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最近では、法改正のため、
「看護婦」を「看護師」と呼ぶのが、
当たり前のようになってきていますが、

今現在出版されているような、新聞、雑誌、小説、マンガなどで、
「看護婦」という名称を使うのは、やはり好ましくないのでしょうか?

書くなら、女性看護師とでも書けばいいのでしょうが、
看護婦、のほうがシンプルで親しみがあるし、
医者と女医のように、看護婦と看護士、という
呼称でもOKなんでしょうか?

また、TVなどでタレントさんが発言するときに、
「看護婦」と言うのはどうなんでしょう?
案外、おとがめはないような印象なのですが。

A 回答 (4件)

法改正の理由が、職業上の性差別への配慮が元になっています。

看護婦の場合、女性職場に男性が進出していった結果なので、逆差別の例ともいえますが。
  保母さん → 保育士
  助産婦  → 助産師
などがその例ですね。資格系のもの以外にも、
  スチュワーデス → キャビンアテンダント
など、例は数多くあります。

性差別に敏感な人は多いですから、公共のメディアで発信される場合は、この点で作品として、世間やその一部の人たちからどのように見られるかということの意識と、「シンプルで親しみがある」ことの天秤になるかと思います。
「女医」という言葉もその分野を作品にする人たちは、作者自身が随分と気にされているようですよ。作品名にいれてしまった「エン女医あきら先生」の作者も単行本の中で書かれているようです。
看護師・看護婦のことばも、長期連載の人気作でも作中の呼び名が変わるくらいには、作者としては配慮をする内容みたいですね。

性差別以外の差別用語の例では、現在、刊行が許されるのは、白土三平の作品群やゴルゴ13クラスくらいのようで、赤塚不二夫や手塚治虫でも一部の作品では表現を変えられています。今でもテレビや週刊誌などで人気ランキングトップ10に常連に並ぶ昭和の名作で再放送や増刷されていないモノがあるのは気づかれていますか?
もし、ご質問者が表現を生活の糧にしようとしているのなら、言葉については安易に考えない方が良いです。今回質問をされたように慎重さは必要かと。
テレビでタレントさんが言う内容は、その結果はタレントさん本人に跳ね返ることになります。この手のことには、読者などはピンポイントで反応します。ある人の「逆鱗」に触れた時点で、反応が返るということです。
今回のご質問は、編集者にとっては、その作者の言葉に対しての配慮の基準の一例として捉えます。「作品内での必然がない」部分での判断の甘さは見せないにこしたことはありません。将来、単行本化などを考えているのなら、マイナス要因のひとつになるかもですから。
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この回答へのお礼

>性差別に敏感な人は多いですから、

やはり、そうですよね。
いくらその表現がシンプルで伝えやすくとも、
人を傷つけてしまう危険性がある以上は、細心の注意が必要ですよね。

いい方向にも、悪い方向にも、
言葉というのは、ときとして、異常なほど人の気持ちを揺さぶる
力を持っていますからね。気をつけたいと思います。

十分に、参考にさせていただきます。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/27 22:52

 正式名称を使わなければならないケース(会社の書類、報道など)ではまずいでしょうが、そうでなければ(バラエティ番組での発言・個人の手紙など)許されるのではないでしょうか??


 似たようなものに『お巡りさん』(警察官)・『お相撲さん』(力士)・『父兄』(保護者)があります。
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この回答へのお礼

なるほどー。たしかに、ニュースを見ていて、
「お巡りさんが犯人を確保」
なんて報道されてたら、違和感バリバリですもんね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/27 22:42

微妙なんですよね、確かに。


医療現場の人間として私は意識して“看護師”と言うようにしていますが、別に“看護婦”でもいい気がします。

病院に入院している患者さんも年配の人は看護婦さんって呼びますからね。それを看護婦じゃなくて看護師と呼んでくださいというわけにもいきませんから。
実際問題、看護師はやっぱり女性が多いですから患者さんからすれば男性の看護師を呼ぶ状況は極めて少ないわけで、“看護婦”という呼称を使っても呼ぶ側にも呼ばれる側にもあまり違和感はないと言えばないわけです。

医師でも年配の人を中心に看護師とは言わず、看護婦と言う人は多いです。まあ、我々医師は看護師個人に用事がある場合には個人名で呼ぶことが多いのでそれほど“看護師”、“看護婦”という呼称の違いを意識することは少ないですね。さらに言うと看護師でも看護婦でもなく、“ナース”という呼称を使うことも現場では多いですね。医師同士の会話の中で“○○病棟のナースに●●するように指示を出した。”などの形で語られるケースがそうですね。
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この回答へのお礼

>我々医師は~

うわっ、こりゃ驚きました。
現役のお医者さんから回答をいただけるとは、なんか恐縮です(笑)。

そうですねー。
もしかすると、時代の流れとともに、
「看護婦」というワード自体が廃れているかもしれませんね。
差別がなくなるのは大賛成ですが、僕なんかは、
少しさびしいような気もしてしまいます。

ナースという単語も、おしゃれでいいですよね。
参考にさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/27 22:38

雇用機会均等法のことでは?


病院などが募集を出すときは、資格や能力があれば、男性を排除してはいけないので、看護師と書く必要があるにすぎません。

学校の先生などが、「看護婦っていうくらいだから、男がなるのものなのか?」と生徒などの前で発言すれば、それは差別を助長したとして追及されても仕方ないとは思います。

しかし、看護婦の呼び方そのものを排除すべきかは、必ずしも厳密に考える必要がない気もします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ホント、性差別はいけないですよね。

雇用機会均等法。というんですか。
一度、自分なりに詳しく調べてみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/27 22:31

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