A 回答 (5件)
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No.1
- 回答日時:
「農業技術大系」という本に書いてありましたが、
現在、日本では、培養液管理には自動装置を取り付けて装置化する方向にあるそうです。
自動EC制御装置は、培養液濃度をECセンサーで感知し、培養液濃度以下でポンプが作動し、濃厚肥料を培養液に添加します。
自動pH制御装置は、培養液pHをセンサーで感知して、設定pH以下ではアルカリ液、設定以上では酸液を培養液に添加します。
参考URLはメーカーのページです。
参考URL:http://www.agri.kawamoto-bussan.co.jp/f-seihinan …
No.2
- 回答日時:
植物によって濃度・成分を変えることがありますが、
園試標準処方は以下のようになります。
第1例(培養液1000リットル分)
硫酸マグネシウム:500g
硝酸石灰:950g
硝酸カリ:810g
第一リン酸アンモン:155g
第2例(培養液1000リットル分)
硫酸マグネシウム:500g
硝酸アンモン:320g
硝酸カリ:810g
過リン酸石灰:580g
ところで、市販品ではいけませんか?
http://www.tok.otsukac.co.jp/otsukac/agro/catalo …
ついでに、技術相談して下さるサイトを紹介しておきます。
参考URL:http://ss.nivot.affrc.go.jp/anou/kiren/johokan/i …
二度の投稿ありがとうございました。
この質問に目を向けてもらって本当に感謝しています。
また、技術相談のサイトを紹介してくれてありがとうございました。
装置についてですがなぜ二つのタンクに分けてあったりするんでしょうか?
お礼ついでに補足してしまいましたが、もし知っていればで結構です。
ほんとうにたびたびすみません。
No.3
- 回答日時:
タンクについては参考URLをご覧下さい。
恐らく、肥料の各成分が植物に吸収され易いか、され難いかが関わっているのだと思います。本格的に養液栽培のことをお知りになりたいのでしたら、本を読んでみてはいかがでしょうか。
「田舎の本屋さん」という農学書専門サイト(URL=http://www.ruralnet.or.jp/shop/index.html)で「養液栽培」で検索したら、10件ヒットしました。
それとこのサイトを運営している農文協のサイト(URL=http://www.ruralnet.or.jp/index.html)に会員登録すれば、
オンラインで「農業技術大系」が利用できると思います。
「農業技術大系」で養液栽培に触れているのは、本では野菜編12巻と花卉編2巻でした。他にもあるかもしれません。
参考URL:http://www.affrc.go.jp/seika/data_nivot/h10/nivo …
No.4
- 回答日時:
「EC肥料管理機」で肥料タンクが2つに分けられていることの理由ですが、これは肥料原液の成分が反応して沈殿が生ずるのを防止するためです。
肥料タンクには非常に濃度の高い原液が入っており、これを数百~数千倍に希釈して培養液とするのですが、希釈してしまえば沈殿がおきないものでも、高濃度で一緒に混ぜると沈殿を起こす組み合せがあります。そこで、各種の肥料成分を沈殿を起こしにくいもの同士の2つのグループに分け、それぞれ別のタンクに入れておきます。
水耕といっても規模・方式ともに様々です。どの程度の規模を考えておられるかによって、調製方法は異なると思います。
ありがとうございました。
なるほどと思いました。
これからそういう化学的な面で勉強していきたいと思います。
あと、沈殿の起こしやすい肥料とか、物質について書いてある書物があれば教えてください。学んでみたいと思います。
ほんとにありがとうございます。
No.5
- 回答日時:
まだ、見てるかな・・?
沈殿を起こしやすい物質の代表はカルシウムです。カルシウムと硫酸基またはリン酸基とを含む物質を混合すると、硫酸カルシウム(これって石こうのこと)、リン酸カルシウムという難溶性の物質ができてしまいます。
カルシウムもリン酸も植物にとっては重要です。またマグネッシウムを供給するために硫酸マグネッシウムを添加するなど、硫酸基を有するものの添加も避けて通れないのです。
成書についてですが、私が持っているのは値段が高く、いろんな分野について網羅的に書かれているのでそれほどお奨めでもないのですが、
「四訂 施設園芸ハンドブック」園芸情報センター発行というのがあります。
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