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今日、模試で酸性酸化物を選べという小問がありました。
いま、手持ちの教科書で確認したのですが、記述がありません。
溶かしたら酸性になる、CO2みたいなものでしょうか?

A 回答 (3件)

高等学校の教科書には載っているはずです。


「非金属元素の単体と化合物」の章の「酸素」の項です。

酸性酸化物、塩基性酸化物、両性酸化物
と3つ出てきます。

ラボアジェの時代では酸性酸化物は酸でした。
CO2もSO2も酸です。NO2も酸です。P2O5も酸です。
水に溶かして酸性を示すものは酸です。すっぱい味がしたり、金属を溶かしたりする働きが期待できます。
わざわざ酸性「酸化物」という言葉で酸と区別したりしていなかったのです。CO2は炭酸です。
(「水溶液が酸性を示す物質は酸である」という定義は現代でも通用するものです。)
主に非金属元素が酸素と結合したものは酸性を示します。
酸素oxigenという言葉は「空気中の呼吸に役立つ成分には酸でないものを酸に変える働きがある」という意味でつけられたものです。このような変化をラボアジェはoxigenationと呼んでいます。oxi-は酸の意味ですから「酸生成」です。
「ラボアジェは酸性の原因が酸素であると考えて「酸素」という名前を付けた。これは誤っていた。」というよく書かれている文章は誤りです。ラボアジェはこんなことは言っていません。
参 「(読みきり)化学史」(渡辺啓、竹内敬人 著)

金属元素が酸素と結合して出来た化合物は塩基性を示します(教科書では塩基性酸化物と呼ばれているものです)。
金属元素でも結合の程度を進めると酸になるということも言っています。マンガンの化合物が例に出ています。酸素との結合の度合いが低い時は塩基、高い時は酸になっているのです。

ラボアジェは非金属元素と酸素の化合物と区別する言葉としてoxideという言葉を作りました。
oxideは現在では「酸化物」という意味になってしまっているのですがラボアジェが作った時の意味は「酸と同じ様な出来方をしているのに酸とは異なる物質」というものです。
-ideという語尾は「似ているが異なる」という意味です。-oidであれば「似ている」という意味です。
周期表の57~71番の元素はランタノイドと呼ばれています。ランタンに似ているもののグループです。以前はランタニドと呼ばれていました。ランタニドだとランタンを含まない事になりますので名称が変更されました。

手元にある辞書で-ideを引いても「~化物」という意味しか出てきません。「似ているが異なる」という意味だというのを書いてある辞書を見つけることが出来ませんでした。ランタノイド、アクチノイドの例を教えてもらって納得した次第です。
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No.1さんの回答を参考にして下さい。



ただ、酸性雨の原因は、排ガス中に含まれるNOx(窒素酸化物:NO,NO2など)やSOx(硫黄酸化物:SO2など)が原因のようです。
これらが水に溶けると、亜硝酸、硝酸、硫酸など、まさに「酸」になります。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E6%80%A7% …
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科学的な定義は参考URLを参照。



たぶんですが、これが空気中の水分にとけて酸性雨になるんじゃないかなと。(自信ないですけど)

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/酸性酸化物
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
とても参考になりました

お礼日時:2009/07/27 22:41

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