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大学の物理学を独学で勉強したいのですが、
どのようにすればよいでしょうか?

私は大学1年生で来年から物理学科への分属志望です。(つまり来年からは講義をとるつもりです)

高校では物理を習っていましたが、どちらかというと勘が悪い方なので授業中にはほとんど理解できず、あとから何時間もかけて考えていました。

 かなり頭の回転が遅いせいで授業の最中にも考え込んでしまうので、自力で勉強するのもさして労力が違わないかと思って、大学での物理の講義は取らなかったのですが、今更になって来年からついていけるのか心配になってきました。同じような経験をされた方や、今大学物理の講義とっていて、この質問に思うところがある方などはアドバイスお願いします(拝)

A 回答 (3件)

物理学の内容にもよりますが、


どの分野においても微積分は必須の内容です。
高校数学の内容で理解していない、慣れていないところは、
1年のうちに使えるようになっておくべきです。
たとえば、置換積分がすらすら~って解けるとか。

それができたら、高校で学習した物理の公式を微積で表し、
また、実際に問題を解いておくといいと思います。
たとえば、運動方程式は m * r'' = Fとなります。
ここから速度は、v = r' = ∫F/m dr
というようにです。
この表現の仕方になれていると、式を見ただけで意味が理解できます。
授業中に出てきた式の理解も速くなると思います。

あと、余裕があったら微分方程式を解くってのもいいかもしれません。


勘が悪いというのは、学問をやる上で悪いとばかりはいえません。
理解が速い(そうに見える)人ほど、その式の本質を見抜いていないことが多いです。

ですから、がんばって勉強して、世紀の大発見でも目指してください(笑)
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この回答へのお礼

やっぱり微積ですか。高校の頃の微積なら一応できるようになっているつもりです。でも、置換積分はなかなか使う機会もないですし、(統計学の課題を自分なりのやり方で解くときくらいですね)折を見て復習します。

>それができたら、高校で学習した物理の公式を微積で表し、
また、実際に問題を解いておくといいと思います。

つまり、大学の物理はいきなり高校とかけ離れた内容に入るわけではなく、高校時代は十分に説明されていなかったことをさらい直すところから、ということでしょうか。

一応受験時代にも、先生のすすめから微積を使ってやっていました。『新体系物理』という参考書とにらめっこしながらだったのですが、教科書がお茶を濁して終わっている所も、微積を使ってずっと納得がいく説明がなされていた記憶があります。もう一度あの参考書を取り出して勉強してみます。微分方程式は…微積の授業は取っているのでそれこそ講義に出て勉強します(笑)

>理解が速い(そうに見える)人ほど、その式の本質を見抜いていないことが多いです。

フォローアップありがとうございます。私も理解が遅そうで、意外と本質が見抜けていたらかっこいいのですが(笑)。今のところ、望むことはささやかに観測系の天文学者のはしくれになるか、流体物理学者の末席をけがして、少しでも勉強したことを役立てられたら、というところです。でも、世紀の大発見…。いいですね。考えると燃えてきますね。
夢を夢に終わらせないようにこれからしっかり勉強していきたいと思います。アドバイスありがとうございました(拝)

お礼日時:2009/06/21 22:30

高校物理

http://www.nhk.or.jp/kokokoza/library/2008/tv/bu …
大学受験の物理の基本問題が解ける。
物理重要問題集をもっておく。三省堂物理小事典も、持っていると便利。図解(カラー印刷の物理資料集)もあればよい。

大学の物理の教員をたずねて、講義についていけるか相談する。
そのとき、教科書、演習書、参考書を聞いておく。

友人で、物理の得意な人をさがして、一緒に勉強する。

たとえば、電気回路の問題で、立方体(正六面体)の一辺に1オームずつ抵抗があるとする。ABCD-EFGHを立方体の頂点とするとき、AG間の抵抗を求めよ、という問題を高校生と二人で解いたことがありました。2時間くらい考えて、解けましたが、大学の電気回路の最初に出てくるこの問題の解答は、2行くらいで、すぐわかりました。

良い先生にめぐりあえると、学習の進歩も速いでしょう。
お励みください。
日本実業出版社「道具としての微分方程式」野崎亮太著。
ベレ出版「数学が解き明かした物理の法則」大上雅史、和田純夫著。
図書館や、書店で、物理数学、応用数学、基礎解析、応用解析などのタイトルがついた本をさがして読んでください。
岩波書店「自然科学者のための数学概論」寺沢寛一著。2冊あるようです。増訂編と応用編です。古い本ですが、持っておくと安心です。
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この回答へのお礼

立方体の問題で悩んでしまいました。
あてずっぽうですが、最初3方向に分れて、ひとつに戻って次は6方向にわかれて、また戻って3方向に分れる回路と電流と電圧で見れば同じになるような?だとしたらそちらで計算して回路全体は12オームでしょうか?

慢性的に金欠なので基本図書館で本を借りてやっています。
今からでも授業に参加したいところですが、もうすでに規定枠を超えて授業をとってしまっているのでそれらをこなすだけでもあっぷあっぷです。物理は隙間の時間や飲み会の席でこそこそ勉強しているのです。
いい先生は、人の話を聞く能力より読解力の方が若干勝った私にとっては本かも知れません。質問できるような人には不自由していないから(みんな物理をとっているのです…)彼らに聞きます。
挙げられている参考書は大いに活用したいと思います^^ありがとうございます。

お礼日時:2009/06/25 23:46

大学の物理は数学(微積)が非常に重要になります。


計算力が必要とされます。

現象を式におとし、それを計算していくというような流れです。
微分積分(いまやっていると思います)はしっかりできるようにしましょう。

貴校がどのようなカリキュラムかはわからないのですが、普通は物理学科志望であれば、1年時も物理を履修するものではないのでしょうか。

そうである場合、他の人と差がつけられてしまうので、自修する必要があるのかもしれませんね。

ただし必ずしも講義を受けていればよかったとは限りません。
私の大学1年時の物理(力学でした)の先生はかなり説明が下手でした。
一方でたまに先生が休みのときに代わりに来る院生の方の説明はとてもわかりやすかったです。
(このときの教授は大学時代講義には全く出ず自習していたそうです)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
微積をしっかり、ですか。わかりました、直接やりたいことに関係ないからって手を抜かずに勉強します。

>貴校がどのようなカリキュラムかはわからないのですが、普通は物理学科志望であれば、1年時も物理を履修するものではないのでしょうか。

うちの大学は入って一年間は理学部の中で学科に分かれず、また、希望を前もって聞かれるわけでもないので、来年学科に分かれた時に必要になりそうなことをやるかどうかは自己責任ですね。

>私の大学1年時の物理(力学でした)の先生はかなり説明が下手でした。

確かに(苦笑)先生の話を聞いていてもわからなくて、結局本で後からやり直すことも多いですものね。授業を受けていることが独学より圧倒的に有利という訳ではないということですか。
gejkeさんには悪いですが、聞けてちょっと安心しました。

お礼日時:2009/06/21 21:56

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