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ボルトが焼き付くとは、どういう事ですが?
ご存知の方、説明して頂ければ嬉しいです。

A 回答 (4件)

皆さんがおっしゃいますように急激な温度上昇で金属表面にキズが付いたり、そのことによる表面の若干の変形あるいは溶解が起こり、摩擦が大きくなり金属同士が固着しやすくなった状態です。



余談ですが、炭素を規定値以上含んだ鋼はそのために焼き入れをし、表面及び内部の強度を上げています。
ベアリング等、日常にある様々な鋼製品は焼き入れの処理をされていますよ。
例えば車の部品などもただ単に用途の形に加工されているだけでなく、多くの部品が焼入れ等の処理をされていて、出来るだけ焼き付かず耐久性を保てるように処理されています。

ものは硬ければよいだけでなく適度な粘り強さも必要だったりもしますので、そのために行うのが焼き戻しです。
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ボルトの焼き付きというのは、定義が無く、ボルト・ナットが外れなくなることを総称してこのように表現しています。



実際現場では、ボルト・ナットが外れなくなった時には「焼き付いた」と言います。ですから、No.1、2さんどちらの回答も正解だと思います。

次の例はステンレス鋼のボルト・ナットの焼き付きについての参考です。
ステンレス鋼は熱伝導率が低く線膨張係数が大きいため、ナット締付け時にネジ部に摩擦熱が発生します。その熱に よってネジ部が膨張して、”オネジ”と”メネジ”が密着して動かなくなることを焼付きと言います。
特に、電動工具を使用する場合は、焼付き防止の対策が必 要です。コーティングや油脂等でネジ面の摩擦を小さくすることで解決できます。
http://www.sanmei-k.co.jp/yakitsuki.html
特殊なコーティングを施したナットを使用すれば、ほとんど焼き付きはおきません。
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締め込む事によってボルトとナットのネジ面が強くこすれ、その間に油分が切れれば、摩擦によって金属表面がささくれてしまいます。


それによる表面のザラツキでボルトとナットの接触面がくっつき、滑りが阻害され締めることもゆるめることも出来なくなります。
高圧が掛かった状態で油分が切れれば、僅かな動きでも瞬間的に高温になり、焼けて金属表面が破壊されますので、その状態から焼き付いたと言われるのでしょう。
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そういう表現をする人がいますが、決してボルト自体が焼きついたわけではなく、締結してる部分が高温にさらされたために、ボルトがきつく締まりこんでしまい、外れなくなった状態です。


締結してる部分とボルトとの温度による伸縮率の違いのために起こります。また、締結部(メネジ側)が温度で焼きなまししたような(または、焼入れ)状況となり、ねじ山に熱変形が生じてそのような状態となります。
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