こんにちわ☆
7月7日にちなんで、七夕がらみの質問です。
童謡で「たなばたさま」というのがありますね。タイトルを何気なく聞いて、たなばた(棚機)に「様」という言葉を付ける感覚がいまひとつピンときませんでした。
いろいろ考えたのですが、
・関西でよく使う「お芋さん」のように親しみを込めたもの。
・「おつかれ様」のように丁寧さを表したもの。
・棚機ではなく「棚機つ女」(たなばたつめ)という人称名詞の略語なので様をつけた。
などが思いつきました。童謡ということも考慮する必要がありそうな気がします。どの解釈が適当でしょうか、また、他の解釈がありましたらご教示ください。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
>・棚機ではなく「棚機つ女」(たなばたつめ)という人称名詞の略語なので様をつけた。
だろうと思います。「おひなさま」も同様に人格化でしょう。
ただし,タナバタツメは古代日本の風習で,いまは残っていません。したがって,中国風の「織女(星)」を人格化したものと一般には認識されているでしょう。
ご回答ありがとうございます。
調べてみるとこの歌が文部省の歌唱集に取り入れられたのが1941年だそうです。作詞されたのがいつ頃かわかりませんが、当時の日本人の七夕観というのが、どうだったか気になるところです。
No.7
- 回答日時:
>これからは大手を振って「こんにちわ☆」で行けそうですね(笑)それほどのものじゃないか・・・
ハイ。その程度のものです。お友達が物言いを付けてきたら、チョッと突っ張ってみる程度。
でも、一応の筋は通っています。
>天にあるものに対して「お○○様」と呼びたくなるのにはなにか理由がありそうなんですが、もうちょっと例証を増やさないといけないですね。
お天道様、お日様、お月様、お星様・・・太古の昔に日本人に自然に発生した宗教(神道など)と同根だと思います。
お芋さんもへっついさんも同じなんじゃないかな。
そういうものに、「女房言葉のようなもの」が加わっているような気がします。
童謡には「お○○さま」や「○○さん」というのが多いでしょ。
「ぞうさん、ぞうさん、お鼻が長いのね」・・・幼児語といっても、幼児が造語したのではありません。
母親が勝手に「お」と「さん」をつけました。
これは、「女房言葉のようなもの」でしょう。
今度、図書館で海野十三の「火星探検」の復刻本を見てみるか!
手前勝手な講釈を聞いていただきありがとうございました。
いろいろご教示いただきありがとうございます。
またまた適度に横道に逸れて、わたし好みの展開になってきました。正直わたしのような浅学なものがこちらのカテゴリーに投稿する時は、けっこう緊張感を強いられたりもしますが、同時にこうやって少しずつでも知識が増えていくのが楽しかったりもします。
No.6
- 回答日時:
>「こんにちわ」はアリなんですか?
昭和20年代の小説には「こんにちわ」と書いています。
多分その後、文部省のバカ役人か御用学者が「こんにちは、あなた様にはご機嫌うるわしゅう・・・」の省略形だから「こんにちは」が正しいと決めてしまったのだろうと思います。
そんなものの省略形のつもりで「KONーNICHIWA]と言ってる人はいません。
これは感動詞です。だから発音通りの「こんにちわ」でいいと思います。
しかし、辞書はみんな「こんにちは」ですし、学校も「こんにちは」です。
「女房言葉」をウィキペディアで調べてみたら「様」は入っていなかったですね。
でも、ぼくは、お上品ぶって何にでも接頭語(お)や接尾語(さま)を付ける言葉遣いは「女房言葉」だと思っています。
おビール、お受験など。
「女房言葉」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E6%88%BF% …
海野十三「 火星探険」 青空文庫ヨリ
================================
「火星の諸君、こんにちわ。ごきげん如何ですか。ぼくたちは地球からはるばる来ました」 山木がしゃべっている間、張もネッドも、山木と同じようなかたちをして、あいさつをした。 すると、とつぜん火星人の中から奇妙な声があがった。 ...
================================
これからは大手を振って「こんにちわ☆」で行けそうですね(笑)それほどのものじゃないか・・・
あくまでも女房言葉「のようなもの」という程度の扱いがいいようですね。天にあるものに対して「お○○様」と呼びたくなるのにはなにか理由がありそうなんですが、もうちょっと例証を増やさないといけないですね。
そう言えば、隣の市の図書館に海野十三の「火星探検」の漫画化したものの復刻本があったような気がします。こんど行って確認してみますね。(今ちょこっと確認したら旭太郎(小熊秀雄)作 大城のぼる画 のもののようです。間違いありません)
No.5
- 回答日時:
「こんにちわ」は正しいですよ。
これは感動詞です。
「今日はご機嫌うる・・・。」とおっしゃるつもりなら「こんにちは」ですがね。
新仮名遣いに切り替わった頃は、みんな「こんにちわ」でした。
「こんにちわ」の言いっ放しは「こんにちわ」でよろしい。
関西でよく使う「お芋さん」や「へっついさん」の「さん」とちょっと通じるところがあると思います。
この「さん」は、単なる親しみではなく敬称の部分が大きいと思います。
関西では「さま」とハッキリ言いません。
「神様」でも「カミサン」です。
七夕はNo.3さんのおっしゃることがピタリだと思います。
敬称の「さま」なんでしょうけれど、これに女性特有の上品さ・ていねいさの表現の「さま」も入っていると思います。
女房言葉みたいなやつ。
大人の男は「たなばたさま」と「さま」を付けないで、呼び捨てにするでしょう。
ご回答ありがとうございます。
buncha3様、先だってはご丁寧な回答をいただきありがとうございました。
「こんにちわ」はアリなんですか?広辞苑にも小学館の国語大辞典にも載っていなかったので、辞書的にはアウトかな?と思いつつも個人的な好みで使っていました。基本的にいい加減な人間ですが・・・息苦しいのと、風通しの悪いのは嫌いな性格です^^。
それはそうと、「女房言葉」というのはなんとも言い得て妙ですね。ちなみにわたしがNo.4さんへのお礼の中で述べた「お星様」というような言い方も女房言葉のひとつと言えるのでしょうか?あまり男の人は(こどもでも)使わないですよね。
No.4
- 回答日時:
No.1の再訪です。
>調べてみるとこの歌が文部省の歌唱集に取り入れられたのが1941年だそうです。作詞されたのがいつ頃かわかりませんが、当時の日本人の七夕観というのが、どうだったか気になるところです。
すでに江戸時代から,江戸などの都会では中国風の「笹飾りを立てて星を祭る行事」が主流となっていましたが,農村部では古来の風習(川に人形ヒトガタを流して厄払いする,など)が残っていたようです。文部省唱歌ができたのはずっと後年ですから,「中国風の七夕」観であったことは間違いないでしょう。歌詞にも「笹の葉さらさら」とありますしね。
ただ,ご質問の「たなばたさま」という言い方にかぎれば,古代からずっと存在したものか,あるいは,この唱歌ではじめて作られたものか,ぼくは知りません。可能性として,一種の巫女ともいえるタナバタツメへの尊称が,古代から脈々と続いてきたのではないかという仮説も捨てがたいと思います。
ご再訪ありがとうございます♪
さっき、夕食の支度をしていたときにふと思ったのですが(笑)、子どもの頃って天体に「様」をつけて呼ぶことが多くなかったですか?男の子はちがうのかな?「お日様」「お月様」「お星様」あとちょっと違うかもしれないけど、「かみなり様」とか。
他に自然の事物や現象に「様」をつけるものがあるかな?と考えたのですが、今のところ思い当たるものがありません。この問題を考える上でなにかヒントにならないでしょうか?
No.2
- 回答日時:
チムニィキャットさん、こんにちは。
ぽこぺろぽです。七夕に様という敬称をつけるのは、おそらくご指摘の、関西に見受けられる親しみを込めた意味と、人称名詞の略語としてつけられたと思います。詳しいことは知りませんので、これから調べてみます。新たにわかりましたらご報告致します。
僭越ながら、国語カテですのでひとこと。「こんにちわ」よりも、「こんにちは」のほうがよろしいのでは?失礼を申し上げますが、特に若い方は目につきますもので。最近は許される傾向にあるようですが、「今日(こんにち)は」の助詞である「は」を、「わ」に変換して用いるのは、本来は正しいとはいいがたいと考えます。何とぞご容赦を。
この回答への補足
ぽこぺろぽさん、ごめんなさい。勝手ながら急遽締め切らせていただきます。もし調査中だったら申し訳ないです。また別の機会もあるかもしれませんので、よろしかったらメモ書きしてファイルしておいてください。よろしくお願いします。
補足日時:2009/07/08 21:51ご回答ありがとうございます。
あら、ぽこぺろぽさん、こちらでお会いできるとは♪
せっかくのお申し出ですので、もうしばらくの間受付中ということにいたします。
わたしが「こんにちわ」としているのは意図的に、です。「は」と「わ」だけをとり出してみたとき、「わ」のほうが女性的な丸みを帯びているようにわたしには感じられるので、いわばweb限定のかな遣い、という感覚で使っています。友人とのメールのやり取りでも最後に「でわでわ^^」みたいな感じで使ったりもします。☆も追加のオマケみたいなものですね。テキトーに読み流してくださいませ。(当然ながら、ビジネスやあらたまった文章を書く際は正しいかな遣いを心がけております)
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