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「…してよかった」という意味で「…した甲斐がある」という表現を使いますが、この「甲斐」の語源というか由来は、甲斐の国(山梨県)と関係があるんでしょうか。

A 回答 (2件)

語源として説明しているもので有名なものは竹取物語。



つばくらめ(燕)の子安貝を持参すれば嫁ぐという約束だったので、懸命に探したが見つからず、「かひなし」と言ったという話です。

ただ、これは掛詞というか地口というか、なかなか難しいところですが、縁起譚としてこういうものがあるということを紹介しておきました。

さて、「甲斐」はそうするとどうなのかということなんですが、これはちょっとわかりかねます。「かひ」の「ひ」のイ段の音も古代は2種類の母音があったことですし、もしかするとそのへんを知っている方が見当をつけて下さるかもしれません。私の勝手な推測では、ただ当て字にしたのではないかという気もしなくはありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2003/03/16 18:16

山梨の甲斐とは全く関係はないですよ。



四段動詞「かう(代)」の名詞化したもので、代わりとなるべき事、物の意から。*竹取「かの家に行きてたたずみありきけれど、かひあるべくもあらず」とか、徒然草「たがひにいはんほどの事をば、げにと聞くかひあるものから」などに使われていた、かひが甲斐となったみたいです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2003/03/16 18:16

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