイン優先で採用された「K」などなど、リム幅とは違う意味を持つ記号ですのでお間違えの無いように。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。
私としては、リムが標準より狭いのは、タイヤチェーンなどを装着したときにホイールに当たらないようになど、複数の理由があると思っておりました。


コストだけとは…

日本の自動車産業に未来なし、な感じですねぇ

お礼日時:2009/04/15 21:15

コスト。

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