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 空気清浄器や浄水機などで
永久電荷のフィルターを使ってあると
うたっているものがありますが

 それは永久磁石の静電気版のようなものですか?
圧電素子のような物ですかそれともプラスチックのようなものでも
誘電率が高ければ永久電荷になりますか

 コンデンサー(キャパシタ)やCMOS型のトランジスタ・フラッシュメモリーなどに
応用することはできますか?
 微細な動きを物理的にコントロールするために
周囲の電界を操作されることで小さな動きを生み出すことはできますか

Webページがあったら教えてください。

A 回答 (2件)

直接的な回答ではありませんが、以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?


「新・交互吸着法を用いたガラス繊維と有機材料の複合化による高機能フィルタの構築」
更に、
http://www.toyobo.co.jp/seihin/ac/elitolon/genri …
(エリトロン)

ご参考まで。

参考URL:http://www.nsg.co.jp/zaidan/nsgf053.htm
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「エレクトリック」ではなくて「エレクトレット(electret)」ですね.


磁石の magnet にならって作られた言葉です.

あんまり詳しくありませんが,物理屋としての常識の範囲で回答します.

ある種の誘電体を高温で熔融して電場をかけ,冷やした後に電場を取り去ると,
電気双極子モーメントが残って長期間保存されることがあります.
これをエレクトレットと言っています.
発見者は日本人の江口元太郎です.
江口が発見したのはカルナウバワックスと松脂の混合物だそうですが,
現在ではポリフッ化ビニリデンが有名です.

> プラスチックのようなものでも誘電率が高ければ永久電荷になりますか.

単に誘電率が高いだけではダメだと思います.
分極を固定する機構がないと外部電場を取り去った時点で分極もゼロに
なってしまいます.
分子自体が双極子モーメントを持っているようなものだと,
熔融して電場をかけて分子を配向させ,そのまま冷やして固定すれば
エレクトレットになる,というのが原理です.
他に配向固定の方法として,光照射や,γ線や電子線照射などあるようです.

ポリフッ化ビニリデンは圧電性がありますので(圧電係数は水晶より少し大きいらしい),
そちらでの応用範囲は広そうです.
マイクロホンに応用されているのは有名です.
歪みセンサーにも使えますし,逆に電場を制御して微細な動きを生じさせることも
できます.
焦電効果もありますから,赤外線センサーにも利用されているようです.

エレクトレットで検索すると,HPはかなりヒットします.
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