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閲覧いただきありがとうございます。


皆さんが考える「しみじみ」と「つくづく」の違いをどんな些細なことでもいいので教えてください!



例えば

1、君は佳い女だとつくづく思うよ
2、君は佳い女だとしみじみ思うよ


という二つの文では、どんな違いに気付きますか?

私は「つくづく」の方が前から思ってくれている感じがして、「しみじみ」はまるで今気づきましたみたいなイメージがあるのです。


是非いろいろなご意見を聞きたいので皆さんのお考えを教えてください!

A 回答 (6件)

「つくづく思う」は、前もそう思ったことはあるけれど、今回のことで改めてそう思った、という意味だね。


「しみじみ思う」は、今回のことは本当にそう思わせるに値することだったから、深く感じ入った、ということだ。
「つくづく」は、尽々。つくしづくしということ。
しみじみは沁々あるいは染々。こころにしみわたる様に。
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>どんな些細なことでもいいので教えてください!


ということですので、些細なことばかりですが回答いたします。

(1)「しみじみ」は漢字で書くと「染み染み」です。
「染みる、沁みる、滲みる」ってのは、じわじわと自分の心にしみ込んでくるということでしょう。
そしてそのしみ込んだものは、拭い去ろうとしても、もう取れません。
それの副詞が「しみじみ」です。
自分の心の立場からいうと、受動的な感じがします。
★しみじみ「君は佳い女だと今更ながら身にしみて思うよ。」

(2)「つくづく」は漢字で書くと「熟く」です。この言葉は源氏物語にも出てくる古くからある言葉です。
「熟」という字は、「熟柿」や「熟年」という言葉にも使われていますように、物事が充分な状態のことを指します。
自分の心の立場からいうと、やや能動的で「よくよく考えると」のような感じですね。
★つくづく「よくよく考えてみると君は本当に佳い女だね。心からそう思うよ。」

「つくづく」も「しみじみ」も、今は漢字で書きませんが、昔の人は漢字を使って書いていたらしいので、漢字から攻めてみました。

流行歌の歌詞は「しみじみ」の方が多いようです。
調べたわけではありませんが、そんな感じを持っています。
情感の表現は「しみじみ」の方かなと思います。
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個人的に感じるニュアンスとしては、



「つくづく」
掘っても掘っても尽きない井戸の水のように、次々と確信的に込み上げてくる。

「しみじみ」
ある日降り始めた雨が、乾季でひび割れた大地に振り注ぎ、慈愛をもって深く染み渡っていく。

といったような感覚でしょうか。

1、君は佳い女だとつくづく思うよ。
:どう考えても君は佳い女だと、確信的にそう思う。

2、君は佳い女だとしみじみ思うよ。
:君は佳い女だという感覚が、心にじんわりと感慨を持って深く染み渡っていく。
 
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こんばんは。



つくづく … それまでに色々なことがあって行き着いた状態
・君は佳い女だとつくづく思うよ(君を今まで見てきて、佳い女だと思う)
・つくづく嫌になった(もう嫌だ)


しみじみ … 深く思う状態
・君は佳い女だとしみじみ思うよ(心の底から佳い女だと思う)
・しみじみ嫌になった(※)(心の底から嫌になった)

(※:国語辞典に載っている用法です)


>>>私は「つくづく」の方が前から思ってくれている感じがして、「しみじみ」はまるで今気づきましたみたいなイメージがあるのです。

そのとおりです。正解です!
ちなみに、「つくづく」は漢字で「熟」と書きます。いかにも、ですね。


以上、ご参考になりましたら幸いです。
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これは私の感じ方で、正しくはないかもしれないですが、



しみじみ=心に染み入るような感じ
つくづく=頭(脳)を使っている感じ

がします。
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現代では、「つくづく」は否定的な場面で使われることが多いです。


「つくづくいやになった。」
したがって「君は佳い女だとつくづく思うよ」はちょっと皮肉が入っているようです。「あーはいはい、あんたはよくできた女だ」か「君は佳い女だ、それに引き換えこのオレときたら・・・」のどちらか。
「付く付く」は「引っぺがそうとしても取れない気持ち」
「染み染み(滲み滲み)」は心の奥にまでしみこんでいる感じ

なお、古語の「あはれなり」が「しみじみとじーんと感じる」です。
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