アメリカの弁護士事務所に就職する方法(一部内容を変更しました、申し訳ありません。)
はじめまして。
現在、日本の大学の法学部の学生です。今4年生なので、ロースクールの入試に向けて必死に勉強しています。ですが、小さいころなのですが、しばらく住んでいたアメリカで将来働きたいという夢があって、最近就職のことなどを考えるとどうしてもその夢が捨てられません。日本の法学部に入ったので、ひとまず日本でできることをしてから、アメリカで弁護士資格をとりたいと考えていたのですが、アメリカで弁護士資格をとったり、弁護士事務所で、また弁護士として(日系の弁護士事務所でも)働くには、どのような方法があるのでしょうか。また、日本で弁護士資格をとってから渡米するという方法だと、アメリカでロースクールに入りなおすことになるのでしょうか。
インターネット等でいろいろ調べてみたのですが、情報量が多すぎて自分ができることがよくわからなくて…、又まわりにそのような進路の輩がいないため、どんな情報でもありがたいです!どうもありがとうございます。
回答(1件)
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No.1ベストアンサー20pt
まず、断っておきますが、米国の弁護士資格取得について熟知しているものではありません。ただ、米国の多くの弁護士との付き合い、日本人弁護士で米国(というより州の)弁護士資格をし得した人、米国弁護士資格は無いが、日本の大手企業の法務部などから米国の大手の弁護士事務所に研修派遣されている人たちと過去いろいろ話してきた経験から・・・また、米国は州別の試験ゆえ、その州の受験資格をきちんと確認してください。以下は一般論ということで:
貴殿の前提は、(1)日本のロースクールへ入る予定(現在学部4年)、(2)よって、日本で司法試験に合格し弁護士をめざしている、(3)米国の弁護士資格も取りたい、ということと理解します。
現在法学部4年ですから、日本で法学士をとれば、米国の大学でLLM(内容は調べてください)という1年のプログラムを終えることで受験資格は取れるはずです。
日本企業が多いしかつビジネスの中心であるニューヨークやカルフォルニア州の司法試験がいいでしょう。 私が知っている米国の大手の弁護士事務所ではJapan Practice とかいって、日本企業関係を専門にあつかっている部署をもっています。そこの関係する弁護士は米国弁護士、日本・米国弁護士、日本弁護士などです。
以下どうでしょう:
1. まず、日本の弁護士資格を取得(米国で働くとしても、日本企業をクライアントで持ちたいなら日本の弁護士資格がないと、米国資格だけでは説得力が落ちるでしょう。日本企業は元が日本の法律に基づいてますから。米国の法律だけなら米国人弁護士のほうが・・・でしょう)する。
2.LLMを取る。これは米国まで行かなくても確かテンプル大学日本校でも可能なはすです(問い合わせてみてください)。
3.日本のロースクールで司法試験勉強しながらLLMもでは現実的には無理でしょうから、基本的には日本の司法試験合格→司法研修終了してからになるでしょうが。
4.また、日本で弁護士になって大手法律事務所に入れば、そこでの研修の一環として米国のロースクール → 米国司法試験受験というのも結構あるようです。日本の大手のサイトで少しは情報わかるでしょう。
まだ、学部4年でこれから日本のロースクール(既習者コースで2年でしょうが)で、時間ありますから、これからいろいろと情報を取って今後を計画していけばいいかと思います。まずは、日本の司法試験突破を。
最後にクライアントの立場からの意見としてご参考までに(日本の弁護士であっても米国の資格も取りそこでpracticeするとして):
1. 弁護士はあくまでも法務のスペシャリストであり、全般的なビジネスの訓練を受けてきているのではないので、ビジネスのトータル的な知識や力量も期待したい。「法的な判断はあくまでもビジネス判断の一部の構成要素」ゆえ。ビジネス方面の弁護士めざすなら、会計知識は基本です。私のよく知っているカルフォルニア州弁護士(米国人、不動産)は、会計知識・実務のために大学で会計やり(大学院はロースクール)、弁護士になってから一時期は大手会計事務所で働いたといってました。
2.英語力はほとんどネイティブであってほしい。「米国で弁護士業」なら、主たるクライアントが日本企業であっても、ネイティブの弁護士と同等に近いレベルを希望。でないと、貴殿が契約草案そてもネイティブ弁護士チェックが入るようでは時間も費用もかかる。米国の司法試験(州別試験ですが)は、あるレベルに達していれば合格させる→その後どうなるかは本人の努力しだい、という考えで日本みたいに「競争試験」にはなっていないので、資格はもらえても、後は本人しだいゆえ、いみじくも米国での業務なら英語もネイティブレベルでないと・・と思います。米国の司法試験合格=英語もネイティブレベルではないですから。
3.米国の弁護士は専門が大きくわかれて業務をやっています。日本のようにこれもあれもというスタイルではないです。私の顧問先も労務専門(それも経営者側専門)、不動産、建築、会社法関係・・のように。この分野ではこの人というような評価を得ればクライアントの方から来るようになるかと思います。「下手な弁護士で安くしようとするより、金かかっても有能な弁護士の方が結局は会社にメリット」という声がよくあります。ぜひ、将来的にはそのような分野を持ってください。でないと、結構厳しいと思いますよ、収入も。
All the best,
この回答へのお礼
ご丁寧な回答をどうもありがとうございました!制度の全体像がつかめず困っていたので、とても参考になりました。どのような流れがあるのかがわかってよかったです。いただいた情報を参考し、学校や教授にも問い合わせてひきつづき情報収集に努めたいと思います。
どうもありがとうございました。
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