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こんにちは。
よろしくお願いいたします。

内外価格差という言葉があいまいでしかわからないので、分かりやすく説明していただけませんか?

A 回答 (2件)

既に詳しい説明がされていますので、別の視点で回答します。



内外価格差やその国の経済力を測る指標として、「ビッグマック指数」というものがあります。世界中に進出していて、基本的に同一品質のビッグマック1個の価格を比較しようというものです。(詳しくはWikipediaなどをご参照ください。)

内外価格差は均衡に向かうという理論の応用で、ビッグマック指数を元に、基本的にビッグマックの価格は同一なはずなので、為替レートの不整合は均衡に向かうと考えて、為替を予想したりします。
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この回答へのお礼

違う角度からの説明ありがとうございました!

お礼日時:2009/06/08 15:45

国内と海外で同じ商品の市場価格に差が出ている状態のことを指します。



理論的には、この価格差は中長期ではゼロになるとされています。
例えば、完全な自由貿易の状態で1ドル=100円のときに日本では小麦1kg300円、米国では1kg2ドルとすると、日本の小麦は米国の1.5倍という差が出ています。このとき米国の小麦業者は日本で売る方が高く売れるので、日本に小麦を輸出します(輸送コストなどはかからないと仮定します)。
すると日本では安い小麦が入ってきて価格が下がり、逆に米国では国内の小麦の流通量が減るので価格が上がり、両国の価格が一致するところで価格変動がストップします。

逆に貿易や国際取引が制限されると内外価格差は大きくなります。
日本では特にエネルギーの内外価格差が問題になっていました。これはエネルギーインフラを普及させるために事業者を保護する政策をとっていたためで、独占的に市場を握った国内エネルギー事業者は海外の民間事業者と競合することもなくなって高コスト体質になってしまったのです。
ここ数年は規制緩和の方向にシフトしており、新規参入業者に負けじとコスト改善を頑張っているようです。
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この回答へのお礼

詳しく説明してくださり、ありがとうございました!

お礼日時:2009/06/08 15:44

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