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ペーパークロマトグラフィーを用いてフェノール類の分析を行ったのですが、その際に出された課題の一つがわかりません。
以下がその課題です。

「展開時間と溶媒の移動距離の関係をまとめたグラフは直線にならない。その理由を説明せよ」

実験の概要は、
ペーパークロマトグラフィーを用いてフェノール類(サリチル酸、カテコール、プロトカテク酸、没食子酸)の分離を行う。
発色には塩化鉄(III)反応を用いる。
Rf値とその発色状態を観察する。

お分かりになる方がいらっしゃいましたら、回答お願いします。

A 回答 (1件)

ペーパークロマトの展開方式には上昇法、水平法、下降法などがあります。


上昇法:上を押さえた濾紙の下から展開液を上昇させる。駆動力は毛細管現象。
1.駆動力の問題。毛細管現象で昇る距離には限界がある。
2.展開槽内の溶媒蒸気が上方で飽和蒸気圧になっていない。上部の濾紙面から蒸発が起こり上昇速度が抑えられる。
なので、他の二つの方法が使われることがあります。
水平法:平たい容器に濾紙を挟んだガラス板を濾紙が水平になるように置き、スポットした側をはみ出させ溶媒が溶媒溜か容器下部から濾紙に染み込むようにする。
下降法:溶媒溜を展開槽の上部に置き、濾紙の上部にスポットして展開槽内で溶媒が下向きに展開されるようにする。(カラムクロマトの濾紙版)
多分、御質問は上昇法に関してでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ご察しの通り、上昇法で実験を行いました。

丁寧な解説でわかりやすかったです。
それでは。

お礼日時:2009/07/13 18:50

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