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建設業の利益率?について教えてください。よく建設会社の方が「この工事は10%利益を出さないといけない!」というような話を聞きます。この場合、粗利率をさしていると思うのですが、

自社の人件費・その他諸々の経費を引いた【手元に残る完全な利益】の事を、何利益と呼ぶのですか?
又、建設業の場合、この【手元に残る完全な利益】の受注金額に対する%は、何%あれば儲かったと言えるのでしょうか?
分かりづらい表現で申し訳ありませんが、ご教授宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

おそらく社長さんの言う「20%の利益率」というのは粗利益のことだと思います。



売上-売上原価=粗利益 売上原価には、資材費や
「直接工事を行なう人」の給料も含まれます。

粗利益から「直接工事をしない人(経理担当者など)の給料」や
接待費、事務所の経費、電話代などを差引いたものを「営業利益」と言います。

>1000万円の工事を受注した場合、営業利益が20万という事でしょうか?

建設業界は公共事業を減らされているので、上場企業のトップクラスでも
それほど儲かる業界ではなくなっています。

>当方、建設会社の下請け(設備工事)をしているのですが、
>うちの社長は営業利益20%を出せ!と言います。

粗利益だとしても20%なんて無理ですよ。
おそらく大手企業でも10%いかないでしょう。
下請けだと価格交渉はほとんどできないだろうし…
無茶な利益目指すよりも、まずは今の仕事を取る方を
優先するのが良いと思います。
資金繰りに行き詰れば倒産なのですから…
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
粗利益を調べても、「直接工事を行なう人」を計算に入れるものか、はっきりしなくて・・・
大変分かりやすく、ご説明して頂いて理解出来ました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/04/22 14:44

>【手元に残る完全な利益】



純粋に本業の利益ということなら営業利益で良いと思います。
営業利益から株式の配当金や利息収入、利息の支払い、
為替差益、為替差損など本業以外の金銭のやり取りを含めたものを経常利益と言います。

>又、建設業の場合、この【手元に残る完全な利益】の受注金額に対する%は、
>何%あれば儲かったと言えるのでしょうか?

受注後の資材価格の変動により利益が押し下げられることが
あるので利益率に関してはコメントし辛いところですが、
大手企業でも純粋な「建設業」だと利益率は2%程度で
あまり羽振りは良くありません。
では何で稼いでいるのかというと「不動産開発」です。
この分野が弱いと利益を出せないと厳しい業界であると言えます。
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この回答へのお礼

大変わかりやすいご回答ありがとうございます。申し訳ございませんが、又質問させてください。

>大手企業でも純粋な「建設業」だと利益率は2%程度で

1000万円の工事を受注した場合、営業利益が20万という事でしょうか?

当方、建設会社の下請け(設備工事)をしているのですが、うちの社長は営業利益20%を出せ!と言います。(各案件ごとの利益率についてです)

お礼日時:2009/04/22 08:36

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