プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

昨日、父親が登山中に道に迷ったらしく、帰宅の予定時間に戻らず「あわや…」という事態が起きました。
なんとか下山できたものの、母も気が気ではなく、もう少し帰りが遅れれば警察への連絡も…、という状況でした。

定年後の父の数少ない趣味ですので、それを取り上げてしまうようなことはしたくありません。

父は今のところ危険そうな山には登らないようなのですが、実際、昨日のようなことが起こっていますし、万が一のためにハンディGPSなどを持ってもらいたいと考えています。

条件として、
・日本語対応(改良で日本語化できるものでも)
・地図表示
・ルート設定可能
のようなものが、いいのかなと考えています。

万が一の事態に備えるためのものですので、あまり価格は気にしたくないのですが、できれば少しでも安いものがあれば助かります。

皆様のお勧めがございましたら教えてください。

A 回答 (9件)

#6です。


あと、道迷いに備えるなら、GPSだけではなくて、ツェルトやエマージェンシーシート、非常食、着替え、防寒着など、いろいろ大事なものがありますね。
少なくとも一晩くらいは耐えられる装備があれば、少々下山連絡が遅れても、それほど心配せずにいられるのではないでしょうか?
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 No.4のJagar39です。



 登山を多少なりとも長くやっていれば、「何を考えていたんだ、あの時の俺」と言いたくなるような初歩的な道迷いは誰しも数回は経験しているものです。
 特に登山道が整備されている高山より、低山の方が道迷いのリスクは高いです。林業のための仕事道や送電鉄塔の管理道、獣道など"登山道ではない道"が普通に見られますし、その位置に道標も立っていないことも一般的なので、間違って入り込む可能性は高いです。
 読図は確かに基本ですが、それでも低山では地形が細かすぎて読めなかったりしますし、そもそも目の前で曖昧に分岐する2つの道のどちらかを選ぶという選択に対しては、読図は無力なことが多いです。どちらかに決めてしばらく歩かなければ判断できない分岐は、低山ではよくあることです。
 私にとっては、吹雪で視界ゼロの雪原で500m離れたテントに正確に辿り着くのと(5mずれたらテントを発見できないような)、登山道以外の道が入り乱れる低山で一度もルートを間違わずに想定した登山道だけを正確にトレースするのでは、場合によっては後者の方が難易度が高いですよ。(マイナーな里山には非常に難易度が高い山がよくある)

 ある程度登山道が整備された山でも、ふと気がつけば迷っている、という事態に陥ることはそれほど稀ではありません。私も数回ありますし、ニュースになるような道迷い遭難でもこのパターンは多いです。

 この場合の問題は、道に迷ったことに気づく直前まで「自分は正しいルートを歩いている」と信じて歩いているわけですから、道に迷ったことに気づいた時点で地図を読んで現在位置を割り出そうとしても、それは非常に困難だということです。
 読図による現在位置の割り出しというのは、「確実に判っている地点(例えば山頂)からこの方向にこのくらいの時間歩いたのだから、現在は位置はこの範囲内のはずだ」というような思考をするものです。
 ですが、道に迷っていると言うことは、この「脳内軌跡ログ」の取り方がどこかで決定的に間違っているわけですから、想定した現在位置の範囲もまた、とんでもなくずれていることが多いです。
 で、とんでもなくずれた場所で地形照合で現在位置の割り出しをしても、なんとなく地形は合ってしまうものなんですよね。まったく違い場所を「ここが現在位置だ」と割り出してしまうものなのです。
 極端な話、地形図1枚持たされて唐突にどこかの山中に下ろされて、「現在位置はどこか照合せよ」と言われても、まあ無理でしょう、ということです。

 ですから現在位置を知るためには、「脳内軌跡ログ」の精度を上げるしかないわけです。3時間前の山頂が直近の信頼できるログであれば状況は絶望的ですが、30分前の分岐点であれば正しい位置を割り出せる→道迷いから脱出できる可能性が飛躍的に増すわけです。

 この「脳内軌跡ログ」の精度を上げるためには、「マメに地図を読んで現在位置を特定すること」以外にありません。
 ですからこれが「登山の基本」なのですが、でも皆さんさんなに基本に忠実にやってますかね?

 山にもよりますが、道を間違えて500mも歩いてしまうと元の場所に戻るのはかなり困難になります。ということは、500m毎に地図を出して現在位置を確認する必要があるわけですが、そんなことやっている人は見たことがありませんし、私もやっていません。
 だから道迷いをして「何考えてたんだ、あの時の俺」なんて思う羽目になる経験を誰でも数回はしているわけです。

 分岐点で地図を出して確認するのは基本中の基本ですが、道迷いの多くは「意識しなかった分岐点」を間違ったルートに入ることによって起きます。引き返してみると「あ、こんなところで分岐していたんだ」ってやつです。ちょっと他のことを考えていたり、誰かと喋りながら歩いていたりすると見落としてしまう分岐点も多いですから。

 長々と書きましたが、要するに道迷いを防ぐにも道迷いから脱出するにも、「読図」だけでは限界があるということです。あるいは高度な知識と技術が要求されるということです。
 道迷いを防ぐため、また道迷いから脱出するには「脳内軌跡ログ」の精度にかかっている、と書きましたが、その軌跡ログを正確無比に数m間隔で文句も言わずに黙々と取り続けてくれるGPSユニットは極めて強力な道迷い防止器具だとは思います。というより正しく使えば道迷いなんてしないでしょう。

 むろん機械ですから正しく使わなければなりませんし、GPSの情報を読むのに「読図力」が必要なことも確かです。
 でも、GPSを持たない場合に要求される読図力とGPSを使う時に要求される読図力では、圧倒的に後者の方が低いです。
 なんせ、読図の最重要スキルであり、しばしばかなり難易度が高い「現在位置の決定」は、機械が正確にしてくれているわけですから。
 「現在位置は判っている」ことからスタートできるのは大きいです。

 No.4でも書きましたが、地形図表示機能がないタイプのモノは使いこなすのにかなりの力量が必要ですので、あまりお薦めはしません。
 また、英語版と日本語版ですが、メニューやガイダンスが理解できる英語力があれば(さほど難しくはありません)英語版でも差し支えないとは思います。
 ただ、日本語版の現行の地図が登山道まで表示してくれる優れものですから、やはり日本語版の方が圧倒的に使いやすいとは思います。
 私の個人的な好き嫌いですが、例えば同じ地名でも「黒部五郎岳」と日本語で表記されているのと「Kurobegoroudake」と英語で表記されているのでは、ただでさえ狭いGPSの表示画面に対する占有面積が英語版の方が大きいのが嫌です。つまり平たく言えば「画面がうるさい」のです。
 最後に電子コンパスの有無ですが(VistaとLegendの違い)、普通GPSでは現在位置は判っても自分が向いている方角までは判りません。それが電子コンパス内蔵機種では自分の向いている方角(GPSユニットが向いている方角)が判り、GPSの画面の地図上に矢印で表示されるわけです。
 これは使ってみて初めて判ることですが、圧倒的に便利です。

 というわけで、やはりお薦めは日本語版の Vista HCx ということになってしまいますね。地形図と込みで10万円コースです。
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こんばんは


基本的に質問者の意図はどこにあるのでしょうか?
お父さんが路に迷わないようにするためにGPSをもってほしいと言うことでしょうか?
お一人で山に行かれるのでしょうか?
皆さんの回答のようにGPSは正確な現在地が表示されますから、使える人にとっては非常に便利な機械です。しかしその情報も地図を読める能力があってはじめて有効に機能します。画面は小さいですし、老眼の方には非常に見づらいものです。
詳しい情報がないので何ともいえない部分が多いのですが、通常の登山道を歩いていて路に迷う状況は、GPS携帯云々以前のところにあるような気がします。
沢登りや藪こぎ、冬の(雪の)山などではルートを見失うこともしばしばですが、一般的な登山では、地図を読むことが最も重要です。
ご心配はよくわかりますが、機械に頼って問題が解決するとは思えないのですが・・・。
もし単独で歩かれているようであれば、信頼の置ける仲間(ある意味で、歴史のある山岳会)と同行することをおすすめしたいです。
もしくはご自分で同行してみては如何でしょうか。最も良い方法かもしれませんよ。
辛口で申訳ありませんが、ご心配の通り命にかかわることなので・・・。
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少しでも安く、という条件なら、eTrexH英語版です。


現在位置の特定や、軌跡の記録だけならば、これで十分です。
http://www.rakuten.co.jp/gps/384691/835517/#ETREXH
ただし、画面に地図は表示されませんので、緯線罫線入りの地図を出力するためのプリンタが必要ですし、使い方は少々難しくなります。
それでも、道迷いに対する備えとしては、これでまったく問題ありません。

お金があるのなら、#4さんおすすめの、eTrex Vista HCxですね。
地図が画面に出るのは、やはり便利だと思います。
中途半端なモデルを買ってもあまり意味がなかったりしますので、お金をかけるなら、このモデル、もしくはLegend HCxということろが選択肢になるでしょう。
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主として山歩き用にハンディーGPSを使い始めて20年近くになります。

今主に使っているGPSは、No4さんご推奨のeTrex VISTA Hcxで、7台目です。
全般的なコメントとしてはNo4さんのご指摘に全面的に賛成です。
GPSは迷わないためだけでなく、歩行経路の記録が残りますので、あとから地図ソフト(有名なカシミールというソフトがお勧めです)上で、歩いた経路を確認し、高度断面図なども確認するなど、計画から、後の整理まで、山歩きの楽しみが何倍にもなります。
機種選びは、No4さんもご指摘のように、最近の高感度で消費電力も少ない機種を選択することは絶対にお勧めします。ただ、日本語と地図搭載については、使い方次第です。地図がついていることにより、現在地確認がやりやすいことは事実ですが、GPSの小さな画面では、地図の詳細さと広範囲の確認は両立しません。従って、GPSを持っても、紙の地図と併用する事をお勧めします。紙地図とGPS地図を照らし合わせて、位置を確認するほうが確実です。
私は地図ありと無しと両方のGPSを使い分けていますが、地図入りは、感度の低い旧機種であるせいもあり、最近は地図無しの新しい機種(GPSは地図対応だが地図データを買っていない)を中心に使っています。
私の行く山周辺の主要なポイントはウエイポイントとしてGPSに登録してあり、新しい領域に行くときは、山頂だけでなく、登り口や、登山道の分岐点、道が大きく方向を変える地点など、キーとなる地点を登録し、これを目当てに歩くことが出来ます。これによって、GPSに地図が載っていなくても、これらのウエイポイントと紙の地図を照らし合わせて、現在地確認は容易に出来ますので、あまり支障はありません。逆にGPSの地図を過信して紙の地図を持たない使い方は危険だと思います。
日本語に関しては、もちろん日本語で表示されるほうがわかりやすいのですが、なれたら英語版でも全く問題ありません。私見では、予算を気にされるなら、英語版で最新機種を選ばれたほうが良いと思います。
あとは予算との兼ね合いだし、PCと組み合わせないと効果的な使い方が難しいので、PCが苦手なら、選択基準が変わるかもしれません。
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 ガーミンの eTrex Vista HCx を持っています。

購入して1年余り経ちますが、まだ現行機種です。

 この4~5年でハンディGPSは凄まじい進歩を遂げていますよ。
 No.1さんがリンクされたページで紹介されているものは地図表示ができない時代のモデルですし、No.2さんがお持ちのモデルも同様でしょう。
 私の持っているモデルは1/25,000の地形図を搭載できてカラー表示ができます。私のはインストールしている地図が少し古いのですが、最新版では主要な林道や登山道も地図上に表示されます。
 昔の地図表示ができない時代のGPSユニットは、現在位置を緯度経度の座標でしか知ることができなかったため、その情報から地図上での位置を特定するためにはかなりの知識と経験が必要でしたが、現在のモノではとりあえず「地図上で現在位置を示す」ことは機械が瞬時にやってくれます。
 紙の地図とコンパスが要らないとまでは言いませんが、少なくとも私は「現在位置を特定する」ために紙の地図とコンパスを出すことはなくなりました。

 最新のモデルはアンテナも高感度なので、よほど深い谷間ででもない限り衛星をロストすることもありません。
 精度は、頭上の見通しの良い場所で半径3m、深い谷間や樹林帯などではかなり落ちますが、それでも半径20mを超えるようなことはそうそうありません。

 バッテリーの持ちも劇的に良くなっています。
 私の持っているモデルは公称25時間なのですが、これはアルカリ電池の場合で、ニッケル水素電池(正式に対応しています)を使うともっと持ちます。
 登山ではしょっちゅう地図の表示縮尺を変えたりスクロールさせたりと、バッテリーにはけっこう酷な使い方をしているのですが、行動中は常時電源オン+軌跡ログを取る設定で1日半は持ちます(つまり12-13時間)。
 自転車では表示を見るだけで滅多に操作しないので、6時間のサイクリングだと3日半は持ちます。
 私は充電可能なニッケル水素電池(エネループですが)を使っているのですが、1日の登山だと予備に1セット(2本)、3日の登山で2セット持って行ってます。

 というわけで、使っている実感としては、道迷い防止には絶大な威力を発揮するかと。
 特にヤブ山(つまり始めから道に迷っているのが前提のような登山ですね)では、私も山岳部出身なので読図は得意中の得意なのですが、もうGPSなしの登山には戻れない、と思うほどです。

 ちなみに携帯電話のGPS機能は、地図をサーバー上から読んでいるので圏外では使えません。現在位置を地図表示するだけでパケット通信を行っているのでバッテリーの持ちにも厳しいですし、ハンディGPSのように登山口で電源オン&軌跡ログ取得に設定して下山までそのまま、というような使い方はとてもできません。
 道に迷った時は現在位置が判るだけでは不十分で、どこで間違ったか、さらに脱出ルートが判断できないといけないので、行動中は常時電源オン&軌跡取得が基本でしょう。No.2さんが紹介されたトラックバックも、軌跡を取得していなければ不可能です。(そもそも常時電源オン&軌跡取得の設定にしていれば、"画面を見て現在位置の確認をサボる"ことをしない限り道迷いは基本的に起き得ない)

 操作はけっこう独特のものがあるので、昔のモノより飛躍的に敷居が低くなったとはいえ、それなりに習熟しないと使いこなせないのは確かです。
 また、価格も高いです。一昔前の地図表示ができないモデルや、白黒の低精細の地図しか搭載できないモデルはかなり安くなっていますが、最新のモデルは10万コースです。
 私が使っているVista HCxは本体が79,800円、これに地形図が別売なのでTOPO10m(1/25,000)が19,500円、これと地図データを格納するmicroSDも別売なので、要するに10万円かかるということです。
 ま、高いのは確かですが、きちんと使えれば道迷いはほぼ防止できますし、安い買い物だと私は思っています。

 ちなみにガーミンには、他にGPSMAP 60CSxやコロラド、オレゴンなどの上位機種もありますが、登山での操作性やバッテリーの持ちを考えると、Vista HCxがベストかな、と思います。
 また、Legend HCxという下位機種がありますが、これはVistaから電子コンパスと気圧高度計を省略した機種です。気圧高度計はどうでも良いのですが、電子コンパスは絶対あった方が良い、と私は思います。

参考URL:http://www.iiyo.net/outdoor/products.htm
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最近は携帯電話でできますよ。


私の持っている携帯電話は、GPSが内蔵していて、googleマップをアクセスすれば、googleマップ上に現在位置を表示してくれます。
通勤電車で見ると、線路の上を動いてる(*^_^*)

連絡用の電話にもなるし、携帯電話とGPSの2個持つより良いのでは?
http://www.nttdocomo.co.jp/service/location/inde …
http://www.sharp.co.jp/products/sh03a/text/05_to …
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山歩きにガーミンのハンディGPSを使っています。


自分のは出始めの英語版なのでマスターするまで
結構苦労しました、今は日本語版がありますね。
完璧に使いこなすのは大変ですがトラックバック
といって、自分が歩いてきた軌跡をたどってくれる
機能があるので、残雪の上でガスにまかれたりした
時や日が暮れてしまった時など絶大な力を発揮します。
ただ電池の持ちが悪いので予備の電池は必携です。
(電源が落ちても軌跡が消えることはないです)
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昔、アウトドアに凝っていた時まだ出始めたばかりのハンディGPSが無性に欲しかった事を思い出します。



とはいえ子連れではハイキング程度ですので出番はありませんのであったら便利かも程度。

最近は携帯電話にもGPS機能がついているものもあり、実際に救助を求めるのも携帯が結構多いとニュースなどでは言っていました。

携帯電話の付加機能としてや取り外し出来るナビなどの普及でハンディGPS自体はそれほど進化していないだろうなと思いましたので検索してみました。

「山頂渉猟」を追って
藪山登山の新兵器 ハンディーGPS
http://www.gbros.jp/JS1MLQ/homepage/gps/HANDYGPS …

記事自体は四、五年前のものの様ですが金額が半値近くになっている事以外、10年以上前と劇的な変化は見せてい無いようです。

ハンディーGPSの使用方法など詳細に記述してありますから参考になるとは思います。

とはいえ登山遭難者多発年代の団塊世代ですから果たしてこう言った装備を確実に持参し使いこなす事ができるかは本人のやる気次第でしょう。
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