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トランジスタ増幅回路において、入力を増やしていくと出力波形がつぶれてくるのはなぜなのでしょうか?
どなたか分かる方教えてくださいm(_ _)m

A 回答 (1件)

基本的にはトランジスタの出力電圧の範囲は、トランジスターの印加されている電源電圧の範囲内の振幅に制限されます。

出力が電源電圧やの範囲に近づくと、トランジスターの線形増幅性がなくなって振幅が飽和してつぶれてきます。どのトランジスタ増幅回路も小振幅動作を前提に等価回路や増幅度等の計算をしています。つまり線型性(入力信号と出力信号が定数倍の比例波形となる範囲)が成り立つ範囲で解析をします。このためバイアス回路を設けて、出力波形の平均値(動作点)を振幅のほぼ1/2の所に動作点を選んで増幅回路の設計が行われます。こうすることで、出力がひずまないでできるだけ大振幅の出力が得られます。

(参考URL)
http://www15.plala.or.jp/hyu-2/electronics/refer …
(動作点Qと負荷線の関係)
http://w3p.phys.chs.nihon-u.ac.jp/~takizawa/tex/ …
(動作点P)
http://vilab.org/lecture/?plugin=attach&refer=EL …
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