No.4ベストアンサー
- 回答日時:
イタリアワインには、特に合成樹脂を使用した栓が増えてきましたよね・・・色も黒や黄色など、イメージするコルクとはかけ離れたものが多いですよね・・・ニューワールドではスクリューキャップも増え、何となく安価で気軽なイメージになってきています。
コルクに関しては他の回答者さまが回答していますが、シールキャップにしても鉛から錫・・・っと、時代に合わせて変化しています。そもそもシールキャップ自体がコルクを虫から保護するものであり、安心と安全を追究するなら、コルクも合成樹脂がよいのかも知れません。
普段飲みするワイン・・・っと言うか、現在世界各国で生産されているワインの大半は、瓶内熟成の必要のない日常消費ワインです。
何年か寝かせて・・・っと言うのは極少量で、この辺を考えても合成樹脂やスクリューキャップは理にかなっているのかも知れません。
ただ、合成樹脂のコルク?は、ソムリエナイフのスクリューからなかなか取れません・・・抜栓後のコルクをスクリューから取るのに悪戦苦闘するのは、スマートではなく困りますよね・・・。
安価なイメージは確かにありますが、ブショネやコルク片がワインに落ちる危険を考えるなら、リスクも少なく優れているのかも知れません。
ちょっと開けにくいような気もするんです…合成コルク。
スクリューキャップは便利で好きです。
早飲みのノヴェッロなんかは
スクリューでいいんじゃないかと思います。
ま、でもワインが全部スクリューキャップになったら
ソムリエさんの仕事が半分になっちゃいますね(笑
回答ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
No.3です。
私の回答の1はご指摘の通り樽の話です。最近樽にたずさわることがあって、頭がそちらにいってしまい、樽とコルクをごっちゃにしてお話してしまいました。大変お恥ずかしい。つつしんでお詫びします。
コルクはコルクガシ(Cork Oak)の木の表皮部分から作られます。樽に使われるOakと大きな分類では同じです。最高級のものからそうでないものまでランキングされ出荷されますが、品質によってはブショネ(Cork taint)の原因となるものもあります。ワイナリーではブショネのレベルやコルクの色、形などのサンプリングをしますが、ブショネのレベルが高い場合、そのコルクストックを廃棄しなければなりません。1トン何百万円もする高級コルクでもそんなケースがあります。人造コルクは、ブショネがまったくないわけではありませんが、まれです。
かさねて回答ありがとうございます。
そうですね、考えてみれば自然物なのですから
品質の等級もあって当然ですね。
中身に比例したコルクが使われていると考えていいのでしょうか?
合成コルクの方がリスクも少なく、安定した性能であること、
皆様の回答から勉強させていただきました。
これからどんどん増えそうですね…
本物コルクがなつかしく感じる日も、来るのかもしれません。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
人造コルクの増加にはさまざまな要因があると考えられます。
1.原料の確保+原料費の節約
フレンチ、アメリカンの二大オークは原料費がばかになりません。フレンチオークはざっくり言ってアメリカンオークの6倍も値段が高いです。またフレンチオークは注文から受け取りまで2年以上かかる場合もあります。東ヨーロッパやロシアなどの材料使用は増えてきていますが、あまりに二大オークのネームバリューがすごすぎてなかなか浸透しないというのが実情です。オークの質の違いによるワインへの影響は短期間に結果が出るというものではないので、短期的に節約したいと思った場合人造コルクの方がより安全だと考える場合があります。
2.ワインスタイルの違い
オークを使う理由は、高級感を加える+オークが瓶内熟成において香りや味わいにプラスの要因をあたえると考えられてきたからです。
しかし若飲みワインで、オーク臭などはつかない方がいいというスタイルの場合、人造コルクの方がよいではないかとの考え方は特にニュージーランド、オーストラリアでは主流になってきてますし、この二つの国は人造コルクに関してはリーダーシップを取っていると考えてよろしいでしょう。チリ、南アフリカ、イタリアなども同様の考え方が浸透しつつあります。
人造コルクが天然コルクより安全性がおとるということはありません。材料費のコストカットにフォーカスされがちですが、研究費などを考えた場合、実際は採算が取れないようなコルクもあります。ですが森林保護やリサイクルなど天然コルクにはない利点を考えた場合将来的に利用が増えていくと考えられます。
コルクってオークなんですか?
オークの香り云々と言う時は、樽の話をしているのだと思っていました。
コルクの匂いがワインにつくとは知りませんでした。
ワインの匂いがついたコルクを嗅いでいる人は見たことありましたが。
いろいろ難しいですね~。
回答ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
ワインボトルの栓としてコルクが優れている理由としてワインが呼吸をしているから「コルクを通じてワインが空気に触れ,熟成が促進されるから」ということを、まことしやかに知ったかぶりをする人がいます。
そして、ソレが永い間、信じられてきました。
この意見に対して、カリフォルニア大学で農化学のPh. Dを取得しているRichard Grant博士は1960年頃から、「コルクが呼吸するなんてことはない」と主張し続けていました。
近年、急速にコルクを使用しない蓋栓が増えてきた理由は、科学の進歩により、Richard Grant博士の主張の正当性が立証されたためです。
> 開けた途端、ちょっぴり興ざめはします。
・確かに、、、でも、食品の安全性が優先されれば、後30年もすれば、コルク栓の方が少数派になるように思います。
Richard Grant博士のAppelation Americaに掲載されているレポートを下記にご案内します。
Please Stop Telling People That Corks ‘Breathe’
「お願いだから(呼吸なんて)そういうことを言うのはやめてくれ」
http://wine.appellationamerica.com/wine-review/5 …
Corks Do NOT Breathe - Part 2
「コルクは呼吸などしない」
http://www.wine.appellationamerica.com/wine-revi …
回答ありがとうございます。
呼吸のことは考えてませんでした。
安全性も疑っていません。
コルクが枯渇してるのかしら?
それとも安いから??と思ったんです。
No.1
- 回答日時:
機能だけでいえば、むしろ昔ながらのコルクよりも合成樹脂の人工コルクやスクリューキャップの方が優れています。
貴方が興醒めしたように、世間一般では(高級)ワイン=コルク栓という固定観念であるので、イメージを優先させるならコクルですけど。
スクリューキャップのワインは安物? - [ワイン]All About
http://allabout.co.jp/gourmet/wine/closeup/CU200 …
ワインのスクリューキャップの利点は?! | エキサイトニュース
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1226059396419. …
あ~なるほど…
確かにコルク不良で、酢になったワインに出会ったことがあります。
それに比べたら、品質は一定で確かなのかもしれませんね。
今までは味が今イチだったとき、
コルクもどきのせいにしたりしてましたけど。
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