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こんにちは。

早速ですが質問させて頂きます。
ポリエチレンを炭化させることはできるのでしょうか?

他サイトで調べた所、炭化装置を使った場合には
ほとんどがガス化してしまい炭として残らないと記載されていました。

これが100%の結論なのでしょうか?

どなたか詳しくご教授下さい。

A 回答 (4件)

ごみ処理としての「炭化」ということでよろしいでしょうか。



そうであれば、これは「不完全燃焼状態でのダイオキシンなどの発生の回避」が
目的のひとつのはずですから、「無酸素または低酸素下での加熱分解」が前提に
になるかと思います。
(目的は「炭を得ること」ではないので、「不完全燃焼による煤化(炭化)」をさせる
 のは本末転倒です)

「無酸素状態でのポリエチレンの加熱分解」となると、発生するのは「より分子が
小さくなった、(飽和もしくは不飽和)炭化水素」になりますので、
http://unit.aist.go.jp/hokkaido/kendb/F1992/HG92 …
saka-sanさんがお調べになったサイトにあった通り、「ほとんどがガス化してしまい
炭として残らない」という結果になります。

従って、「無酸素ないし低酸素」の条件下で、完全に分解(液状ないしワックス
状のものが残らなくなるまで)の前提がある限りにおいては、
> これが100%の結論なのでしょうか?
とのご質問に対しては、「Yes」というのが回答になるかと思います。


ちなみに、澱粉やセルロースなどの、いわゆる「炭水化物」は、熱分解によって
「炭素と水」になります。
(「炭水化物」は「炭素と水(水素ではなく)の組み合わさったもの」の意味:
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%AD%E6%B0%B4% …
 > Cm(H2O)n と表すと炭素に水が結合した物質のように見えるため炭水化物と
 > 呼ばれる(かつては含水炭素とも呼ばれた)。 )

このため、野菜くずなどのような「水」と「炭水化物」が主成分のものを、一般的な
炭化装置に掛けると、まず最初に熱によって水分が蒸発し、ついで、炭水化物の
熱分解によって、炭素と水が発生するため、装置内には炭が残ることになります。
(「燃焼によらない(熱分解による)炭化」の身近な例としては、「なべ底で焦がして
 しまったカレーなどが挙げられます)
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この回答へのお礼

皆様ありがとうございました。

また何かありましたら宜しくお願いいたします!

お礼日時:2009/06/01 19:16

自分ではしてないけど、身近なチームでは、600℃に耐熱の有る


樹脂を作ってます。ガラス管内に樹脂を入れて窒素気流して電気炉で
焼いてます。燃えずに変色はします。

鉄粉でも水素気流下で、コークスと一緒に燃やして、還元鉄を作ります。 一度無酸素状態で加熱して、樹脂がどうなるか確かめては
どうでしょうか? 自信無しです。
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熱分解条件次第でしょう。


ポリエチレンフィルム、農業用ポリです。これに火をつけて燃やすと、タール状の粘性の高い液体になります。
比較的重合度の低いポリエチレン、つまり、石油のクラッキング等ででるタール分は、コーキンク処理で石油が原料のコークスにして、コンビナージ内で燃やしますから。
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まず融点が低いです。


ほとんどロウソク程度。だから水素だけ酸化して炭素を残すのは「至難の業」です。
もし出来るとしたら何らかの「触媒」を用いて炭素と水素を分離させることを試みます。
触媒を用いないで酸化して炭化させるなら「酸素不足」で加熱するしかないでしょう。
なお、いずれの方法でも元の形状を残す事はムリでしょう。

この回答への補足

早速のご回答ありがとうございます。

やはり至難の業なのですね。
大変申し訳有りませんが、
何らかの触媒とはどのようなものが考えられるのか、
同じ酸素濃度を崩さずに加熱を続けるのにはどうすればいいのか、
双方に何か方法があるのでしょうか?

補足日時:2009/05/30 18:45
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