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何件か前に類似する質問がありましたが、別の意味から質問です。

東京裁判でA級戦犯として、有罪判決を受け、刑を執行された人たちは、刑を執行されたことで、国民の代表として交戦相手国に対して刑事責任を負ったので、刑を執行された後まで、元A級戦犯として永久に弾劾され続けることはない、ということが国際社会の標準的な解釈ですか?

日本政府は連合国との講和条約で、東京裁判の結果を受け入れることも含めて連合国と講和し、講和条約に参加しなかった交戦相手国とも、後に各国ごとに講和しているので、政府間の関係修復は全て終了しています。

日本人でも外国人でも、法律的にも政治的にも決着済みの元A級戦犯の話を(靖国、教科書、歴史認識がらみで)持ち出して、日本は反省や謝罪が足りない、もっと反省し謝罪しろ、永久に反省し謝罪し続けろと言うことは、法治や一般社会の紛争解決の常識に反し、国際関係に無用な紛争をもたらすだけなので、政府としてそんなことを(建前ではなく本心で)言ってる国は無いはずですが、もしかして本心から言っている国は有りますか?

個人でもそんなこと言ってる人は、日本人でも外国人でもごく一部の少数派だと思いますが、無用な紛争を収めるためにも、話し合って理解を求めるほうがいいのか、それとも話が通じないほど極端な考え方の人たちで、大きな影響力はないので放置していればいいのか、どちらでしょう?

A 回答 (5件)

>国民の代表として交戦相手国に対して刑事責任


 刑法違反ではないので、刑事責任を負うことはありません。
裁判は、事後法(後から法律を作って事前の行為を処罰する)を禁止しており、さらに国際法の範囲であっても基本的に刑事罰を受けることは普通はありません。極東軍事裁判は勝者の「政治ショー」的な意味合いが強く、事実認定や処罰の根拠が実に実際にはあいまいです。

>東京裁判の結果を受け入れる
 サンフランシスコ講和条約の解釈はいろいろあり、対立するものとして、
・裁判の対象となった事項について、東京裁判の事実認定等以外の解釈はできない
・独立するから国際法の原則が適用されて東京裁判は効力を失う、しかし戦犯を釈放しないで量刑を引き継ぐ約束をする
 などがあります。

第11条の「裁判を受諾」では、何を受諾したかについて日本語文として意味が不明瞭なため、その内容が問題となる。

(以上、Wikiより編集転載)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC% …
実際には、条約発効後戦犯は減刑されほとんど釈放されました。

以下、Wikiより編集転載です。
・A級、B級、C級の区別は極東国際軍事裁判所条例における単なる分類であり、罪の軽重を指しているわけではない。

A項「平和に対する罪」

B項「通例の戦争犯罪」
 戦時国際法における交戦法規違反行為
 各地の連合軍と犯罪が行われた各国において審理された。

C項「人道に対する罪」
 日本の戦争犯罪とされるものに対しては適用されなかった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/A%E7%B4%9A%E6%88%A6 …
http://ja.wikipedia.org/wiki/BC%E7%B4%9A%E6%88%A …

 本来の戦争犯罪はB級のみで、平和や人道に対する罪とは何ぞや?ということもいえます。あまりにも抽象的でどこが犯罪なのか不明です。A級戦犯が戦犯といえるのかどうかの問題もあり、戦勝国に処刑されただけと解釈して合祀の話になりました。
 それから、B級戦犯の現地での裁判も公平といえたかどうかかなり問題があるようです。

>元A級戦犯として永久に弾劾され続ける
 中国や韓国あたりでは、祭られたり名誉回復するとその人の行為自体も正当化されるという意味合いも含んでいて日本のような死者に敬意を表するのとは意味が違う部分もあります。

>もっと反省し謝罪しろ、永久に反省し謝罪し続けろと・・本心から言っている国は有りますか?
 反省し謝罪しろ言えば自国に利益があるからいっているのだと思いますよ。
 ほかに中国や韓国の教科書には日本についてあることないこと書いてあるので、妄信的に日本を悪者にしている人たちもいるようです。

>話し合って理解を求める
 無理でしょう。中国や韓国は「日本と戦って」国を作ったと誇張した歴史を教えているので、トラブルになっても日本側ではきちんと自説を主張し、間違いを指摘し続けるしかないでしょうね。国際社会は自説をきちんと主張するのが基本です。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。

>刑法違反ではないので、刑事責任を負うことはありません。
>裁判は、事後法(後から法律を作って事前の行為を処罰する)を禁止しており、さらに国際法の範囲であっても基本的に刑事罰を受けることは普通はありません。極東軍事裁判は勝者の「政治ショー」的な意味合いが強く、事実認定や処罰の根拠が実に実際にはあいまいです。

誤解されるような書き方をしましたが、東京裁判の性格や問題点については回答者様の言われるとおり理解しております。

>サンフランシスコ講和条約の解釈はいろいろあり、対立するものとして、
>・裁判の対象となった事項について、東京裁判の事実認定等以外の解釈はできない
・独立するから国際法の原則が適用されて東京裁判は効力を失う、しかし戦犯を釈放しないで量刑を引>き継ぐ約束をするなどがあります。

ご指摘のことも理解しております。通常の裁判の結果という意味ではなく、日本が占領状態から独立を回復し、国際社会に復帰するための政治的な決着のつけ方として受諾したという意味です。


>反省し謝罪しろ言えば自国に利益があるからいっているのだと思いますよ。
>ほかに中国や韓国の教科書には日本についてあることないこと書いてあるので、妄信的に日本を悪者にしている人たちもいるようです。

私も同じ考えです。

>中国や韓国は「日本と戦って」国を作ったと誇張した歴史を教えているので、トラブルになっても日本側ではきちんと自説を主張し、間違いを指摘し続けるしかないでしょうね。国際社会は自説をきちんと主張するのが基本です。

中国や韓国の国内事情はともかく、刑を執行済みの人を弾劾し続けるのは対外的には利益にならないと認知して止めるようにできればいいのですが。

お礼日時:2009/05/09 04:52

類似の質問はうんざりするくらいあるのでやや食傷気味ですが……。



>>東京裁判でA級戦犯として、有罪判決を受け、刑を執行された人たちは、刑を執行されたことで、国民の代表として交戦相手国に対して刑事責任を負ったので、刑を執行された後まで、元A級戦犯として永久に弾劾され続けることはない、ということが国際社会の標準的な解釈ですか?<<

というか、元A級戦犯だからといって実際に弾劾されている人は、私の理解ではいないはずです。

問題は、元A級戦犯を「神」として「あがめている」ところにあるのですから。死者を追悼し、大切にすることと「神としてあがめる」ことは本質的に異なります。ところが靖国神社では神(の不可分の一部分)としてあがめることを求められており、実際に参拝する際には八百万の神と同様のやり方で礼拝することが行われています。「日本の宗教観では、死者はすべて神として礼拝の対象となる」という文章が正しくない以上、非難されているのは元A級戦犯というより、そういうあがめ方をしている政治家であり一部活動家であり一部言論人であり……ということになります。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。

>問題は、元A級戦犯を「神」として「あがめている」ところにあるのですから。死者を追悼し、大切にすることと「神としてあがめる」ことは本質的に異なります。ところが靖国神社では神(の不可分の一部分)としてあがめることを求められており、実際に参拝する際には八百万の神と同様のやり方で礼拝することが行われています。

靖国神社とは無関係に国営の無宗教の追悼施設を作って、そこで政府の行事として戦争犠牲者を追悼することはできますが、靖国神社は日本国憲法制定後は民間の宗教法人になり、政府とは無関係になっていて、靖国神社の存在や歴史観や合祀に対して、政府は干渉できないので、政治的にはどうすることもできません。

>「日本の宗教観では、死者はすべて神として礼拝の対象となる」という文章が正しくない以上、非難されているのは元A級戦犯というより、そういうあがめ方をしている政治家であり一部活動家であり一部言論人であり……ということになります。

死者に対する追悼のやりかたは、宗教や個人により様々です。靖国神社に参拝している人が、靖国神社に参拝する理由も様々で、中には靖国神社の歴史観に賛同して参拝している人もいると思いますが、戦争被害者の追悼と再び戦争が起こらないようにとの気持ちから参拝している人もいると思います。

靖国神社に参拝することは、靖国神社の歴史観や合祀に賛同して、A級戦犯として有罪判決を受け刑を執行された人たちを神としてあがめる、という機械的な解釈になるのかどうかは、人により解釈が異なると思います。

お礼日時:2009/05/09 05:28

現在の国際社会では主に「人道に対する罪(C級)」が問題にされますが「平和に対する罪(A級)」は殆ど気にかけられません。


例えばイラクのフセイン裁判でも罪状はあくまでもイラクの反体制派を虐殺した「人道に対する罪」であって、イラン・イラク戦争やクウェート侵攻など「平和に対する罪」は問われていません。
これは旧ユーゴなど他の国際戦犯法廷でも同じです。
要するに戦後も多数の戦争が引き起こされ続けた結果「平和に対する罪」を問うことは、アメリカはじめ主要国にとって墓穴を掘るようなものだからでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。

>イラクのフセイン裁判でも罪状はあくまでもイラクの反体制派を虐殺した「人道に対する罪」であって、イラン・イラク戦争やクウェート侵攻など「平和に対する罪」は問われていません。
>これは旧ユーゴなど他の国際戦犯法廷でも同じです。

回答者様が言われるとおり、犯罪として裁かれ処罰される対象は「人道に対する罪」です。

>要するに戦後も多数の戦争が引き起こされ続けた結果「平和に対する罪」を問うことは、アメリカはじめ主要国にとって墓穴を掘るようなものだからでしょう。

東京裁判が戦勝国による政治的復讐だったこと、裁判と称して再びあのような政治的復讐をすることは困難だということを表してると思います。

お礼日時:2009/05/09 05:04

いわゆる国際社会は、日本を特別な国と見てるので、日本に対して標準的な解釈を求めるのは無理です。


たとえば、対ナチスなら、時効を撤廃して戦争犯罪を裁こうとしています。でも日本に対して同じようなことを求める国はありません。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。

お礼日時:2009/05/09 04:54

基本A級戦犯として弾劾しているのは


中国・韓国・北朝鮮の基本三国です。

 ただ、問題として東京裁判参加国であり、後のサンフランシスコ講和条約に上記の三国は参加しておりません。
 法的に弾劾する根拠はないとおもいます

元A級戦犯を弾劾する行為として本気でおもってる国は自分はないとおもいます。
 中国・北朝鮮は国内の世論操作と自国の共産党の人気取りの為
 韓国にいたっては、現在の政権において本来は言いたくはないのですが、言わないとマスコミに叩かれ支持率が下がる為、言わないと仕方がないのでしょう

>話し合って理解を求めるほうがいいのか
 外交とは人間の感情・正論で話し合うものではありません。目指すものは『自国の利益』それだけです。
 A級戦犯を弾劾することが自国の利益になる以上、話し合いは無理でしょう。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。

韓国と北朝鮮は第二次大戦当時は日本統治下であり、交戦相手国ではないので、講和条約の当事国ではありませんので、弾劾する立場(本来なら)ではありません。

>元A級戦犯を弾劾する行為として本気でおもってる国は自分はないとおもいます。
>中国・北朝鮮は国内の世論操作と自国の共産党の人気取りの為
>韓国にいたっては、現在の政権において本来は言いたくはないのですが、言わないとマスコミに叩かれ支持率が下がる為、言わないと仕方がないのでしょう

私もそのように考えてます。

>A級戦犯を弾劾することが自国の利益になる以上、話し合いは無理でしょう。

国内的にはそうかもしれませんが、対外的には利益にならないので、止めてほしいところですが、実害が無ければ放置しておくのも対処方法とは思います。100年過ぎれば歴史上の話になるので、その時にはたぶん言わなくなると思います。

お礼日時:2009/05/09 04:38

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