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スピーカーの種類で「デュアルコーン」というのがありますよね。

フルレンジのスピーカーの中心に「ラッパ」が付いているものだと思いますが、これは定位の良さを目的にした、2ウェイの「コアキシャル」とは質が違うと思いますが、何を目的として作られているのでしょうか?やはり、高音の向上でしょうか?

というか、中心にラッパを作ったくらいで、そんなに高音の向上には繋がらないような気もするのですが。。。

ご存知の方、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

メーカーによって呼び方が統一されていないので、ややこしいですが...



最も広義には、「コアキシャル」というのは、「ウーファー+ツイーターの同軸構造」を含みます。たとえば、ウーファーの中心に、ドーム型のツイーターが別の磁気回路を持つ形で取り付けられています。「ラッパ」がついている場合(ホーン型ツイーターの場合)もあります。

「ダブルコーン」や「デュアルコーン」というのは、ふつう、磁気回路が1個で、2つのコーンを同時に駆動する方式です。振動板面積が大きくなると、高い周波数を再生しようとしたとき振動板の中心付近だけがボイスコイルに追随し、周辺部分は正確に振動しなくなり、歪みを生じます(分割共振という)。そこで、サブコーンなどと呼ばれる小型の振動板を取り付けることで、高い周波数の再生はサブコーンに受け持たせよう、ということです。

したがって、これは、いわゆる「メカニカル2way」の一種です。

サブコーンの形状は、ラッパ状というか、小さいすり鉢状というか、の形をしている場合が多いですが、他の形状もあり得ます。端的に、ドーム型でも構いません(この場合、サブコーンのない普通のウーファーやフルレンジとは、外観上、ほとんど違いがなくなります)。

つまり、サブコーンは、「ラッパ(ホーン)としての働き」を期待して付けられているのではなく、「分割共振を起こさないサイズの振動板」として取り付けられています。
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この回答へのお礼

さっそくのご回答、ありがとうございます。

とても分かりやすいご説明、ありがとうございました。
大変参考になりました。

お礼日時:2009/07/14 16:16

最近は海外での一般名であるデュアルコーンで呼称する様になりましたが古くはダブルコーン。


名器も沢山あった、紛れも無く広帯域再生目的の手段の一つです。
今でも一般用途の他、キーボードアンプその他、スペース、コスト、音色の適性等により搭載されています。
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この回答へのお礼

さっそくのご回答、ありがとうございます。
大変参考になりました。

お礼日時:2009/07/14 16:16

はじめまして♪


「デュアルコーン」「ダブルコーン」など表現はいろいろの様ですね。

大きなコーンで低音を、小さなコーンで高温を と言う目的が多い様です。

さらに「トライコーン」と言う もう一つ、、、、 実際に合ったそうです。


真意はまだ判りませんが、ボイスコイルボビンで高域は奇麗に再生出来るそうです。 これに大きな振動板を取り付けたために 低音が得られるけれど、高域に共振が出るため、共振を抑える目的でサブコーンを儲けたらしいというのが、私が読みかじった知識です。


ライス&ケロッグのスピーカーを解析したらしい物を読んだ、うるおぼえ知識ですので、アヤシイカも(苦笑)
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この回答へのお礼

さっそくのご回答、ありがとうございます。
大変参考になりました。

お礼日時:2009/07/14 16:15

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