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 法規範と宗教規範の違いを教えてもらえませんか。
また、それについての参考文献などありましたら教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

 漠然としてますね。

私には純然たる法学的な回答は不可能ですが、参考意見としてお聞きください。(「回答に対する自信」は、全く私の自己満足です)
 まず法規範。これは出発点はともかく、刑法で言えば「どのような行為を罪として、どのような罰を与えるか」を明文化したものです。当然、国が制定します。ですから、外国では「一夫多妻制」が認められているところもあります(日本では重婚罪)。民法も商法も、人が社会生活を送る上でのルールを決めていることに変わりはありません。明文化しなくても良かったのですが、人が社会を形成する過程で「そうしなければ誰も守らなくなった」というのが本当のところだと思います。

 これに対して宗教規範は、社会生活上の「道徳」に「宗教上の目的」が加わります。「この世から苦しみをなくす」だとか「地上天国の実現」だとかその目的は様々です。
 私は、宗教規範というのは、人の文化が「法律」を生み出す前に集団をなした人を統べるために、人が神の名を借りて作り出した「一つの法形態」と考えるべきだと思います。(それぞれの宗教の神が作り出されたのが事実なら申し訳ないが)

 宗教を観念としてではなく、学問として捉えてみると(決して神学ではない)、両者の違いが感覚的に判ると思いますが・・・。世界中で最も信者の多いキリスト教なら「学問としての新約聖書」を読んでみられれば、学問的に検証された聖書の姿が見えてきます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
配本されたテキストよりもわかりやすかったです。
すぐにでも「学問としての新約聖書」読んでみます。
お世話になりました。

お礼日時:2001/03/14 18:30

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