アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

家庭内で、パソコンAは有線でモデム・無線ルーターと接続し、パソコンBとCは無線で接続しています。
この場合、仮にパソコンBがウイルスに感染しても、パソコンAは大丈夫だという人と、同じモデム・ルーターを経由しているから安全ではないという人とがいます。実際のところどうなのでしょうか?
なお、パソコンA,B,Cはすべてウイルスバスターが有効となっており、定期のスキャンも実行しています。また、パソコンA,B,C間では特別のネットワークは構築していません。
よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

>単に同一のプロバイダー・モデム・ルーターを利用しているというだけでファイル共有の設定などをしていなくても、「同一のネットワーク」ということになるのでしょうか。

また、逆に、安全だという場合、セキュリティソフトを入れているから安全なのか、あるいは仮にパソコンB,Cにはセキュリティソフトを入れていなくても(従って個別B,Cには感染するリスクがあるとしても)、システム上、Aには伝染することはありえないということなのか、疑問が残りました。

PC個別にファイアウォールが設定されていない場合には、ファイル共有をしていなくても感染の危険性があります。

ネットワーク間での通信を行う際には『ポート』というものが使われます。(今の場合『TCP/IPを利用したネットワーク通信では』の辺りが該当します。)

ポートとは 【port】 - 意味・解説 : IT用語辞典
http://e-words.jp/w/E3839DE383BCE38388.html

ファイアウォールが有効になっていない状態では、開いている特定のポートを利用するタイプの感染に遭う危険性が高くなります。また、ファイアウォールが有効である場合でも、何らかの理由で感染に利用されるポートが開いている場合には、感染が行われる可能性が高くなります。

なお、どのポート番号が感染に利用されるかについては、その感染の仕様によって異なりますので一概に言えません。

ウイルスバスターが導入されていれば、付属のファイアウォールが空きポートを適切にブロック出来る可能性が高いと思われますので概ね安全でしょう。また、ウイルスバスターなどの対策ソフトがインストールされていない場合でも、Windowsファイアウォールが有効な状態であれば、概ね安全だと思われます。(ただし、各種共有設定のためなどに特定のポートを開放する設定になっている場合には、その限りではありません。)

また、対策ソフトなどのプログラムも人間が作ったものですから、もしかすると何らかのウイークポイントが見つかってしまい、それを利用した感染が出て来るかも知れません。必要以上の心配は要りませんが、過信することはいけません。また、感染の兆候が見えたら、早め早めに手を打っていく必要があるでしょう。

なお、ウイルスバスターには『ホームネットワーク管理』という機能があり、いずれか1台から他のPCを一元的に管理することが出来るようです。

ホームネットワーク管理」機能とは [JP-2064065]
http://esupport.trendmicro.co.jp/supportjp/viewx …

この機能が有効になっている場合には、例えばいずれかのPCに感染が発生した場合にそのPCからの接続を遮断することなどが出来るようです。

逆に言うと、そちらで『パソコンA,B,C間では特別のネットワークは構築していません。』という認識であっても、実際にはポート40116番を利用したある種のネットワークが構築されている、ということになります。基本的にはウイルスバスターによって不正な通信からは守られているという認識でよいですが…ポート10116番を悪用するある種の感染に対しては十分な対応が出来ないという可能性がゼロである、とは言えないと思われます。

重箱の隅を突付くようで申し訳ないですが…結局、対策ソフトがきちんと機能していればもう安心だ、という認識に終わらず、ユーザー側で出来る限りの感染対策は講じておくことがやはり必要ではないかと思われます。

昨今の感染は手強くなっており、ウイルス対策ソフトで防ぐことが困難になっているものも増えています。ウイルス対策ソフトを入れて、怪しいサイトを見ないようにするだけでは防げない感染も少なからずあります。

脆弱性を悪用するコードにセキュリティソフトは無力? Secuniaが検証
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/081 …

SecuniaのCTO、エクスプロイト検出率比較調査の真意を説明
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/200 …

完全にパッチされているWindows PCは2%未満 -- Secuniaが発表
http://japan.zdnet.com/sp/feature/07zeroday/stor …

次のような点に注意してください。

(意味が分からない用語は、e-Wordsで調べるなどして理解に努めてください。)
http://e-words.jp/

1)各種アプリケーションソフトのセキュリティ更新を怠らない。

Windows Updateの必要性はこれまでも叫ばれて来ましたが、悪用されるセキュリティ上の問題点=脆弱性は、WindowsOS上のものから各アプリケーションソフトのものへと主流が移り変わりつつあります。つまり、これからのネットセキュリティにおいては、OSだけでなく、その上で実行される各種アプリケーションソフトを必要に応じて最新のものに更新することも怠ってはいけません。例えば、

・Firefox、Operaなどのブラウザ。
・Sun Java 仮想マシン(JRE)。
・Flash PlayerやShockwave Playerなどのプラグイン。
・Real Player、QuickTimeなどのメディアプレイヤー。
・Adobe Readerや圧縮解凍ソフトなど、それ以外のアプリケーションソフト。

最新の感染では、そうしたアプリケーションソフトの脆弱性が利用されることが殆どです。一般サイトが何らかの理由で改変された結果、そうした脆弱性を利用した仕掛けの施された悪意のあるサイトにこっそり転送されて感染が試みられます。

http://internet.watch.impress.co.jp/
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/security/

こうしたサイトを出来れば毎日チェックし、速やかな対処を行えば防ぐことの出来る感染も多いのです。

2)標準設定のInternet Explorerはセキュリティ上危険な面が多いことを認識すること。

IEで扱うことの出来るJavaScriptはJScriptといい、Windowsを直接操作出来るように拡張されており、各種感染に悪用されることがあります。勝手の知らないサイトではIEのセキュリティレベルをあらかじめ上げておく必要があると考えられます。

でも、セキュリティレベルをTPOに合わせて切り替えて使うことはユーザーにとってかなり負担になります。IEに依存しないFirefoxやOperaのようなブラウザを普段遣いにすることで、各種感染のリスクを大幅に下げることが可能です。

http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/
http://jp.opera.com/

もちろん、各ブラウザにおいても随時セキュリティ上の問題点が見つかることがあり、その場合には危険が生じます。でも必要な情報を入手した上で随時最新のものを使うように心掛ければ、IEほどには感染のリスクは高くありません。

XPまでのWindowsで、もしどうしてもIEをあらゆる局面で常用したいというのであれば、次のURLで紹介されているReducedPermissionsやRUNASAのようなソフトの利用を検討してください。

http://www.oshiete-kun.net/archives/2006/05/iere …
http://www.oshiete-kun.net/archives/2007/04/vist …

制限つきユーザー上でIEを利用することが出来れば、JavaScriptやActiveXの実行に関してサイト閲覧上の効果を損なわずに利用が可能になる一方、システムに重大な変更をもたらすような危険な動作は抑制されます。ただし、ActiveXのインストールが必要な場合など、必要に応じて管理者権限での起動を使い分ける必要はあります。また、権限の昇格を伴う脆弱性がIEやプラグインソフトなどに存在している場合には、ReducedPermissionsやRUNASAを使っていても安全とは言えないケースも出て来ます。くれぐれも過信しないようにしてください。

ReducedPermissionsの入手は、次の各URLから行うことが出来ます。
http://download.cnet.com/Reduced-Permissions/300 …
http://www.softpedia.com/get/System/System-Misce …

なお、Windows Vista以降のIEでは、保護モードにおいて感染を防ぐための配慮が行われていますので、標準設定のままでもXP以前のものよりかなり安全です。無理に他のブラウザを常用する必要はないかも知れません。ただし、Flash Playerなど他のアプリケーションソフトや、WindowsOSのセキュリティ上の問題点=脆弱性の影響には十分注意しなくてはいけません。その辺は1)で説明した通りです。

3)ファイアウォールを有効にする。

出来ることなら、ファイアウォール機能の付いたブロードバンドルーターを介してネットに接続することが望ましいです。それが出来ない場合には、パーソナルファイアウォール機能を含むウイルス対策ソフトを利用しましょう。

最低でもWindowsファイアウォールを有効にしておけばそれなりの効果は期待出来ますが、例えば各種共有機能が有効になっているとそれ関係のポートが開かれたままの状態になり、ネットワークウイルス感染や不正侵入を防げない可能性もあります。より確実に不正な通信をブロックするためには、やはりブロードバンドルーターかパーソナルファイアウォールを別途導入するのが望ましいです。

4)怪しいリンクをクリックしたり、怪しいファイルをダウンロードしたりしない。

興味深いネタへのリンクと称して怪しいリンクを踏ませたり、動画再生に必要なコーデックなどと偽って怪しいファイルをダウンロード、実行させようとする手口は後を絶ちません。十分な注意が必要です。

このような騙しに遭わないためにも、先述したようなニュースサイトで最新の情報を常時チェックされるのが望ましいです。
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この回答へのお礼

詳細なご教示をいただきありがとうございました。
私には難しすぎる感がしますが、しっかり参考にさせていただきます。
結局私のパソコン環境においては、現状でもほぼ安全だが、100%安全ではない、まして、ファイアーウォールなどセキュリティ確保のための手だては怠るべからずというところでしょうか。
回答をいただいた皆様、重ねてありがとうございました。

お礼日時:2009/05/10 19:17

>単に同一のプロバイダー・モデム・ルーターを利用しているというだけでファイル共有の設定などをしていなくても、「同一のネットワーク」ということになるのでしょうか。



言い方としては「同一のセグメント」と言います。
企業などでは同じプロバイダー、同じルーターであっても、営業部/開発部/総務部/etcのようにセグメントを分けることが多く、目的としてはトラフィック(LANを流れるデータの負荷)の軽減と、共有する範囲を区切るという目的で行われます。
セグメントを分ていなければ、同じネットワークとなります。

セキュリティソフトを入れていない場合ですけど、1個のパソコンが感染した場合、他のパソコンに感染ファイルを送るためには他のパソコンにアクセスする必要があります。
感染したパソコンもそれ以外のパソコンも共有設定をしていなければ、お互い見えませんからウィルスデータを送ることはできません。
しかし、どれかのパソコンの共有が許可してあれば、見えますから感染してしまいます。

もし共有設定もしていないのに感染するなら、不特定多数が利用するホットスポットやホテル、ケーブルTVネットなどで爆発的に感染しますが、被害はそれほどでもないことでご理解いただけると思います。
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この回答へのお礼

よく分かりました。重ねての質問にご丁寧にお答えいただきありがとうございました。

お礼日時:2009/05/08 23:39

私もルーターに複数のPCを接続していますが、それだけでマルウエア(デジタル信号)がルーター内を移動して感染を起こすのであれば、LAN経由でBフレッツに接続しているマンションの全世帯がパニックになりますよ。


つまり、No.1の通りです。
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この回答へのお礼

5つの回答をいただき、ニュアンスはそれぞれ違うものの、とりあえず安全と理解し安心いたしました。ありがとうございました。
ただ、理屈にこだわった質問を重ねさせていただくと、単に同一のプロバイダー・モデム・ルーターを利用しているというだけでファイル共有の設定などをしていなくても、「同一のネットワーク」ということになるのでしょうか。また、逆に、安全だという場合、セキュリティソフトを入れているから安全なのか、あるいは仮にパソコンB,Cにはセキュリティソフトを入れていなくても(従って個別B,Cには感染するリスクがあるとしても)、システム上、Aには伝染することはありえないということなのか、疑問が残りました。

お礼日時:2009/05/08 19:35

No2です


共有の設定をしてないんであればNo1の通りですー
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マルウェアを集めてテストなどをしている者です。



A、B、Cは同一ネットワークですね。

最近ではLAN内のどれか一台でも感染させることに成功すれば、感染していない他のマシンの情報も得ることが可能になってます。

また、最近のその筋の世界では対策ソフト対策が常識になっていて、有名大手の製品であってもアンチウイルスの回避やパーソナルファイアウォールバイパスも難しいことではなくなっています。
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この回答へのお礼

回答をいただきありがとうございました。他の回答は、ニュアンスは違うものの概ね安全という内容でしたが、この回答も大変参考になりました。ただ、単に同一のプロバイダー・モデム・ルーターを利用しているというだけでファイル共有の設定などをしていなくても、「同一のネットワーク」ということになるのでしょうか。また、逆に、安全だという場合、セキュリティソフトを入れているから安全なのか、あるいは仮にパソコンB,Cにはセキュリティソフトを入れていなくても(従って個別B,Cには感染するリスクがあるとしても)、システム上、Aには伝染することはありえないということなのか、疑問が残りました。

お礼日時:2009/05/08 19:41

>パソコンAは大丈夫?


無線LANのPC,B・Cと有線で繋がっているAは結局同じネットワーク内にあります.ですので,Bがある種のウイルスに感染した場合,A・Cの両PCに攻撃を行うことができます.
結局,ウイルスセキュリティに関しては無線LANを特別と考えない方が良いですよ.
まあウイルスバスターなら大抵は大丈夫です.
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この回答へのお礼

回答をいただき、ニュアンスはそれぞれ違うものの、とりあえず安全と理解し、安心いたしました。ありがとうございました。
ただ、理屈にこだわった質問を重ねさせていただくと、単に同一のプロバイダー・モデム・ルーターを利用しているというだけでファイル共有の設定などをしていなくても、「同一のネットワーク」ということになるのでしょうか。また、逆に、安全だという場合、セキュリティソフトを入れているから安全なのか、あるいは仮にパソコンB,Cにはセキュリティソフトを入れていなくても(従って個別B,Cには感染するリスクがあるとしても)、システム上、Aには伝染することはありえないということなのか、疑問が残りました。

お礼日時:2009/05/08 19:43

考えれば判る話ですけど、共有設定もしておらず、その上各パソコンはウィルスバスターのファイアウォールで見えないようになっている、どうやってウィルスというプログラムを別のパソコンに移動させるのでしょうか?


そんなこと出来たら、パソコンの引越しとかデータの共有など簡単にできると思いませんか。
こういったことは設定をしないと出来ません。
従って、1台が感染しても他のパソコンは関係ないです。
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この回答へのお礼

回答をいただき、ニュアンスはそれぞれ違うものの、とりあえず安全と理解し、安心いたしました。ありがとうございました。
ただ、理屈にこだわった質問を重ねさせていただくと、単に同一のプロバイダー・モデム・ルーターを利用しているというだけでファイル共有の設定などをしていなくても、「同一のネットワーク」ということになるのでしょうか。また、逆に、安全だという場合、セキュリティソフトを入れているから安全なのか、あるいは仮にパソコンB,Cにはセキュリティソフトを入れていなくても(従って個別B,Cには感染するリスクがあるとしても)、システム上、Aには伝染することはありえないということなのか、疑問が残りました。

お礼日時:2009/05/08 19:45

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