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エーテルは親水性でしょうか?疎水性でしょうか?
また、無極性の溶媒中では不溶になるのでしょうか?
アドバイスお願いします。

A 回答 (2件)

そもそも疎水性or親水性という一刀両断的な分け方に無理があります。


たとえば、石鹸とかに関する説明を見ればわかるように、同一の分子(というよりイオン)の中に、疎水性の部分と親水性の部分が存在することによって界面活性剤(平たく言えば洗剤)としての機能を持っていることになります。
同様のことをエーテルについて考えますと、酸素原子の部分は水と水素結合を形成しますので親水性を備えていると言えるでしょうし、アルキル基の部分は疎水性です。したがって、酸素の割合が多いエーテルは比較的水に溶けやすいことが多いでしょうし、それが少ないエーテルは水に溶けにくいことが多いでしょう。要するに疎水性部分と親水性部分のバランスの問題ですね。まあ、そもそも疎水性or親水性という問題が、水に対する溶解度のみからはかれることでもありませんしね。

>また、無極性の溶媒中では不溶になるのでしょうか?
基本的に無極性溶媒にはよく溶けます。水が存在しない状態では、酸素原子があっても水素結合を作る相手がいませんので、『親水性』という性質は表に出にくいです。そこが、アルコールと違うところです。

dabadaba11さんの理解度がわかりませんので、若干、難しい説明になったかもしれません。
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この回答へのお礼

非常に詳しい説明参考になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2009/08/11 08:45

ジエチルエーテルは水に6.04%溶けます。

ジメチルエーテルは水と自由な比率で混ざります。
またジエチルエーテルはほとんどの無極性溶媒と自由な比率で混ざります。
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この回答へのお礼

詳しいアドバイスありがとうございます。
参考にさせていただきたいと思います。

お礼日時:2009/08/11 08:41

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