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先日ペットボトルのおまけにアクリルたわしが付いてきました。
洗剤なしでも汚れが落ちると聞いてはいましたが、使ってみると確かに落ちるようです。でも、なぜ落ちるんでしょうか?
インターネットで調べたところ、細かな繊維が汚れを掻き落とすようなことが書いてありましたが、なんだかそれだけではないような気がします。
掻き落とした汚れ(特に油)の再付着や、汚れをそのまま下水に垂れ流すことによる環境への影響、細菌類の除去等についてどなたか詳しくご説明いただけないでしょうか。
なんだかそういうことが気になって使いたくても使えずにいます。

A 回答 (5件)

こんにちは、#3の0913です。


補足とお礼の投稿ありがとうございました。

拝見して、もう少し具体的なご説明が必要かと思い、再度投稿致します。
けれども、専門的な知識も無く、多少曖昧な表現になります事をお詫びして書き込み致します。

1 アクリルたわしでよごれ(油)が落ちるわけ
 として、アクリルたわしの繊維はウールに似せて加工していますが、1本1本の繊維が細く絡み合っているため、衣類として使用する際には保温力があります。その特徴を利用して食器洗いに使うと、細く絡み合った繊維が互いに空間を持ちながら絡み合っているため、お皿の表面への摩擦抵抗が大きく、汚れをよりたくさん掻き出す事ができます。石油製品の「親油性」も加わり、油汚れを表面に付着させる事が得意です。
しかしながら、繊維自体に吸収する力が無い(つまり中空のセルロースではない)ため、流水等で容易に流れ落ちます。
このような事で、汚れを取り去る事ができやすく、再付着しにくいと言う事です。

2 アクリルたわし使用による環境への負荷
 アクリルたわし自体は溶け出たり、混ざったりしないため、食器洗いをする事での環境負荷はありません。
強いてあげるなら、繊維がちぎれて繊維くずが流水と一緒に「ごみ」になってゆく事だと思います。

3 アクリルたわし使用での衛生面
 衛生面については、#3回答や他の方々のお答えにもありますように、アクリルたわしそのものの除菌消毒、乾燥が必要です。


因に私は「アクリル毛糸」で編んだものは使っていません。編み目が分厚く、汚れの排出の手間が多くかかるからです。
http://www.asahi-kasei.co.jp/saran/home/zubizuba …
上記のようなスポンジが入っていない、メッシュクロスを使っているので、汚れが溜まりにくく、乾燥が早いので、自分なりにはいい選択だと思います。

また、合成食器用洗剤はもう何年も購入せず、使用しませんが、カレーの鍋などはスクレーパーでこさぎ落とした後に、ぬるま湯で洗います。
それでもぬるぬるが激しいものはスクレーパーの後、重曹で洗います。
これで十分清潔を保っています。
はっきり言って、我が家のお皿やコップはいつもピカピカで、食器が原因の食中毒などは起こした事はありません。

食器用洗剤は下水道や河川、海の微生物も死滅させるし、量によっては小動物にも人間にも毒物です。使う場合は「感覚」に頼らず、用法をきちんと守ってご使用になる事をおすすめします。

ご参考にしていただければ幸いです。
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No.2です。


補足を見る限り、質問者様の洗い方のほうに問題がある気がするように感じてしまったのですが?普段どのように洗われておいででしょうか?
例えば、大き目のボールなどに水と洗い物を入れて洗うとしたら、アクリルたわしで洗い終わったものを再びボールに戻す事はないでしょう?ボールの外に出すか、別のボールとかに移してゆすいでいくと思いまが・・・

また特に、油脂の再吸着が気になっておられるようですが、そういう場合は油汚れの酷くない物から洗い、徐々に油脂の多い皿を洗っていくわけです。これにより、アクリルたわし自体についている吸着限度を限界まで使うことが出来ます。この限度を超える場合は、アクリルたわしを複数使いこなしたり皿の汚れを拭ったりして吸着できる範囲にすることが使い方になります。

アクリルは元々石油製品です。ですから、親油基を持ちますが界面活性剤の様に親油基と親水基の両方の持ち合わせはありません。親油基だけです。表面に親油基だけがあるとお考え下されば分かりやすいでしょうか?ただこれだけですので、油脂の親油基を破壊しているのではなく、アクリルたわしの親油基と油脂の親油基がつながる事で皿から汚れ(油脂)を落とすことにつながるわけです。(親油基同士はよくつながる為。洗剤の親油基の代わりにアクリルたわしの親油基とくっつくわけです。)しかし、アクリルたわしは洗剤が汚れ落ちが悪くなったと言っても、洗剤のように追加で洗剤投入と言うわけにはいきません。この場合は新しいアクリルたわしで洗う?事になるかと・・・
また、つながると言ってもつながりやすいだけで、100%まったく離れたりしないわけではないです。おそらくこの部分が気になっているのではないでしょうか?

確かに、多少はアクリルたわしから分離する油脂もありますが、洗剤とて100%完全に分離しているのではないのですよ。使用者に分かりやすいか分かりにくいかと言う違いはありますが。洗剤を使う時、手がぬめるような事があるかと思います。これは、手の表面についてる皮脂と洗剤の親油基がくっついて洗剤が手に残ることから分かると思います。洗剤は親水基もありますから水洗いで落ちますが、100%は落ちません。実験誤差と同様にある程度ですが・・・。これまで洗剤を使っていたのでしたら、それと同じ範囲と思いますが?

また、この為メーカーは洗剤に芳香をつけて匂いがよいとか、(石鹸には元々含まれるのですが)グリセリンの類で手がすべすべになるとかアイデアを出して商品化してるわけですが。

最後は皆さんゆすぐと思います。このゆすぎの時にしっかりとゆすげば、再付着分はほとんど問題ありません。問題なのはこびりついて一度も離れない汚れであって、根無し草のようにふらふらする汚れは、水と共に流れていきます。
また、ゆすぐ時も水よりも熱いお湯、(出来ればポットの熱湯など)の方が落ちやすくなります。これは、油脂は温度が高いと水に溶けやすくなるという性質があり、温度が高いと表面張力が弱くなり皿など全体に水(お湯?)が行き渡りやすいというからです。肉屋さんが「油脂の汚れを落とすのはお湯だけで落とすのが一番」と言う話を聞いた事はありませんか?

まあ、アクリルたわしで汚れが落ちるのは、アクリルたわし自体が汚れを吸着しているからです。
アクリルたわしが汚れを吸着しているので洗剤の使用量が低下して、結局洗剤の使用量の低下を招くわけです。これが環境に対する負荷。
しかし、油脂類の少ない食事内容なら問題ないが、多い食事内容では吸着した油脂を餌に細菌が繁殖するので衛生面的には、使用後の天日干しの殺菌や少量の洗剤使用によるたわしの除菌、殺菌が必要になると言う事なのですが。

極端な話をすれば、アクリルたわしに油脂の汚れを落とす力を期待してはいけません!と言う事につながるのですが・・・ある程度はアクリルたわし自体が吸着して落ちますが、あくまでエコの範囲です。天麩羅したあとのフライパンの汚れとか、カレーを食べ終わったお皿とかは、迷わずに洗剤使用が一番確実です。
アクリルたわしは、汚れを分解する物でも破壊する物でもありません。
他より少し油汚れを吸着しやすいと言うだけです。ただ、肌の弱い方とかには助かるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございます。
実際に使用してみると油脂の再付着もなく汚れもきれいに取れるようです。肉屋さんの話ははじめて聞きましたが、油脂落しにはお湯がよさそうということはわかります。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2009/05/11 16:16

アクリルたわしと汚れの関係は他の方が仰るものでご理解いただけたと思いますが、「環境」への負荷について若干お話ししたいと思います。



私は手あれが酷いため、うちでは「食器用洗剤」を全く使っていません。
食器に付く「汚れ」には、大きく分けて
・ご飯粒などの水溶性のもの
・卵の白身、魚のようなたんぱく質
・油脂
があります。
もちろん、水溶性の汚れやたんぱく質の残りなどは水だけできれいになります。

アクリルたわしで効果を望むのは、やはり「油脂」汚れです。
少しの汚れなら当然、水とアクリルたわしで流せます。
たくさんお皿に残った油汚れは、紙でもいいですが、スクレーパーやゴムベラで拭き取って洗う方が、より手際良く環境にも負荷を少なくする事ができます。
「環境への負荷」を考える場合、「食器用洗剤」の方が罪深いです。
洗剤などの界面活性剤を使って油脂を排水に流した場合、流れてゆく先のどこかで界面活性剤と油脂は再び分離し、下水の中で油脂と洗剤成分が漂います。
また、下水処理場で汚水を処理するときには「バクテリア」を投入し、汚水の油脂など栄養分をバクテリアに食べさせて浄化する仕組みです。
洗剤成分にはバクテリアをも分解する力があり、下水処理場で汚水を浄化する際のバクテリアを増量して処理しなければならなくなります。

と言う事は、「洗剤」は、家庭のシンクでのみ有用な薬品です。多用すると水質汚染に拍車をかけます。

ただし、アクリルたわしに付着した油脂は、程度が酷くなると、再付着するので、定期的(あるいは適宜)洗う必要があります。
油脂を落とす事と、アクリルたわしに付着した細菌を除去するためです。

いかに油脂を効率的に落とすアクリルたわしといえども、水分と油脂(細菌の餌)が大量に付いたままでは雑菌の温床となります。

この回答への補足

0913さん、ご回答ありがとうございます。
今回の質問は大きく3つ、
1 アクリルたわしでよごれ(油)が落ちるわけ
2 アクリルたわし使用による環境への負荷
3 アクリルたわし使用での衛生面
でした。
環境への負荷については界面活性剤使用による高負荷が理解できました。アクリルたわしを使えばかなりの負荷低減が期待できます。
衛生面についても、油脂が雑菌の温床であることから扱いには少し注意が必要ということが理解できました。
ただ、いまだ油脂の除去のメカニズムが解明できていません。
そんなことはないと思いますが、アクリルたわしがその表面を削り落として界面活性剤のような働きをしているとなれば、環境負荷低減の効果も疑問となってしまいます。
なんだかずいぶんのめりこんでしまいましたが、もうすこし教えてほしいです。

補足日時:2009/05/08 23:51
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
環境のためにはとてもよさそうだと感じました。私も使ってみようと思います。

お礼日時:2009/05/11 15:40

アクリルたわしはアクリルで出来ています。


アクリルは親油性を持ちます。
その為、汚れ(特に油)と非常に仲がよく、すぐにくっつきます。
再付着はお皿よりたわしの方が親油性が高いため、ほとんどないようです。
ただ、油まみれのお皿にそのまま使うと、たわしの方が油脂で真っ白になる時があり、このまま使うのは意味がないため、洗う時はあらかじめ汚れを拭ってからと言われるわけです。キャンプのように。
どちらにせよ汚れ(油脂)は下水に垂れ流しです。ただ、これに洗剤等が含まれない分、処分場とかで処理がしやすいからです。最終処分場など微生物の分解作用を用いてますし、河川などに流れている所では油脂交じりの洗剤では分解されずに残りやすく、環境に問題(臭いや汚れ、水質の汚濁による生態系の変化や破壊)が特に酷いからです。どぶ川とか聞いたことないですか?

・使う場合、気をつけることは油脂と吸着しやすいので、油脂が多めのお皿などを洗って、たわしをそのままにする方が問題です。
やってみれば分かりますが、油脂の多い皿を水とアクリルたわしのみで洗うと、たわしが真っ白になります。
油脂は微生物の餌になる為、ポットのお湯などでたわしから油を分離してからか、少量の洗剤でたわしの汚れを落としてから乾燥させた方がいいです。そのままでは、たわしが細菌の温床になりますから。
(洗剤を使う場合は少量をお湯に溶かしたわしが浸るかな?位の少量で行ってください。普通に洗うとアクリルたわしを使う意味がなくなります。少量なら確実に洗剤の量を減らし、確実に環境負荷が減っています。)

・油ものを多く作って食べられる方なら、油の多い皿だけは洗剤をつけて洗ったほうがたわしに付く細菌の繁殖やお皿の拭き残しを減らせるでしょうから、使い方次第ではあります。これからの季節食中毒が増えてくるでしょうし、お皿に油脂が残っているのは感心できませんから。

この回答への補足

nobitaikaさん、回答ありがとうございます。
親油性があって油脂を吸着するのではということも考えてみました。
アクリルには細かな突起がたくさんあり、分子レベルで膨大な数の親油基が表面にあるのではないかと。
でもそれにしても限度があるでしょう。食器の汚れの油脂はもっともっと多くの油脂分子を持っているのではないでしょうか。そうなるとただ吸着するだけではおのずと限界があります。
アクリルたわしは使った後洗って干しておくとよいと書いてあったりします。吸着したものを洗い流すということなのかも知れませんが、そうするとアクリルたわしからが分離された油脂は、再び別の食器や手に油として付着するのではないでしょうか。アクリルたわしを使用して洗っている最中にも同様のことが起きるように思います。
そこで、私の考えていたのは、食器の油脂はアクリルたわしに触れることによって何らかのメカニズムによってその親油基が破壊されるのではないかということです。
洗剤は界面活性剤の働きにより油脂の周りを親水性の膜が覆うことにより新水性のない油脂を水に取り込ませることができます。
アクリルたわしが似たようなメカニズムで油脂に親水性を持たせるのであれば環境への負荷軽減の根拠がクエスチョンになってしまいます。
アクリルたわしが触媒のような働きを持って、油脂の親油基を破壊しているなんて言うことはないんでしょうか。
本当のところはどうなのでしょうか。

補足日時:2009/05/08 23:15
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汚れの落ちるメカニズムは、質問者様が言われているようなことであっています。



アクリルたわしの利点は、水だけで普通の洗剤や石鹸を使ったスポンジ同様に作用することですので、環境への影響は、洗剤がない分、負担が少ないですね。また、細菌などの繁殖は、食器洗い後のすすぎ&乾燥が影響しますので、アクリルたわしで水だけで洗っても、汚れが落ちていれば問題ありません。(家では、たまに子どもが食器洗いをして、お米の粒が残っていたことがありましたが、からからに乾いていたのでカビも生えませんでした(笑))

それと、ギトギト油、カレーやケチャップ等べったりと汚れがついている食器は、洗い場に入れる前にぼろ布や古新聞等で油を出来るだけふき取った後に洗うことで、水の節約&環境への配慮&洗う時間の節約&アクリルたわしの長寿命につながります。(もちろん洗剤を使用する洗いでも同じことが言えます)

我が家では、食器洗いだけでなく、湯船洗いや、洗面所などもアクリルたわしが活躍しています。

この回答への補足

don_chaさん、回答ありがとうございます。
汚れが落ちることはわかるのですが、油はたとえば水を張った器に油をたらせば油は分離して膜をつくるので、そこに手を入れたら手に、食器を入れたら食器に油が付着すると思うのです。
食器からそぎ落とした油はやはり水と混じりあうことはなく、分離しているでしょうから再付着しそうな気がします。
アクリルたわし使用でそのようなことがないのであれば、油を吸収する何かメカニズムがあるのかなと思った次第です。
まあ、理屈がわからなくても油はきちんと取れて、他の食器に付いたりしないということがわかればそれでもいいんですが(^^)。
潔癖症ではありませんが、高校時代下宿した家の食器がきちんと洗われていなくて(つやつやしてなくて微妙にべとつきがある)、それ以来外食などでも食器の洗い方が気になってしまいます。
そういう人は使うべきじゃないのかな?
ちなみにメラミンやプラスチック食器でも油汚れ落ちるんでしょうか。

補足日時:2009/05/07 23:21
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
参考にして私もアクリルたわしを使ってみたいと思います。

お礼日時:2009/05/11 15:36

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