統計力学 大正準集団における2成分系の関係式
教科書の証明問題なんですが、
化学ポテンシャルがμ1、μ2、粒子数がN1、N2であるような2成分系を大正準集団で扱うときに、次の関係式が成り立つことを示せという問題です。
<N1*N2>-<N1><N2>=kT(dN1/dμ2)_V,T,μ1
=kT(dN2/dμ1)_V,T,μ2
(dは偏微分で、_以降が一定条件です)
k:ボルツマン定数
T:温度
V:体積
です。
N1= はN1,μ1の式になると思うのですが、それをμ2で偏微分して問題の式のようになる意味が全然わかりません。
急ぎではないのですが、お時間ある時にお答え頂けるとありがたいです。
よろしくお願いします。
回答(1件)
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No.1ベストアンサー20pt
2成分系の大正準集団の分配関数Ξを
Ξ(μ1,μ2,V,T)=ΣΣexp(μ1N1/kT + μ2N2/kT)*Z(N1,N2,V,T) …(1)
と書けば(粒子数N1,N2の正準集団の分配関数をZ(N1,N2,V,T)とし、総和はN1,N2についてとる)、N1, N2, N1*N2の期待値はそれぞれ
<N1>=ΣΣN1exp(μ1N1/kT + μ2N2/kT)*Z/Ξ …(2)
<N2>=ΣΣN2exp(μ1N1/kT + μ2N2/kT)*Z/Ξ …(3)
<N1*N2>=ΣΣN1N2exp(μ1N1/kT + μ2N2/kT)*Z/Ξ …(4)
なので、
<N1>=kT(∂Ξ/∂μ1)/Ξ …(5)
<N2>=kT(∂Ξ/∂μ2)/Ξ …(6)
<N1*N2>=(kT)^2(∂(∂Ξ/∂μ1)/∂μ2)/Ξ …(7)
のように、Ξとその偏導関数で表すことができます(∂は偏微分で、一定条件と分配関数の引数は省略しました)。
> N1= はN1,μ1の式になると思うのですが、それをμ2で偏微分して問題の式のようになる意味が全然わかりません。
式(5)~(7)から分かるように、<N1>, <N2>, <N1*N2>は、Ξと同様にμ1,μ2,V,Tの関数です。問題の式の dN1/dμ2, dN2/dμ1は、それぞれ∂<N1>/∂μ2, ∂<N2>/∂μ1 の意味です。
がんばって下さい。
この回答へのお礼
返信が遅れてしまい、本当に申し訳ありませんでした。
無事そのような考え方で解くことができました。
ありがとうございました。
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