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周りを見渡してみますと、3階建てマイホームが極端に少ないですが、
たまにぽつぽつとはあります。地域によっては景観を損なう事からNG
なところもあるでしょうけど、統計的に見て、3階建てが少ないのは
何故でしょうか?

単に高いから?地震対策等で安定しないから??

また、2階を1とした時、1階建て、3階建ては何倍くらい
値段が違ってくるのでしょう?

A 回答 (10件)

3階建てにすると建物の総重量はそれだけ重くなりますが、


地盤はそれに耐えうるものに地盤改良できますので
地盤が軟弱で建てられないということは少ないと思います。

しかし、地盤改良はその方法によって金額に大きな差がでてきます。
固い地盤が地中深くにある場合はそれだけ費用が必要となってきます。
数百万必要となることもあれば、数十万で済むこともあります。

適切な地盤改良の方法は、地盤調査の結果によって判断しますので、
ここでいくら必要ということはお伝えできません。

建物の工法によっても建物の総重量に大きな差が出来てきます。
軽いものは木造住宅となり、重いものは鉄骨コンクリート造です。
重量に数倍の差があります。

重い建物の方がそれだけ頑丈な地盤が必要となってきますので
それにともなって費用も比例して必要となってきます。

建物本体も木造住宅がもっともコストを必要としないのですが、
それだけ耐久性も他の工法に比べ低くはなります。

ただ、現在では木造住宅も接合金物を適正に使用していますので
自然災害で倒壊するなどの被害はまずありません。
使用する木材自体も人工乾燥させていますので、
建てた後の自然乾燥で支障が出てくることもほとんどありません。

建て主さんの考え方によっては「建物は頑丈なことに越したことはない」という方もいらっしゃいますので
木造以外の工法で建てられる方も大勢いらっしゃいます。

3階建てが少ない一番の理由は、
2階建てに比べて費用が割高になるということだと思います。

地盤の件も含め、2階建てに比べて3割増しくらいから
多いときは2倍近くになる場合もあります。

例えば、2階建てだと坪単価50万円で建てられたものが、
3階建てになると70万円や80万円になります。

計算すると、
総2階建て40坪の住宅で合計2000万円。
総3階建て40坪の住宅で合計2800万円。
これだけの金額の差がでてきます。

さらに、面積は同じでも、3階へのぼる階段が増えるため、
実際に部屋として使用できる空間は2階建てよりも少なくなります。

同じ床面積でこれだけ金額の差が出てくると
たいていの場合は、2階建てを建てられる土地を探し直すことになります。

さらに、住み心地という一番重要な要素を考えても難点がでてきます。
やはり、階段を上り下りすることは体力的にも精神的にも障害です。
1階で洗濯したものを3階のベランダで干す作業を想像してみてください。
実際の労力もそうですが、想像しただけで精神的な負担もでてきます。

また、木造の3階建ては揺れます。
それで倒壊することはありませんが、強い風の当たる場所などの場合、
生活していても体感できるくらいの揺れがあります。

法律的に建てたくても建てられない場合もありますが、
そのようなことはなかなかないでしょう。

3階建ては必要に迫られて建てる場合がほとんどです。
その土地に愛着がある場合や、家柄の関係で離れることの出来ない場合など、
または通勤距離や都会のような大きな土地が売り出されていない場合。

ほとんどの方は、当初のマイホームの計画は2階建てと考えています。
それが、諸事情により2階建てでは面積が足りず、
生活に必要な部屋を確保することが出来ないとわかったときに
初めて3階建てという選択肢がでてきます。

建物として3階建ては2階建てに比べて利点があまりありません。

それと、ごく稀に、三階建てが「都会的」という先入観で建てられる方もいらっしゃいます。
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木造3階建て建物は、1987年に建築基準法が改正されてから、建築数が増えています。

1987年の法改正前は、準防火地域においてでも木造3階建ての建築は禁止されていました。このため1987年の法改正前は建築棟数が少ない状況でした。木造3階建てが一般的に建築され始めてからまだ30年しかたっていないことと、現在でも木造3階建て建築確認申請時に建物の構造計算をする必要がある為にまだまだ木造2階建てに比べて建築における負担が多い状況です。また土地が広い都心以外の地域ではあまり見られない傾向があります。
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木造3階建は構造計算によって構造強度を確認しますが、地震時にはかなり揺れます。

また、コスト的にも地域によっては準耐火構造にする必要があり割高な建物になってしまいます。
また、計画地域が高さ規制があるとそもそも3階は建たないという地域もあります。
あくまで土地面積が無く、二階建て等では広さが確保できないときに採用する構造ではありますので、土地広さが取れる地域ではあまり見受けられないのではないでしょうか。
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建築基準法には道路斜線と北側斜線又は高度斜線という高さ制限があります。


お住まいの住所で、斜線の勾配が決められています。
たとえば東京都で一番厳しい、第一種低層住居専用地域であれば道路斜線は(道路の反対側から)
1対1.25の勾配以内が建築可能です。
高度斜線は(真北境界線より)5m+0.6の勾配となります。
このような制限から敷地に余裕がない場合は2階建てでも、屋根の一部が切れてしまいます。
そのほか地盤が弱く、杭が必要で建設費が2階建てより高額になることも要因ではと思います。
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質問者さんが回り見渡したように、



みんな、周り見て、世間を参照して、世間から大きく道をはずさないように、
マイホームの間取りや階数を決めるからでしょうね。

2階が多いので、これからも2階標準でしょうね。
平屋や3階は少ないから、これからも当分少ないでしょうね。

流行ですよ。
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 鉄筋コンクリートや一部の木質パネル工法以外ですと揺れます。


 また土地の用途地域次第ではそもそも不可能です。
 メーカーですと規格になく注文になる場合があります。
 構造計算が必要となり面倒です。

 同じ広さであれば、2階建てを1とすると、3階建ても平屋も1.5ぐらいになるでしょう。メーカー住宅であれば2階建てが主力なためお得な商品が多いためです。

 しかし、結局土地との総額ですから、必ずしも3階建てが高いと言い切れない部分はあります。

 平屋は土地も多く必要ですし、基礎、屋根面積が大きくなるため安くはありません。
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3階建てにするのは豪邸を除いて、やむを得ず、という場合が多いのではないでしょうか。

大きな理由が敷地が限られている場合です。
商業系の地域で店舗併存住宅や、30坪の土地に二世帯で住みたい、とか。
一般住宅であれば平屋が一番生活しやすいし贅沢な建て方だとおもいます。
ですが、駐車場も欲しい、庭も欲しい、となりますと上に積むしかないわけです。
木造3階建ては法的にも基準が厳しいし、それによって設計も画一的になりがちです。思い切った設計をしようと思えば適判行き、申請に3ヶ月以上かかります。そういった部分でハウスビルダーも積極的には勧めないのでしょうね。
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・3階建ての方がコストが高いから。


・2階建の方が上り下りが楽で生活しやすいから。
・土地の種類によって、高さ制限・斜線制限などあり、
3階建てが建てられる土地と建てられない土地があるから。

たとえば150m2の家で、2階建てで3000万円だとしたら、
1階建や3階建で3800万円とか、そんなレベルだと思います。
家は物により価格が違いますので、一概に言えませんが、
1階建は、屋根が広さ全部に必要になりますし、
3階建は高さや耐久の問題でコストが上がり「割高だ程度」ですね。

3階建てで建てているケースは、「土地が小さく仕方ない」というケースが大半だと思いますよ。
住宅地は、土地のサイズに対し、60%や40%などの空きスペースを残さないといけない制限もありますので。
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宅建保有+経験者として、回答しますね。



土地は、用途地域というものが定められていまして、これによって容積率が異なります。
極端な例ですが、容積率200%の地域であれば2階までしか建てることはできません。
1階・・・100%
2回・・・100%
合計・・・200%
もちろん、例外もあります。

・住居系の用途地域
第一種低層住居専用地域
第二種低層住居専用地域
第一種中高層住居専用地域
第二種中高層住居専用地域
第一種住居地域
第二種住居地域
準住居地域

・商業系の用途地域
近隣商業地域
商業地域

・工業系の用途地域
準工業地域
工業地域
工業専用地域

土地が狭い場合に、仕方なく3階建てにするわけです(うちもそうでしたが・・・)
広くなりますが、その反面、利便性は低くなります。
1階から3階まで洗濯物を持っていくと疲れますよね。
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地盤や本体の強度が必要となり、したくても不可能な場合もあります。



地盤が堅牢な時は、本体にも相応の強度を付加し、設計されますが、必要な広さを確保できるかできないかで取捨選択されるでしょう。

金額は、分かりません。
ご専門の方の回答をお待ちください。
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