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化学にはとても疎いので、是非とも教えて頂きたいと思います。

英語で sodium hypochloride という化学物質の日本語名を調べています。
インターネットで検索した結果、
sodium hypochloride ==> 次亜塩化ナトリウム
というものを見つけたのですが、ヒット数が非常に少ないです。
そこで、いろいろ調べてみた結果、sodium hypochloride は sodium hypochlorite(次亜塩素酸ナトリウム)の誤称だという説明を見つけました。
ということは、日本語で「次亜塩化ナトリウム」と「次亜塩素酸ナトリウム」というのは同じ物質なのでしょうか。
インターネットで検索すると、「次亜塩化ナトリウム」はヒット数が少ないのですが、これは「次亜塩素酸ナトリウム」の誤称なのでしょうか。

どなたか教えて頂けると助かります。

A 回答 (5件)

ええと、もっと単純に考えましょう。


>sodium hypochloride は sodium hypochlorite(次亜塩素酸ナトリウム)の誤称だ
まで調べられていらっしゃるのですから、同様に
「次亜塩化ナトリウム」は「次亜塩素酸ナトリウム」の誤称とお考えいただければいいのです。

なお#1さんの回答は亜塩素酸ナトリウムについてであって、今回のものとは無関係ですね。
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この回答へのお礼

早速ご回答をいただきまして、どうもありがとうございます。
しかも、とても簡潔なお答えをいただきまして、非常に助かりました。
では「次亜塩化ナトリウム」と「次亜塩素酸ナトリウム」は同じ物を指しているけれど、正式には「次亜塩素酸ナトリウム」というのですね。どうもありがとうございました!

お礼日時:2009/05/08 22:04

CO2を炭酸ガスと呼ぶことがありますが現在では二酸化炭素が一般的です。

辞典で調べると俗称となっています。新聞でも最近は二酸化炭素が普通になっています。
SO2も二酸化硫黄が正式名です。亜硫酸ガスは俗称です。
ラボアジェの時代ではCO2もSO2も酸として扱っていました。水に溶かして酸性を示すものはそれ自体酸だと考えていたのです。
そういう意味ではSO3は硫酸と区別されていなかっただろうと思います。
でもSO3を「硫酸ガス」と呼ぶのには「?」がつきます。
CO2もSO2も常温で気体ですがSO3は常温で気体ではないからです。

亜硫酸は正式な名称ですが亜硫酸ガスはそうではありません。
亜硫酸が分解して出てくるガスという意味だと考えるといいでしょう。
亜「硫酸ガス」ではなくて「亜硫酸」ガスです。
亜は基準になる「酸」に対して酸素が1つ少ない場合に使っています。

NO、NO2も一酸化窒素、二酸化窒素です。
亜硝酸ガスとか硝酸ガスとかの名称はありません。
NO、NO2はどちらも硝酸から発生する反応があります。
酸無水物として考えられる窒素酸化物の形は亜硝酸に対してN2O3,硝酸に対してN2O5です。どちらの化合物も存在しますが硝酸を作る時はNO2を用いています。
窒素酸化物の関係する反応は複雑です。種類も多いです。
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>では「次亜塩化ナトリウム」と「次亜塩素酸ナトリウム」は同じ物を指しているけれど、正式には「次亜塩素酸ナトリウム」というのですね。



いいえ、まったく違います。「次亜塩化ナトリウム」という化学物質は存在しません。ですので別名や俗称などではなく、単なる間違いです。

「亜」とは酸素原子がひとつ少ないという意味で、たとえば硫酸ガスのSO3に対し、亜硫酸ガスはSO2と酸素原子が3から2へとひとつ少なくなります。

次に「次亜」とは酸素原子がふたつ少ないという意味で、塩素酸ナトリウム NaClO3に対し、次亜塩素酸ナトリウム NaClOとなり酸素原子が3から2つ減って1つになります。

ですが、塩化ナトリウムNaClは元々酸素原子を持ちませんから、「亜」も「次亜」もありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「亜」と「次亜」の説明、とても分かりやすく、助かりました。

お礼日時:2009/05/08 23:54

sodium chloride 塩化ナトリウム NaCl


sodium chlorate 塩素酸ナトリウム NaClO3
sodium chlorite 亜塩素酸ナトリウム NaClO2
sodium hypochlorite 次亜塩素酸ナトリウム NaClO
sodium perchlorate 過塩素酸ナトリウム NaClO4

sodium nitrate 硝酸ナトリウム NaNO3
sodium nitrite 亜硝酸ナトリウム NaNO2

sodium sulfate 硫酸ナトリウム Na2SO4
sodium sulfite 亜硫酸ナトリウム Na2SO3

-ideの語尾は
酸化物、塩化物、硫化物、水酸化物、・・・の「~化」に対応します。

-ate,-iteも使い分けています。

化学辞典の巻末には英語名での索引がありますので対応を調べることが出来ます。
でもsodium hydochlorideが誤称だというのがよく載っていましたね。普通の辞典では出てきません。次亜塩化ナトリウムも出てきません。
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この回答へのお礼

丁寧な解説をいただきまして、ありがとうございます。
とても参考になりました。
sodium hydochloride が誤称だというのは、ネットでいろいろと検索したところ、「sodium hydochloride と sodium hydochlorite は同じ物なのか」という質問に対する答えとして説明されているのを見つけました。

お礼日時:2009/05/08 23:48

白色の結晶で、水によく溶ける。

特異な刺激臭があり、水溶液に塩素(式)、あるいは次亜塩素酸ナトリウムを作用させたり、電気酸化を行うと、二酸化塩素が発生する。

2NaClO2 + Cl2 → 2ClO2 + 2NaCl
加熱により分解し、塩素酸ナトリウム (NaClO3) と塩化ナトリウム (NaCl) に変わる。
亜塩素酸ナトリウムは漂白剤、酸化剤として用いられる。


有機合成化学では、アルデヒドをカルボン酸へ変換する酸化剤として用いられる(式)。この反応の活性種は亜塩素酸 (HClO2) である。

RCHO + HClO2 → RCO2H + HOCl
反応は多くの場合、リン酸緩衝液などで pH を微弱な酸性に保った状態で行われる。さらに、系中で発生する次亜塩素酸 (HOCl) など、副反応を誘発する塩素化合物を捕捉するために、2-メチル-2-ブテンなどの捕捉剤(スカベンジャー)が添加される。

この反応は、収率や化学選択性が高く、後処理が簡便であるため、カルボン酸の合成法として非常に重要である。1級アルコールをカルボン酸に変換する場合でも、強い酸化剤を用いてアルコールを1段階で直接カルボン酸に変えようとするよりも、スワーン酸化やTPAP酸化によりアルコールをいったんアルデヒドに変え、それから上式の手法でカルボン酸とするほうが、収率や選択性が上回る場合が多い。全合成などで多用される手法である。
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この回答へのお礼

早速ご回答ありがとうございます。
せっかくご回答いただいたのですが、化学音痴の私には、さっぱり分かりません。。。。

お礼日時:2009/05/08 21:57

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