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ギターです。
アンプのセッティングについて少々教えてください。
ゲインの設定についてです。
歪ませる音で鳴らすなら、ゲインで歪み具合を調節、マスターボリュームで最終的な音量を調節、となるのでしょうが、僕は基本クリーンで使うので、そういう場合ゲインはどう扱えばいいのでしょうか。

今までは、ゲインをコードを弾いてもなんとか歪まない程度のレベルまで上げ(アンプによっても違いますが3~5ぐらいの間)、それからマスターボリュームで音量を調節するというやり方をしていました。基本的にはこの方法で間違ってはいないと思います。
しかし、ある記事で「クリーンで鳴らす場合でもゲインを調整することで倍音の量や反応性をコントロールでき、同じ音量でも音を前に出すか、控えめにするかといった設定ができる」というのを読み、もっとアンプセッティングについて積極的に知ろうと思いはじめました。

しかし、バンドでやる時に設定をいろいろ変えたりしているのですが、あまり変化がわかりません。
僕は耳が少し軟調気味なので、高音の聞こえが多少弱く、そのせいで倍音の出具合を感じにくいのかもしれませんが、バンドの音はそんなのは関係ないぐらいの音量ですからね・・・(大音量バンドということではなく普通のバンドですが、生ドラムの音量に合わせるという意味で)
クリーン音の場合のゲインの使い方、コツなどを、詳しく説明してくださる方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

ジャズ・フュージョン中心に楽しんでいるギタリストです。


確かにギターを演奏するための理論というのは必要であり、ジャズにおいては理論無しでは話にならないです。これはコードプログレッションやモードひとつ取ってもお分かりかと思います。

しかし、ことアンプのセッティングについては#1氏や#3氏ご回答の通り、理屈はあっても、現実にはその場に合わせて作っていくしかない、というのが正解に近いと私も思います。

そもそもスタジオの練習はあくまで練習であって、そのバランスのままライブを行うわけではありません。音質や各パートの音量バランスはライブの都度変わるのが当たり前です。

他回答重複を避けて表現すれば、基本的な理論は押さえておいて当然ですが、実践場面においては、その日のバンドの調子はどうか、どのようなアンプを使用するか、アンプの設置場所はどこか、ハコのキャパと収容率はどうか、PAの有無、全体の音量はどうか、その日の天気、湿度はどうか、等々様々なファクターが絡み合って条件変化を伴いますのでそれに合わせて微調整を繰り返していきます。

そういったたくさんの実践経験をノウハウとして蓄積し、それをスタジオ練習に活かし、さらに次の現場へフィードバックできるようなスキルを磨いていく必要があると思います。

質問者さんの1#氏へのコメントで
>「なんでか分らないけど、こうやったらこんな音がする」だけで済まさないで・・・
というくだりがありますが、実際には「理屈よりも経験」みたいなことはよくあるのです。演奏上の技巧の問題ならば、キチッと理論で説明がつき、なぜこのモードならこのテンションなのかを説明することは可能ですし、そうあるべきです。

しかし、アンプから出る音作り、バンドサウンドに関しては、そのような明解な理論が確立されているわけではなく、やはり経験則から最適値を判断するというのが現場でのやり方だと思います。

少し昔、ジャズのある大家が、著名な現代音楽の作曲家に
「どのような理論で音の配置を行えば、このように素晴らしいサウンドになるのか?」
と尋ねられた時、そのジャズメンは
「理論じゃない、こうするとグッドなサウンドになるからだ」
とだけ答えたそうです。ご参考まで。
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この回答へのお礼

いつもありがとうございます。
アンプの音作りや音響に関しては、その場で微調整するしかないのですね。理論というより経験則の世界ですね。
もっと経験を積んで、どんな状況でも即座に対応できるようなノウハウを身につけられるよう頑張ります。

>「理論じゃない、こうするとグッドなサウンドになるからだ」

まさにそうですね。過去スレにも同じことを書かれていますね。理屈じゃないけど素晴らしいことは世の中にはたくさんあるんだ、ということを肝に銘じたいと思います。

お礼日時:2009/08/02 02:11

>「なんでか分らないけど、こうやったらこんな音がする」だけで済まさないで、真剣な趣味として取り組む以上、物事をもっと突っ込んで追求しようと思いませんか?



というのは、ギタリストには珍しいお考えですね。いや、別にバカにしているのではなくて「あっぱれ」という意味でです。

とはいうものの、
>ある記事で「クリーンで鳴らす場合でもゲインを調整することで倍音の量や反応性をコントロールでき、同じ音量でも音を前に出すか、控えめにするかといった設定ができる」
というのは、その記事は、ある意味結構『乱暴な物言い』です。

決して間違ってるという意味ではないのですが、その記事がもしお手元にあるなら、例えば「こういう種類のアンプの場合」的な、その『物言い』に繋がる前提条件が有ったんじゃないでしょうか?

私が、質問者の方に対して「ギタリストにしちゃ珍しいお考えですね」などとほざく(すいません(^^ゞ)部分と重なる話なんですが、ギターアンプによって、
「ゲインとマスターの関係で倍音構成(要は音色)が大きく変化するタイプ」と、
「マスターは音量以外にはほとんど影響せず、音質はもっぱらゲインとEQ部のみで作られる」
タイプの両方があります(No.2の方のアドバイス例がこの典型)。
また、文字でこう書くと『大きく2種類有ります』的な書きぶりになってしまいますが、実際そんな事はなく、それぞれ「どっちかと言えば…」的に、本当にアンプによって様々です。

なので、ギタリストによっては、
「自分が弾く時は、(できるかぎり)自分の気に入った音とコントロールの特性の、『特定の種類のアンプ』しか使わない」
という方向性に走る人と
「その場その場で特性の違うアンプを使うのが大前提なので、細かい理論は知っててもほとんど通用しないから、(例え知ってても)理論に拘らずその場の感性と経験で音を作る」
という方向性の人と…これは、程度の差はあれど、ベテランになれば必ずどっちかの方向に別れていきますね。

クリーン音での調整方法という観点では、どのアンプであっても、今現在、質問者の方がやっておられる方法が王道の手法ですから、私は『いや、その方法で正解。別に変える所はないですよ』というのが本音です。
それに加えて、「ゲイン上げ気味+マスター下げ気味」と「ゲイン下げ気味+マスター上げ気味」を試して、
・音色が大きく変わるタイプのアンプなら『一番気持ちの良い音がするバランスを探す』
・音色にあまり変化が無いアンプなら、今までどおりのやり方でゲイン位置を決める
を、その場その場で試すしか無いですね。
となると…まぁ私の言い分も、結果的にはNo.1の方の意見とほとんど同じになってしまうわけなんですけどね(^^ゞ。

私に言わせれば…なんですが、理論または知識をしっかり学ぶ的な観点では、
・アンプのこのコントロールをこうすれば、(必ず?)音はこういう変化をする。
的な学び方(純理論的?)は、実際のところ現場ではそんなに役に立たず、
・ある方向性の音が欲しい時、○○タイプのアンプであればコントロールはおおむねこう。△△タイプのアンプならだいたいこうすれば近い。
という、アンプの型式に対しての知識/経験量が豊富な方が、絶対的な強みだと思います。
そのためには、いろいろなアンプに触れて、その都度「あーでもないこうでもない」と苦吟する経験が、一番の知識財産ですね。

ベテランギタリストで音作りが上手い人は、もちろん理論に造詣深い人も多いですが、「(例え理論に精通してても)結局は実際にいろいろなアンプに対峙して、その都度、音作りで悩んだ経験量が多い人」ということになります。ここだけは自信ありです(^^ゞ。

あと、バンド内での音の変化という点では
・(使い物にならない音になることは前提で)思い切った設定で音を出してみてバンドで合わせてみる。
(もちろん、バンドメンバーに「ちょっと実験させてね」と一声掛けて…で、メンバーから「その音はちょっと…」という意見貰うのも勉強のうち)
・個人練習でバック無しで、自分的には「これが最適」という音をまず作り、バンド練習ではまず個人練習時のセッティングをして、結果的に埋もれてくる音色要素を強調していって、バック有りでも自分の最適音に近づくよう模索する。
という手法が、結構有効だと私は考えています。

その意味で、No.1の方のアドバイスは、実践に即して大変ごもっともです。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます。
要するに、アンプの個々の特性をいかに多く知り、そしてそのそれぞれの美味しいセッティングを知ること、に尽きるわけですね。
だいたいスタジオやライブハウスにあるアンプは、JCかツインリバーブです。マーシャルもよく置いてありますがこれは使いません。
JCもツインリバもワンボリュームなので(ザ・ツインはゲインがありますが)、実際ゲイン設定が気になるのはごく一部の場合だけです。
もう少し現場検証を重ねて、コントロールのノウハウを蓄えようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/02 01:58

クリーンで良い音色を得る方法:マスター付きの場合はマスターMAX(これでマスター無し同等になる)ゲインをVRとして使う。

(少し回すだけで十分な音圧が得られます)
これがフェンダーブラックフェース等オーソドックスなギターアンプ音色を得る手法です。
お試し下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2009/07/31 20:46

理屈を云々しても結局は自分の耳で音の違いがわからないと意味がないので、バンド練習で他の楽器に埋もれてわからないということであれば、一度一人で個人練習でスタジオに入ってじっくり気が済むまでアンプのセッティングをいじりながら音の違いを聴いてみるのがいいと思います。

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この回答へのお礼

>バンド練習で他の楽器に埋もれてわからないということであれば

いえそうではありませんで、埋もれて分らないことはありません。自分の音はよく聞こえてます。
また近くに行きつけのスタジオがあるので、個人練習でもよく使います。その時にもセッティングをいじったりしてみて試すのですが、ギターだけだと逆にバンドの音の中でどういう効果になってるのか分りにくいですね。

>理屈を云々しても結局は自分の耳で音の違いがわからないと意味がないので

たしかにそれはそうですが、理論上の仕組みや方法論を知っているに越したことは無いと思います。
「なんでか分らないけど、こうやったらこんな音がする」だけで済まさないで、真剣な趣味として取り組む以上、物事をもっと突っ込んで追求しようと思いませんか?
僕はこのバンドとは別にジャズギターをやっていますが、人によっては「理論など関係ない、自分が弾きたいことを感覚で弾けるように練習すればいいだけ」と言う人がいます。それで出来ないことはないかもしれませんが、現実的にはコピーや感覚を磨くのと同時に、理論も勉強しないとしっかりジャズを習得するのはなかなか難しいものです。
ですから、何事も感覚だけを頼りにせず、いろんな方向から物事を捉えることを忘れないようにしています。

お礼日時:2009/07/31 16:38

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