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原子や核子の大きさは、ボーア半径や核力の及ぶ範囲としてだいたい説明がつくのですが、クォークの大きさ(≒10^(-19))には何か理由があるのですか?

A 回答 (2件)

核子の大きさは核力の到達距離ではなく、形状因子として通常説明されます。


http://www-kuno.phys.sci.osaka-u.ac.jp/~takubo/o …
の中の「陽子は点でなく大きさがある」以下をご覧ください。核力の及ぶ範囲として説明されるのは核子の大きさではなく、中間子の質量です。(よく知られているように湯川が核力の到達範囲から中間子の質量を予言した)。力の到達距離を半径とすると、電磁力の到達範囲は無限大なので電子半径は無限大ということになってしまいます。(重力の到達距離も無限大なので地球半径も無限大?)
SLACの深非弾性衝突の実験で陽子内部に点状の「パートン」が発見され、後にこれがクォークと同定されました。このように標準理論ではクォークは大きさがなく点状とされていると思いますが、クォークの大きさ(≒10^(-19))というのはどの文献にあるのでしょうか。
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この回答へのお礼

なるほど、核子についても参考にさせていただきます。ありがとうございました。
クォークの大きさについては「クォーク 大きさ<10^(-19)m」という参考書の記述を、勝手に=としてしまっただけでした。

お礼日時:2009/07/27 19:05

標準理論を越えるものは(ニュートリノの質量を除いて)確かなものはありませんが、標準理論が最終理論と見なされているわけではありません。

実験的にはクォークの大きさ(形状因子)の上限しか分かりません。
http://www-zeus.desy.de/physics/phch/conf/ichep0 …
によるとクォーク半径は
 R ≦ 0.67×10^-16 (cm)
とされています。
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この回答へのお礼

標準理論ってもう証明済みの理論だと思っていました(--;)
参考にさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/28 17:43

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