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湾岸戦争によって多くの女性や子供をはじめ尊い命が失われました。そして、今も多くの人々が苦しみ続けています。
何物にも代えがたいはずの多くの命を犠牲にした、その成果は、いったいなんだったのでしょう?
http://www.chugoku-np.co.jp/abom/uran/

なぜ、サダムフセインは、今も生き、権力を握ったままなのですか?
アメリカ達が、今さら、戦争を仕掛けると言うのなら、なぜ、あの時に、2度とイラク戦争をしなくてもよい体制にしなかったのでしょうか?

A 回答 (4件)

クウェート解放が一番見える成果です。


アメリカの視点から見ると、フセインを殺さなかったというのも成果かもしれません。
経済制裁の中に独裁者。この状態は独裁を強めるだけです。つまりフセインのアホさを余計に強める。フセインオンリー状態を作り出すことです。経済制裁を解除して、他の文化を流していけば次第に民主化の波をイラク内に入れていくことになり、フセイン独裁の力は弱まるはずです。石油がある国なのでいろんな国と貿易ができます。

そうすることによってアメリカは「クウェート解放」のイラク攻撃ではなく、「フセイン打倒・そして石油」のイラク攻撃を行えることになります。
クウェートを解放するための戦いでイラクの石油まで狙うわけには行きません。

そしてイラクを欲しがる理由は石油だけじゃありません。カスピ海~黒海の間の地帯をロシアに取られないために目を張っておく必要があります。ここの地域を手に入れると、アゼルバイジャンからアフガニスタンを通ってインド洋に至るパイプラインをつくることが出来ます。

実際に911の時アメリカ首脳のおっちゃんが「イラクとの関連点を探せ」とまず言ったらしいですし、「チャンスあらば」という考えがあったんだと思います。

湾岸戦争での劣化ウラン弾はアフガニスタンでも使われました。劣化ウラン弾はじわじわと体を蝕んでいきます。
アフガニスタンでもイラク南部と同じ状況が今後出てくるんじゃないでしょうか。国家にもてあそばれてるような人が暴力的になるのも分かるような気がします。

 

この回答への補足

すみません。誤字です。
「掲示」ではなく『啓示』ですね。

補足日時:2003/03/19 01:17
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この回答へのお礼

御回答有り難うございます。
戦術としてのとらえ方ですね。
簡単に言えば、フセインを殺さなかったのは、また、戦争をする準備だったということでしょうか?
もし、そうならば、私の最悪の想像と同じです。
その戦術のもとに、多くの生命を犠牲にし続けている。。。
大変な事です!
ブッシュは、神の掲示をうけたそうですが、実は神に似せた悪魔の掲示だったのではないでしょうか。

お礼日時:2003/03/19 00:13

面白いHPの記事を見つけました。


これによると、湾岸戦争当時にイラクに親米政権を作ると
中東におけるイスラエルが地政学的に不要となるため、
米国のイスラエルへの援助が大幅にカットされ、最終的に
はイスラエルの崩壊につながる危険性がありました。
(今でもイスラエルは、米国の援助なしには国がたちゆきません)

それを恐れた米国内の親イスラエル派が巻き返しをはかり、
中東地域の再編を延期させたというものです。
まだ自分の中で消化しきっていない意見ですが、一つの見解
として紹介します。

詳しくは、参考URLを参照してください。

参考URL:http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/y2002/ir …
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もう一度、質問の原点に帰りますが、



>湾岸戦争によって多くの女性や子供をはじめ尊い命が
>失われました。そして、今も多くの人々が苦しみ続けて
>います。
>何物にも代えがたいはずの多くの命を犠牲にした、その
>成果は、いったいなんだったのでしょう?

クウェート解放です。
罪もなきクウェート市民が、他国の軍隊の侵略を受けて自由
と人権を失っていました。
多国籍軍がクウェートを解放することで、クウェート市民は
フセインの軍事占領下から解放され、再び自由を取り戻し
ました。

これだけでも、湾岸戦争の意義は多いにあったと言わざる
を得ません。

No.1の回答のコメントについては、別途意見を述べます。
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この回答へのお礼

御回答有り難うございます。

>もう一度、質問の原点に帰りますが、

そうですね。「成果」は、その通りです。
文は意を尽くさずですね。
「何物にも代えがたいはずの多くの命を犠牲にした、その成果は、いったいなんだったのでしょう?」
との質問形式になっていますが、本当は、「いったいなんだったのでしょうか!」と書きたかったのです。
でも、ここは、やり場のない怒りを訴える場ではありませんので、質問形式にしてしまいました。。すみません。

>クウェート解放です。
罪もなきクウェート市民が、他国の軍隊の侵略を受けて自由
と人権を失っていました。
多国籍軍がクウェートを解放することで、クウェート市民は
フセインの軍事占領下から解放され、再び自由を取り戻し
ました。
これだけでも、湾岸戦争の意義は多いにあったと言わざる
を得ません。

罪も無き市民の自由のために、罪のない多くの人々の生命を犠牲にし、苦しめ続けているのですね。
それに大いなる意義があるのでしょうか?
私には、少なくとも、フセイン独裁政権を打倒するところまでしなければ、罪のない多くの人々の生命を犠牲にするほどの意義はなかったと思われます。
本当は、ひとつの生命を犠牲にできる意義など、どこにもないと思います。

>No.1の回答のコメントについては、別途意見を述べます。

ここは、議論の場では無いと思いますので、質問者としての立場を忘れないようにしたいと思います。
また、よろしくお願いします。

お礼日時:2003/03/18 23:56

湾岸戦争でアメリカばかりが悪者にされているようですが(笑)、


元はと言えばフセインがクウェートに侵攻し、占領したのが
発端です。

よって湾岸戦争の目的は、フセイン打倒ではなくてクウェート
解放が主眼だったわけです。
湾岸戦争ではその目的が見事に達成されて、フセインは
イラン・イラク戦争でつちかった精鋭部隊の大半を失う結果
となります。

多国籍軍はクウェートを解放しますが、あちこちから作戦
を続行し、フセイン政権を打倒する声があがります。
しかし、パパブッシュはその決断ができませんでした。

いろんな理由があるでしょう。
フセイン政権後のイラクをどうするかという構想に欠けて
いたこと、イラク南部のシーア派の力が強くなることで、
シーア派原理主義国家イランの影響力拡大を恐れたことなど
多数の不安要因がありました。

当時、フセイン政権を打倒しなかったことは失敗だったかも
しれません。しかし、フセイン政権を倒した後、イラクが
政治的に不安定となり、ひいては中東地域全体の軍事的・
政治的バランスが崩れる結果となったかもしれません。

実に難しいところです。

この回答への補足

http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=492943
の回答が見つかりました。
他の観点からの回答を望みます。

補足日時:2003/03/17 23:53
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この回答へのお礼

御回答有り難うございます。

>多国籍軍はクウェートを解放しますが、あちこちから作戦
を続行し、フセイン政権を打倒する声があがります。
しかし、パパブッシュはその決断ができませんでした。
いろんな理由があるでしょう。
フセイン政権後のイラクをどうするかという構想に欠けて
いたこと、イラク南部のシーア派の力が強くなることで、
シーア派原理主義国家イランの影響力拡大を恐れたことなど
多数の不安要因がありました。

では、こんどの戦争は、そういった構想も、多数の不安要因を払拭できる確かな考えも持ち合わせているのでしょうか?

>当時、フセイン政権を打倒しなかったことは失敗だったかも
しれません。しかし、フセイン政権を倒した後、イラクが
政治的に不安定となり、ひいては中東地域全体の軍事的・
政治的バランスが崩れる結果となったかもしれません。

では、こんどは、そのような結果となる恐れはないのでしょうか?

お礼日時:2003/03/18 00:11

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