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鏡はなぜ上下逆ではなく左右逆に写るのでしょうか?
目が左右についているといっても、片目でも左右逆のままです。
鏡を背にして立って右手を上げても、鏡の中では左手を上げることになってしまいます。

A 回答 (10件)

質問への答えは「普段、たいらな地面を歩いて移動することに慣れてるから」です。


ちなみに、鏡は「上下逆」にも映してますよ。

以下、解説します。

「鏡は左右逆に映る」と感じる場合、何と比べて「左右逆」かと言えば、「鏡の裏側に回りこんだ自分」と比べてのことだと思います。
どうやって鏡の裏側に回り込むかといえば、無意識のうちに、鏡と自分が立っている地面を歩いて回り込むことだけを考えてませんか。

たとえば無重力の宇宙船の中に自分と鏡があって、その鏡の裏側に回りこむ場合、自分の頭上方向(または足元方向)に向かってぐるっと移動して鏡の裏側に回り込むこともできます(宙返りの要領です)。そうして回り込んだ自分と鏡に映っていた像を比べる場合、鏡は「上下逆に映す」ことになります。

しかし、普通われわれは鏡は「上下逆」でなく「左右逆」に映ると感じます。それは、たいらな地面を歩いて移動することに慣れてるからだと思います。

普段の慣れによる思い込みとは面白いものです。
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鏡は左右反転しておらず奥行き(前後)が逆になって見えるのである、というのはたくさんの方がご回答済みです。

これをどう納得するかですが、自分にとっては左右反転して見えるのだという人には、納得しにくいことだと思われます。
例えば次のような局面を実際に確認すると納得しやすいのではないでしょうか。
車を運転している。左側には歩道がある。バックミラーに見えている歩道もバックミラー内の左側にある。後続車が右折のウィンカーを出している。ウィンカーはバックミラー内の右側で点滅している。
右(左)側のものはミラーの中でも右(左)側にある。確かに、左右逆になっていない。
どうでしょうか。
この状況でもなお左右逆になっていると言われる可能性もありますが、それは、右左とは何を基準に決めるのかについての前提が違うのでしょうね。左右逆になっているという人は、鏡の中にぐるりと「回り込んで」入った自分を想定し、その状態の自分を基準にして左右を規定しているのだと思います。それは本当の自分の左右の規定とは逆ですよね。
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>鏡はなぜ上下逆ではなく左右逆に写るのでしょうか? ....................



「なぜ」という問いは、どう答えても氷解しないのでしょうね。
A さんが納得しても、B くんには妄言にしかきこえない。

右手系の x-y-z-座標軸を鏡に映すと、左手系の x-y-z-座標軸が映って見えるのがふつう。
「なぜ」ときかれて、万人に納得される説明をできないのもふつう。
 
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#1 で答えは終わりですが。


どう説明するのが分かりやすいかは、聞く人の性格にも依ります。私から見ると議論に使う言葉を少し変えた方が分かりやすいと思うのです。
上下という言葉は絶対的なものです。これに対し左右あるいは前後という言葉は立っている人から見て、あるいは映っている人から見てという相対的なものです。この二つを並べて比較するのはおかしいのです。
方向を表す言葉を全て絶対的なものに置き換えます。今私は南向きに立っていると仮定します。鏡に映しても、上下は変わりません。東西も変わりません。唯一変わるのは南北です。
直接のお答えではありませんが、参考になりませんか。
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 その疑問はすでに何回も出されています。


 新しいものでは
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4922463.html
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 #1, #2で尽くされているのですが、付け加えるとすれば、作図の作業ですね。



 人間は光がやってきた方向にものがあると認識します。お風呂で足や腕を湯から半分突き出すと水面(湯面)を境に曲がって見えますね。水中から空気中に光が出るときに光の進路が曲がる(屈折する)のですが、人間はそう思わず、光が来た先にもの(足や腕)があると思うために曲がって見えるのです。

 この「光がやってきた方向にものがあると認識する」ことを頭に入れて、鏡の前にものを置いたとき、「自分の目」にどのような経路で「鏡で反射した光」がやってくるかを作図してみると、視覚的に納得できると思います。
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鏡には、じつは逆には映っていないと思います。



右手を上げてそのまま砂地にひっくり返ると、そのまま右手の位置が砂につきます。これは、同じ側がそっくりそのまま対応して砂に残った結果です。
人間はこれを反対だと認識しますが、人間が正しい向きだと感じる状態に写るには、じつは反対側の手の跡が砂の上につかなくてはならない。

だから、上下も当然そのままなわけです。

これは、今までの皆さんの回答とけっきょくはおなじことを言っているにすぎませんが・・・。
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鏡は、「鏡の面に対して垂直な軸」に対して逆に(裏返って)うつります。

目の前に普通に(立てて)置いた場合、既にお答えになっている方のいうように、実は「前後が」逆になっています。

ところが、人間はつい「自分に合わせて」見てしまうので、前後逆になっているはずの鏡像を、「前後をくるりとひっくりかえして」元に戻して考えてしまうため、あたかも「左右が逆になった」と思ってしまうのです。

床が鏡になった場合も、本来は、鏡面に垂直な軸、すなわち「上下が逆に」なっているわけですが、それを、人間が判りやすいように「自分にあわせて」ひっくり返して正立させてしまい、また、前後の軸もそろえてしまうため、残った「左右の軸が逆になった」ように感じてしまうのです。

三次元像を「ある一つの軸」に沿って逆にした場合、その軸をあわせようとして回転させると、別の軸が逆になります。たまたま、人間の自然な認識の場合、上下が逆になるパターンは少なく、また前後が逆という感覚もとりにくいため、自然と、残りの軸である「左右」が逆になったパターンに「合わせて」しまうわけです。

つまり

・鏡像は、鏡面に垂直な軸にそって逆になっている
・人間は、その逆な軸を、心理的に無意識に左右になるように回転させてしまう

という2つのプロセスで「左右だけが逆になる」と思い込んでしまっているというわけです。
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#1 で終わりなんだけど, ついでにいえば「ヒトが左右対称に近い」ことから「鏡に映った自分を, 鏡の向こうからこちらを見ている人と思ってしまう」ことに由来します.


だから, 左右の対称性を壊せば「左右が逆に映る」と思うことはありません. 例えば「常に右手を上げ左手を腰に当てる」文化の人であれば, 「左右が逆」とは思わないはずです.
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鏡が逆にするのは、平行(上下左右)な向きではなく、


鏡に対して垂直な向きだけです(前後)。

前後が逆になっていることは、
例えば鏡と自分の間に何か障害物を置くと、
障害物は自分の前にあるにもかかわらず、
鏡に写った自分は鏡象の障害物の後ろにいますので、
前後逆というのがわかるかと思います。
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