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マイコンの DA 出力で、正弦波を増幅させるオペアンプ(またはトランジスタ)を制御したいと考えていますが、可能でしょうか.

イメージでは、正弦波の出力電圧を DA 電圧で制御する、という感じなのですが...

ご教授ください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

アナログ乗算器というのを使えば、DC電圧を変えることによって、アンプの利得を 0倍 から 1倍 まで連続的に変えることができます。

参考URLにAD633 [1] というアナログ乗算ICを使った利得可変アンプの回路図と、電圧利得の周波数特性のシミュレーション結果を示します。この回路で、AD633の1pin(X1)の入力電圧を Vin [V]、3pin(Y1)の電圧を Vcont [V]、7pin(Z)の電圧を Vout [V] としたとき
   Vout = Vin*Vcont/10
となります。Vont = +10V のとき、Vout = Vin (利得1倍)、Vcont = 0V のとき Vout = 0V (利得0倍)、Vcont = -1V のとき Vout = -Vin (利得-1倍)となります。1倍以上の電圧利得とするにはAD633の出力をオペアンプで増幅してください。

AD633はアナログデバイセス社のアナログ乗算器の中で最も低価格で、直流から100kHz程度までの信号を扱えますが、もっと高い周波数の信号の利得を変えたい場合は、[2] の中ほどにある類似製品から選んでください。

AD633が通販で入手できるかどうか分かりませんが、1・2個程度なら、無料サンプル [3] を送ってもらえます(私もその方法で入手したAD633を持っています)。

[1] AD633データシート(英語) http://www.analog.com/static/imported-files/data …
[2] http://www.analog.com/jp/other/analog-multiplier …
[3] 無料サンプル http://www.analog.com/jp/content/samples/fca.html
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この回答へのお礼

早速ご回答いただき、どうもありがとうございます。
このような素子を探しておりました。やはり私が知らなかっただけだったのですね。
オペアンプなどの電圧利得を DA で制御する、セオリーのようなものがあるのかと思い質問させていただきましたが、専用の素子を使うほどでそんなに簡単ではないということなのですね。ありがとうございます。

お礼日時:2009/04/23 22:12

DAといっても結局は”電圧でゲインを制御する”ということなので昔からオペアンプにはそういう回路はないです。



乗算器以外の方法としては…
・トランスコンダクタンスアンプ→ 昔々のアナログシンセサイザーで有名
・無線機方面で使うダブルバランスドミキサICを流用する
・電子ボリウム(デジタルポテンショメーター)→ テレビなどリモコンで音量が変わるやつはこれ
・DAのVREF側にアナログ出力を入れる→ 遅い。モーターの速度コントロールぐらいの用途ならなんとか
・各社の可変ゲインアンプ専用のIC→ デジタル信号直接入力でゲイン可変
まだ抜けがあるかも
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